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2018年05月27日
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カテゴリ:知識

日本語には、それぞれの地域で異なる方言があります。英語でも似たような国や地域ごとの違いがあるのではといわれそうですが、片やイギリスから南半球のニュージーランドまで、事実上世界中に広がっている言語、片や東洋の島国では人口、面積、民族、人種など規模が違いすぎます。

 

なぜこうなったのでしょうか。答えは封建制にあります。

日本列島は山がちで、各藩は事実上藩主の支配下にありました。住民によそへ行かれると困ります。田んぼや農地などは絶えざるメインテナンスを必要とします。それを保持する働き手の減少は石高の減少をもたらし、それは国力の低下につながるのは明らかです。

 

江戸、名古屋、京都、大阪等の近郊からは自由に行き来ができましたが、地方領主の藩域からの脱走は、厳しく取り締まられました。その結果旅芸人、行商人、虚無僧(こむそう)等の僅かな例外を除き、滅多には藩を出られなくなります。

それでは今も残る宿場町は?と質問が飛びそうですが、あれは参勤交代制で、各藩⇔江戸間の行き来のためです。その他にも日光東照宮や伊勢参拝、お遍路(四国八十八箇所巡り)等、神社仏閣参りは庶民にも許されていました。このような仕組みの中では、各地域でお国柄が出るのも不思議ではありません。

 

明治維新で四民平等になりますと、政府は意思の疎通に困りました。標準語とされたのは東京の山の手地区の言葉です。これは特定の方言を標準語にするのに比べ、問題が少なくて好都合だった可能性が捨て切れません。

こうして採用された標準語は、小学校の教科書で使われましたが、強弱のイントネーションまでは記載されなかったため、多少の混乱を招きました。

 

作者:T・M







最終更新日  2018年05月27日 10時00分13秒
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