2021/05/20(木)16:23
ルパン三世パートⅢに物申す?
ルパン三世partⅢ。
知ってる人は知ってるが、知名度は思ったほどナイ第3シリーズでした。
といういますのも、期待されて登場したルパン三世partⅢでしたが
当初はものすごく狙った感じの画風で”新しいルパン三世を作り出そう”とした・・・んでしょうけれど
絵がドンドン荒れてきまして、最終的に峰不二子は誰だかわかんなくなり、次元大介もただのアイコンとしての存在でアニメーションキャラクターと言うにはほど遠くなるようなイメージでした。
今のルパン三世と言う物をリスペクトしているスタッフからすると、ただ間に合わせで作っただけ的なものに見えました。
皆さんもご存じだと思いますが、ルパン三世の初代版は読売テレビ制作で「大人向けのアニメ」といった方が正しかった内容です。
そしてテレビの再放送を経て人気が出たルパン三世が俗に言う赤ルパン。
こちらはルパン三世の人気に日本テレビが制作したアニメーションになります。
ルパン三世partⅢは赤ルパンの人気にあやかって、また読売テレビの制作に戻りました。
「赤ルパンは内容がちょっとガキっぽくなった」(山田康雄氏談)と言うのもわかります。
ただゴールデン枠での放送と言うことを考えると、ちょっとコミカルにしたほうが正解だったのかな?と言うのはあります。
しかし、このちょっとコミカルな受けて新ルパン3世はコミカルなキャラクターになりました。
もちろんハードなストーリーも中にはあったわけですけど。
そしてピンクルパンことルパン三世partⅢ。
こちらは思いっきりストーリーがギャグ路線で、ルパン三世はギャグ漫画であると言わんばかりの内容が多くなって参りました。
絵が荒れて、内容がギャグマンガと言うことで番組そのものは結構人気があったんですが、今に残るようなストーリーや伝説の物語はほとんどないと思います。
結果、今生き残っているルパン三世と言うものがコミカルで結構ハード。
そういった内容を持っているのでみんなが求めていたものとは・・・ずれていたと言うことでしょう。
あの当時、カリオストロの城がヒットしたのでまたルパン三世の映画を作ることになったのですが
結果として、河合奈保子をゲストに呼んだりもしましたが『伝説に残るはちゃめちゃな映画』になったと思います(笑)
私も、河合奈保子さんが好きなのであの映画をわざわざ見に行きましたが正直言うと『なんじゃこりゃ?』で終わってしまった。
ルパン三世partⅢは・・・
正直ものすごく残念な作品でしたね。
全てにおいて。
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