2006/08/03(木)01:51
歩天UTAZUに行ってきた!
この暑~い夏は、どこもかしこも夏祭りで大賑わい。
我が町宇多津も、夏イベント「歩天UTAZU」がある。
今年で6回目。
歩天('ホコテン'と読む)は、歩行者天国の略語。
文字通り、ある区間は、車が入ることなく歩行者天国になる。
実は、この歩天UTAZU。
地元でいながら、未だかつて行ったことがなかった。
いつも人がいっぱいで、なんだか暑くて行く気がしないというのが本音だが、
今年は、なんとなく、ふるさとの良さを再確認したくて、
イベントも終盤に迫った頃に、母を連れ立って、散歩がてら行ってみた。
歩天ゾーンに入った途端、近所のおじちゃんや、知人にばったり会い、声をかけてくる。
立ち話に花が咲いていると、今度は、近所のおばちゃんが、地元産の黒米で作ったおにぎりを差し出し、「美味しいから、食べてみまい」と進めてくれる。
そして、もう少し歩くと、商工会のおじちゃんやおばちゃんがやっている屋台が現れ、一気に視線を感じ、ドキッ!!
たこやき、お餅、焼きそばなどの差し入れ??かと思いきや、「300円!」「200円、美味しいよ」と、ちゃっかり商売。(笑)
そんなこともあろうかと、小銭をしっかり持っていたので、衝動買い。
こんな夜中から食べると太るなぁといいながら、休憩場所に置いてあるベンチに座って、モグモグ。
ふと目を向けると、役場の職員たちが、一生懸命運営に尽力している。
感心して見とれているうちに、どこからともなく音楽がながれ、白装束色とりどりのスカーフをまとった団体が、踊りだす。
むむ、なんと、先頭切って踊っているのは、近所のおじさんMさんじゃないの!
確かもう80歳くらいじゃないかなぁ。。なのに、踊り狂うおじさん。超元気。すごすぎる。
列をよく見ると、知っているおじさん、おばさん、おねえちゃんばかり。
みんな、人生、楽しんでるな。。。
その向こうでは、夏らしいフュージョンサウンドが聴こえる。
懐かしいT-SQUAREなどの曲。思わず近づくと、そこはなんとビアガーデンになっていた。
いつもは、普通の駐車場なのに。
そうこうしているうちに、そろそろ終わりの時間なのか、スタッフたちがゴミの片付けをし始めた。
ゴミの分別をしながら、丁寧に拾っては袋に入れ・・・という作業を繰り返している職員の皆さん。
イベントに参加する側も、自分で作ったゴミは自分でゴミ箱に捨てて欲しいな。
でも、今日は良かった。
ふるさとのお祭りは、人との出会いを通して、様々なことを学ばせてくれる。
祭って、いいなぁ。