カテゴリ:生活雑感
このブログは、元・旅行業に従事していた「幸兵衛」(S12年生れ)が書いています。 日中時の国内航空便の貨物スペースが空いている。なんて知らなかった。旅行業は航空会 社の発券機関だった頃がある。すべての国内航空路線の少なくとも半分くらいは大手旅行 会社の店舗で予約発券していたものである。 私の経験では旅行業の店舗前に航空券予約のために行列ができていたのである。 航空会社は複数あり、同じ路線のシェア争いがあって、航空会社の方とは親交があったが 貨物室の運用はについては門外漢であった。 時は移り私も隠居の身で航空会社との接点は無くなったが、公共交通機関については関心 があり、「日中時の国内航空便の貨物スペースが空いている。」とは何故だろうと思った。 ニュースリリースで 【ANAとロジレスは航空便とDXを組み合わせ、ECの翌日配送を継続し、さらに配送範囲を 拡大します ~費用を抑えながら物流の2024問題に対応していきます~】という記事を読 ませてもらった。2024年2月27日付け ECの意味は、インターネットを介して行われる商品・サービス売買の総称だそうで、国内 航空便の貨物室の空きスペースを利用して、とくに岡山以西への物流商品を全日空とロジ レスという企業が連携し、翌日配達を維持できるようにするのだと言う。 ************************* ANAとEC自動出荷システムを手がけるロジレスは、空輸と物流DXを連携させ、効率的なEC物 流を構築しました。 本取組によって、物流の2024年問題でEC事業者の翌日配送できなくなった主に関東地区発、 中国・四国地方の岡山以西の配送を、翌日配送できるようになります。 さらには、今まで翌日配送が難しかった九州地区全域(島嶼部除く)まで翌日配送できる ようになります。 ************************* 貨物の長距離輸送は夜行便のトラック輸送が主流で、航空便利用でも夕方以降の便は貨物 室も満杯になるが、意外に、昼間の時間帯は、長距離を飛ぶ航空便の貨物室はのスペース に空きがあり、物流会社のロジレスと全日空が連携契約したのである。 当面は東京からの岡山便を利用して、岡山からトラックで四国、九州に配送するようであ る。輸送運賃はいかほどでどうなっているのか知らないが、飛行便の貨物室の空きスペー ス活用は今まで思いつかなかったので、双方にとって良い話である。 日中時の国内航空便の貨物スペースが空いている。このことを利用して秋には全国各地へ の便も利用が進み、インターネット購入した荷物が翌日に届くのはうれしいことである。
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最終更新日
2024.04.14 10:00:12
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