カテゴリ:生活雑感
このブログは、元・旅行業に従事していた「幸兵衛」(S12年生れ)が書いています。 佐倉市に新交通システムで日本初の「顔パス」乗車ができるようになった。 こりゃ良いなあと思った。 私は月に2回JRを利用している。このブログでも書いたが、券売機前で乗車券購入に手間 取るので困っているのである。顔パス良いなあと思う所以である。 「顔パス」という言葉は昔から使われていた。地位や権力などを利用して、無賃乗車や無料 入場をすることを指している俗語である。 その俗語の意味がこれからは違ってくると思った。顔を認識されるとお金は本人の口座か ら引き落とされる仕組みであって、地位や権力に関係が亡くなるからである。 私は地位、権力を持っていないが、人生に一度だけ「幸兵衛さんは【顔パス】でどうぞ」 と言われたことがある。言ったお方は功労者だと認めてのことかも知れないが、私は「な んて言葉を使うんだ」とムッとしてしまった。 言葉の意味が変わるのは「やばい」と同じだなと、いまでは納得しているが、顔認証で公 共交通機関に乗車できるのは有難い。 現状の出札機はプリペイドカードか現金で購入できる仕組みで、慣れている人でもこの操 作に手間取る。現金を挿入するのにうまく機械が反応してくれないからだ。 片手に杖、片手にトートバッグ、小銭をポケットから出して挿入するのは意外に難しい手 作業になる。後続の人が苛立っているのが判るし、発車時間に容赦はない。 それが「顔パス」で乗車できたらどれほど有難いことかと思う。 イメージの良くない俗語「顔パス」なので、顔認証システムなので何か新しい言葉を使っ たらどうだろうかなんて思いもあるが、このシステムのさらなる進化に期待する。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.20 10:00:16
コメント(0) | コメントを書く
[生活雑感] カテゴリの最新記事
|