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空のオルガン

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ぴよぷる

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Aug 30, 2009
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 ホームステイ後半は観光がメインでした。京都、大阪、そして地元の町並み。
 地元の町並み散策だけ私も一緒に参加しました。文化財、史跡などを見て回りました。初めて見る場所もあり、たくさん発見がありました。

 ここで気になったのはモンを含む日本の子供たちの態度。
 特に関心も示さず、ハルたちが展示物などを熱心に見ているのに、廊下で待っていました。中にはぺちゃくちゃおしゃべりに夢中な子も。
 あんたたちは、見る必要もないくらいここのことをよく知っているのか?せっかく来たのだから、一通り見て、ハルたちに英語で説明できるくらいになろうと思わんか?少なくとも、観光ガイドの方が説明して下さっている時には耳を傾けるのが筋ってもんでしょう。

 モンがホームステイに行く前、「向こうの子とうまくやっていけるかよりも、日本の子との方が心配」と言っていた訳がだんだんわかってきました。
 一人一人は悪い子ではないのだけれど、女の子は特に、すぐ集団になりたがる。人の話を聞いていない。ちょっとしたことで「え~~~!」「きゃ~~~~!」とうるさい。モンとは全然話が合わなくて、傍目にもこれはちょっとしんどいだろうなと思いました。

 日本の子の人数が奇数だったので、ペアを組むときにはいつもモンが一人になっていたようです。保護者も一緒のランチで、モンは子供たちのテーブルからあぶれて私の隣にきました。よそのお母さんに「一人だけこっちになって悪かったね」と言われた時に「私はなんでもかんでも友達と一緒じゃないと嫌っていう訳じゃないからっ」と答えていましたが、見ているこっちもちょっと辛かったです。

 見ていると、日本の子はモン以外はそれぞれ仲のよい子とばかりくっついています。ハルたちは、仲のよい友達はありますが、みんな一緒の時にはどの子ともまんべんなく話しています。一人になりがちなモンにもまめに声をかけてくれていました。日本の子は自分が楽しければ他の子にまで気がまわらないようです。でもこれは、年齢のせいもあるかもしれません。こちらは中学生ばかり、向こうは高校生がほとんど。あ、でも、一番モンを気遣ってくれたのはモンと同い年の子でした。
 モンがつたない英語でハルたちと文化の違いや音楽の話をしている後ろで、日本の女の子たちが向こうのある男の子に「ガールフレンド何人いるの?」「日本の女の子ってどう思う?」などと熱心に質問し、返事を聞く度に「え~~~!「きゃ~~~~~!」と叫び声。
 ・・・私も疲れてきた・・・

 その日、モンが「ハルの好きな曲を教えてもらった」とメロディを口ずさみました。が、モンの歌ではよくわからず。ハルにPCを貸して、検索してもらいました。
 21 gunsです。初めて聞きました。モンも知りませんでした。何かの映画の挿入歌らしいです。
 ハルが歌詞を指で追いながら歌ってくれました。ハルが帰ってからも時々聞いています。モンはピアノで弾きたいと楽譜を探しています。
 
 そうそう、ハルはモンとピアノで連弾もしていました。
 「heart and soul」という、簡単な曲ですが、この曲、私が小学生の時クラス中で流行って、休み時間の度に誰かが弾いていた曲なんです。なんていう題名かなと、ずっとずっと思っていたのですが、こんなところでまたこの曲に会うなんて!!30ウン年ぶりです。
 モンもこの曲が好きみたいです。

 モンがハルの家にステイしていたとき、あるパーティーのBGMでモンの知っている曲がかかったそうです。パーティー会場になっていた家の子に「これ知ってる!」と言い、後日一緒にカラオケでその曲を歌ったとか(ちなみに、他の子は誰もこの曲を知らなくて「何それ?」状態だったらしいです)。
 それは、「ラジオスターの悲劇(video killed the radio star)です。実は夫が昔っから聞いていて、これを歌っているバグルスThe Bugglesのアルバムは私もさんざん聴かされています。嫌いじゃないですけど。たまに聞くと懐かしいです。

 家でハルとゆっくり話ができて、モンも少し元気を取り戻しました。
 

 あっという間に日が過ぎて、だんだんお別れの時が近づいてきましたが、本人たちはそんなことすっかり忘れている様子です。
 ずっといてくれたらいいのにね。
 

 
 





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Last updated  Aug 30, 2009 11:28:33 PM
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