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テーマ:子供の病気(2165)
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時間が来ると、到着したからゲートを空けてと 携帯に連絡が入った。 私と違って、時間には恐ろしく正確な所は天候にも左右されない んだなとコッソリと感心しながら玄関に走る。 自分が正確な分待たされるのは大嫌いで、 こおいう時も走って行かないと、遅いと叱られる。 外に出ると、窓から覗くよりも凄い雪の量に驚いた。 深いところだと膝まであり、ジーパンの色が膝下から一気に色が変わる。 一歩一歩何かをまたぐように歩き、駐車場のゲートを明けると 積もった雪を一気に掻き分けて車が入る。 運転席から嬉しそうな旦那の顔が覗く。 雪が多くて重すぎて、車が進む程に雪がきしむような音がした。 あまり普段表情豊かでは無いタイプの旦那がニコニコと、 車から出てくると、挨拶も無く後ろのトランクに周り、 雪かきセットをドカドカ出してる姿を見て唖然とした。 『は?今からすんの?』 『あたりめーだべー!思った以上の量だなー流石。 ハウス誰もスタッフいねーんだろ? いつもお世話になってんだから、雪かき位するよ。明日驚かせるべ。』 『…自分がしたいだけでしょ』 『まーね。』 『タックンは?』 『薬局まだ開いてねーべ。それまで。』 『寒いから(´・д・`) ヤダ』 会話はそこで終わり、私はハウスの中に戻る。 新年早朝。 誰も踏んでいない触っていない真っ白い雪の中に、 ガタイのいいスコップおっさんが1人。 暖かい室内から見るパパの姿は平和で笑えた。 もうあと数時間。 あけましておめでとうの言葉を言う時に 擢斗が泣いていませんように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.17 00:36:43
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