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カテゴリ:もやもや・いらいら・後ろ向き
ボランティアだからって、依頼されたことを連絡もなしにやめるのは無責任だと思うけれども、逆に職員がボランティアをぞんざいに扱うのはどうなんだ?
・・・と思う事があって、数か月ずっと考えている。 運営陣が代わってからおかしくなった。 ボランティアなしでは成り立たない組織。ボランティアは各々都合をつけながら、ギリギリの人数で協力しあって、かろうじて回っている。それなりにノウハウも必要で、事前に研修を受ける。最初はアシスタントとして、そして徐々に一人で現場を任されるようになっていく、というルートなのだが。 ある日Aさんという一人の人間がやってきて、いきなり現場についた。人が足りないからと職員は言う。いや、そこはBさんが今まで入ってたでしょ。 ・・・組織の上層部が、Bさんが嫌いだからと、一つも悪くないBさんに難癖付けてやめさせたらしい。他の職員全員が異議を唱えたにも関わらず、彼らは言い出したらきかない。 事の成り行きが他のボランティアメンバーにも知れ渡り、ほぼ全員がこの組織から抜けることを考えた。が、抜けて困るのは現場の職員C嬢だ。彼女は悪くないのにボランティア一人一人に、何とか残ってくれるように頭を下げ続けた。上層部はそれを知らず、自分たちはみんなに好かれていて、ボランティアが辞めないのは自分に人徳があるからだと思っている。 私は人に聞いて初めて知ったのだけれど、仕事の割り振りを自分の取り巻きには甘く、そうでない者には負担の大きい作業を強いている。そう聞いて業務の分担表を見ると、こんなにあからさまにするか?というくらいはっきりしていてあきれた。子供でももう少し遠慮すると思うぞ。 ボランティアだから、嫌ならすぐやめることもできるんだけど、それをすると直ちに業務が止まって、組織そのものが潰れてしまうし、代わりを引き受けてくれるところもない。それは、社会に大きなご迷惑をかけることになるので避けたい。社会に対しては、トップが責められればいいじゃんとも思うけれども、陰になり日向になり現場で支えてくれる皆さんの顔を思い出すと、「この人たちに迷惑はかけたくない」と思う。 なのに「お手伝いさせてもらう」という気持ちでやっているボランティアを、運営側は「(うちの組織に)入れてやっている」と考えていると聞いて、私の中で何かがポキッと折れる音がした。 今回はC嬢に免じて残留しているけれども、この先どうする?とボランティア同志が顔を合わせる度に話が出る。波風立てずに少しずつ、フェイドアウトしていくつもり、という回答が多い。 フェイドアウトは、性に合わないんだよなあ。それはしたくないなあ。 正面切って争ってもわかる相手じゃないし、無駄やよと言われるけれど、何も言わずに去るって、たぶんできない。 もう何年も、大きないさかいは起こしてないんだけど。少しは私も丸くなったか~やっぱり年を重ねると角が取れてくるんだね~なんて思っていたけど、違うみたい。 ここは大人にならなきゃいけないのか?いやいや、間違ってることは間違ってるぞとはっきり言いたい。黙って去るのは、向こうがしていることを黙認するのと同じだ。それは、人としてどうなんだ? 間に立っているC嬢にはホントに申し訳ない。今、全てのトラブルを一人で抱えているよね。 「仕事ですから」って言うけど、仕事量と人数のバランスがとれてないよね。一人で二人分くらいの仕事を引き受けて。そこへボランティアの不満を一つ一つ聞いて。「私の力では解決できませんが、話して少しでも楽になるなら、私に話してください」って。ボランティアを切るのは上層部でも、それを埋める人員の手配は彼女がするんだよね。 貴女のストレスをこれ以上増やしたくはないけれど、ずっと今のままでは遅かれ早かれ、潰れるよ。 どうしたものかなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 15, 2018 01:39:05 AM
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