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名無しさん@ Re:まじ卍(まんじ)!(04/24) まじ卍ですね!!

ニューストピックス

2018.07.01
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カテゴリ:知識
近年の分析・解析機器の進化には目覚ましいものがあります。先日、とあるニュースを目にしたのでご紹介いたします。
千葉の国立歴史民族博物館(略称民博)が従来説より500~600年早い紀元前1000年頃に縄文から弥生に移ったと発表しました。
ある日を境に、「今日から弥生時代です。」と宣言した訳ではなく、食糧確保の手段が、「狩猟と採集」から「農耕」へとゆっくりと変わったのですから、弥生時代の始まりには年代の幅が生じます。生活様式の変化の原因は稲作技術の向上にあります。不安定なその日暮らしの狩猟生活から一年間の収穫物を計画的に消費する農耕生活へと変わっていったのです。

縄文晩期から弥生早期への時代では、まず陸稲(おかぼ)が入ってきて広まり、ついで栽培法が異なるだけの水田方式がゆっくりと広まって行きます。前者に比べて、手間と労力がかかるため、登呂遺跡のように低地の湿地で開墾と保守の手間を節約しました。陸稲と違い、水稲は、連作障害がありません。毎年流れてくる土で土地が痩せません。狭い列島にはうってつけです。

何故、弥生時代への移行の時期がもう少し早かったとわかったのでしょうか?
答えは、近年急速に進んだ、分析機器の精度向上にあります。
DNAを解析する機器を例にとり、説明してみます。
これまで、血液型は大別すると四種類に分けられておりましたが、血液中の死んで剥離した細胞の一部からDNAを取り出せるようになり、急速に、血液一滴から得られる情報量が増大しました。研究途上ではありますが近い将来には、古代人の年齢までわかるようになるといわれています。
この機器に古代人の遺留物から採取したDNAをかけてみますと、歴史学への応用ができます。今まで縄文晩期の遺留物とされていたものから水稲のDNAを検知する事に成功しました。
一つ一つのサンプルには、ブレや誤差があっても、纏まってビッグデータになりますと、傾向が把握できます。集めたデータ自体は変わらなくとも、統計学的な解析からの説は、今まで信じられてきた弥生時代の始まりの年代が、もう少し早かったと教えてくれたようです。

古代のロマンが解き明かされる日もそう遠くはないのかもしれませんね。

作:T・M






最終更新日  2018.07.01 10:00:21
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