2006/04/17(月)22:24
近江名産「丁字麩」
お天気がすぐれない日や肌寒い日が多いものの、季節はもう春です。
そろそろお鍋料理を作られる方も少なくなっている頃ではないでしょうか?
お鍋につき物の「麩」は私も大好きで、お味のしみこんだ麩を食べるのが楽しみだったりします。
もちろん、京都はお麩の産地としても有名で(特に生麩!)美味しい物もあるのですが、お鍋にはお隣の滋賀県名産の「丁字麩」がお気に入りです。
丁字麸は小麦から取り出したタンパク質のグルテンと小麦粉と水で作られて、ほぼ全工程が職人による手仕事だそうです。
丁字麸の表面にある線模様は、条里制の「丁」「字」で区切られたブロックが、四角いことから名前の由来になっているそうです。
また、補強の役目も兼ねているそうです。
「すき焼き」や「鍋物」「おすまし」に使用するのはもちろん、「辛し酢味噌和え」も人気です。
普通のお麩よりもっちりしていて、こうばしい香りがします。
なによりお気に入りのポイントは、熱を加えても煮崩れずにしゃんとしている事です。
そのほかの使い方は、パン粉のかわりにつなぎに使うこともあります。
変わった使い方として、軽くトーストしてバターやジャムをつけたり、フレンチトースト風なんていうのもあるそうです。
水で戻す前は、ちょうど最中の皮のようにぱりっとしています。
☆↓楽天さんにもありました。
このお麩に、あんこや黒胡麻をはさんだ「ちょうじ最中」もあります。