益子の街はみぅちゃん達がよく釣りに来る所らしく、みぅちゃんのご主人は近辺の様子を自分の庭の如く知っていました。
　イチゴ団地を後にした私達は、みぅちゃんたちが釣りに来るポイントのダムへ行ってみました。
そこではいくつもの団体がお花見がてらのバーベキューを繰り広げています。
みぅちゃんのご主人はダムの魚の様子を伺い、私とみぅちゃんはそののどかな光景の中で暫したそがれていました。
やわらかな日差し、ゆっくり流れていく時間がどれだけ贅沢に思えたことか・・・。
それから私達は 再び益子の街に戻り、今度は焼き物のお店が連なる通りを散策しました。
私は焼き物には詳しくないのですけれど、伝統を守る沢山の焼き物や、昔ながらの藁葺きの藍染のお店なんかに囲まれて また少し日常の喧騒から遠ざかっていくように感じました。
　しばらくいろんなお店を覗いて回った後、私達はテラス席のあるカフェへ。
そこで軽く遅めのお昼を済ませようと思ったのですけれど、そこは周りの街と同様、時間がゆっくり流れすぎていました。
私達のオーダーはどうやら忘れられていたらしく、後から来たお客さんがお店を後にしていく間も私達は少し肌寒くなってきたテラスで待ちぼうけ。
少しいらいらしながらも、これが大阪なら絶対にここまで待つことはないという程の時間をそれでも周りの光景と共に楽しみ、待ちすぎて凍えてきた身体に熱いコーヒーが美味しく染み渡っていきました。
　その後は更に少し益子の街で焼き物を物色したりしてから、車の中から通りがかりに見つけた見事な枝垂桜のあるお寺に行ってみることにしました。
そこは知る人ぞ知るビューポイントらしく、その枝垂桜を見るためだけにも次々と人が訪れていました。
私たちもそこでは写真をぱちりぱちり。
どうしてもみぅちゃんとご主人のツーショットを撮ってあげたかった私はみぅちゃんにアングルを決めてもらってシャッターを押しました。
あっ、でもその写真はもらえなかったのでここでは非公開。
　益子の街を堪能した私達は街を後にしてまたまたお決まりの温泉へ。
この日はさすがに休日の夕方とあって、温泉も込んでいました。
なので、それほどゆっくりすることはなく、温泉のお湯だけを楽しんだのですけれど、それでも１日めいっぱい楽しんだ感を抱いてみぅちゃんのおうちに帰宅。
夜はみぅちゃん宅から徒歩で２～３分の落ち着いたイタリアンのレストランで栃木最後の食事をして、帰途に着きました。
３日間のいっぱいの楽しかった思い出を抱えて・・・。
　そしてそして・・・、
今回はみぅちゃんに頂いた最高のお土産が！
それは滝やイチゴ狩りの時にみぅちゃん達がデジカメで撮ってくれた写真を納めたCDです。
いや、写真を頂くことは今までにも沢山あったのですけれど、今回は帰りのバスまでのとっても短い時間にみぅちゃんが写真を編集してくれて、一つ一つにタイトルを付けてくれたんです。
これで私も写真の説明を加えながら誰かに見せることだって出来ます。
いや、見せたくない写真（？）を人に見せないことだって出来ます（笑）。
これは本当に本当に嬉しかった！！
みぅちゃん、どうもありがとう。
　あっ、でも１つだけ・・・、
「みぅちゃん、私はイチゴを探していただけで、あさってはおりませぬぞ！」（笑）

　そんなこんなで、私の盛りだくさんの３日間の旅は終わりました。
でも、最後のレストランでは次回のプランが続々と・・・。
今度は夏に行かなくっちゃね。
みぅちゃん、またよろしく and また関西にも遊びに来てね♪

　さて、これで私の旅日記シリーズはおしまいなのですけれど、携帯から更新した時に書ききれなかったことを、後から「回想編」としてお届けするかも・・・。
明日からは仕事もぼちぼち忙しくなってくるので、いつになるかは分かりませんが、自分のたびのメモとしても残しておきたいので、皆さんも気長に待っていてくださいね。
　写真は光明寺の桜です。
デジカメの写真はデータ要領の縮め方が分からなかったので携帯の写真ですが・・・。
これもいつか・・・ね。