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2008年02月10日
カテゴリ：言葉
吉本隆明
「僕はそのとき、たとえ発言することが難しい時期でも、自分の意見は言っていこうと思いました。今もそんな時代なんです。政府はもうじき不況が終わるだとかいろいろ発表しているけど、そんなの絶対ウソだと思ったほうがいい。企業がリストラして、人件費を減らしたから景気が上向いてきただなんて、とんでもない話だ。僕に言わせれば、不況の終わりを判断するのは簡単で、“最近懐が温かくなったから、飲みに行くか、旅行でも行くか”って気分にたくさんの人がなったとき。われわれ個人がそう感じるまでは、誰がなんといおうと、この不況は終わってません」 2002年5月17日 いい文章の条件というのはつきつめるとそれですね。読み出すと止まらない。面白いつまらないではなくて、お風呂に入ったみたいに、「今のこの状態を変えたくない」という気分になる。（略） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2008年02月10日 10時22分32秒
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