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今日、商工会議所の無料法律相談に行ってきた。
裁判のことでわからないことが出てきたからだ。 僕は訴えられている。 被告である。嫌な響きだ。 ネットショップをしていた時に売ってた商品の一つが 某化粧品会社の商標を侵害していたとして、 製造元、販売元、その他小売業者10社ほどの一つに指定されてしまった。 売ってた業者はそれこそ100できかないはずなのに… ま、それを嘆いてもしょうがない。 そこで、5月中ごろに上記と同じ法律相談を利用して、 知恵をつけてもらった。 その時の答えは、とにかく、答弁書を書け。 そして、それは出した。 ところが、昨日になって、今度は被告側、製造元の弁護士と称する者から委任状が届いた。 代表して、みんなの弁護をしてやるという。 「おぉ、なんとありがたい話しではないか」 その代わり、弁護費用を出せ。 それ、正直、とうてい飲める額ではない。 高い、高すぎる。 その商品、100個売っても、まだ足りない。 僕、その商品、一個も売ってないのに。 でも、弁護士を雇わずに乗り切ろうって、やっぱりダメなのかなと思うじゃないですか。 で、聞きに行ったわけです。 この委任状の話しに乗っかった方が得策かどうかを。 そしたら、担当の弁護士さん曰く、 弁「ほっといたらええ」 僕「???」 弁「だって、100%敗訴となっても君は何にも損しないから」 僕「??…」 つまり、訴状を見る限り、原告側の請求は 「売るな、持つな、棄てろ」 なだけで、損害賠償請求などしていない。 もちろん、答弁書には「売らない、持ってない、もう知らない」としっかり書いた。 僕「でも、ここに、裁判費用は被告持ちとなってます」 弁「これを、被告全員で割ったら、たぶん、1万円くらい。これを請求するには、さらに、強制執行の裁判を興す必要があり、それだけでも原告側には、ン十万かかる。そんなバカなことはしない」 とのこと。 僕「敗訴となったら、人生に汚点がつきます」 弁「誰もそんなん調べられない。知ってるのは、被告と原告だけ。君の人生にはなんにも影響しない」 そこまで聞いて、悩んでたのがバカバカしく思えてきた。 そうか。 そういうことか、と。 とりあえず、胸をなでおろすことができた。 ただ、裁判ってやっと1回目が始まる。 終わるのっていつなんでしょうって聞いてみた。 弁「裁判はけっこう、長い。2回目の弁論がまたあるだろうから、それで原告が請求の主張を変えてきたら、また、相談においで、たぶん、ないだろうけど」だって。 憂鬱で不安だった事案が一つ、消えた。 本当によかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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