はざくらの気ままな暮らし

2020/11/10(火)15:16

文楽「源平布引滝」

舞台(47)

ひさしぶりで文楽鑑賞。今年は全然観にこれませんでした。 最近大阪ではコロナ感染者が増えてつつあります。ミナミの方が特に人数が多いようなので、ここまで出かけるのは少し勇気がいるのです。 ホールや劇場で感染するとは思っていませんが。 だから、平日の昼間のみ。三部制にして客席を半分に削っているとは聞いていましたが、本当にがらがらな感じです。 舞台上のみなさん、これでは張り合いがないだろうなあ。 「源平布引滝」は、現代の感覚から見れば理不尽な話です。 小さな男の子の目の前には、腕を切断された母の死体が。 その男の子も、母の遺体を足蹴にした男を刺して首を取る。 しかしそれは実の祖父だった。 殺したり殺されたりに慣れてしまい、トラウマなんてないのでしょうかね。 義太夫さんも人形遣いさんも熱演でしたけど、きょうはなんだか気分良くなかったです。 心からあっぱれな話の方がいいな。子供が出てくる時代物はどうも苦手。

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