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5月3日4日は、鯖江市河和田地区で開催されました、河和田漆器祭りに出店してきました。
天気もよく、宣伝も多めにされていたからか、多くのお客さんで賑わいました。 小さな会場ではありますが、ずっとお客さんが入れ替わっては器を吟味されていたようです。 私は焼き物窯元として参加させていただいたのですが、もう5回ほどの出店となりますと、何回か買っていただいたお客さんもつくようになりまして、「ご贔屓におおきに」となってきました。 多くの新規のお客さんも含めまして、本当にありがとうございました。 漆器のまつりではありますが、焼き物にも興味を持っていただけまして、その魅力を感じていただけたならうれしい限りです。 でもでもでーも。 3日は私の地元神社の祭りでもあります。 昼の2時には嫁さんと売り場を交代しまして、急いで家に戻りました。 祭りの最初は、「ふれ太鼓」です。 太鼓を叩きながら村内を歩くのですが、祭りがはじまるよー!の合図となります。 先日亡くなった方の家前で、太鼓を叩くシーンがありました。 こんなことは普段しないのですが、長年の功績に感謝してのことですね。 (一の鳥居で休憩) 神社に戻りましたら、山の上にある奥の院本殿に向けて出発です。 山上がりのお峰神輿であがります。 ですが。現状の変化といいましょうか。 山にあがる途中で輿を変えます。 ずーっとつづいてきたお峰神輿ではもうあがられないという判断です。 祭りの参加者が落ち込んできまして、参加する担ぎ手も高齢化となってます。 奥の院本殿に着きましたら、神様に山を下りていただきます。 なので初日の神輿を「お下り」と呼んでます。 先頭がお峰天狗、つづて宮司さん。 この隊列で山を下りていきます。 山の途中まで下りてきましたら、今までのお峰神輿に神様を移しまして、本来の形で下のお宮さんに入っていただきました。 (写真は下の宮に入ったお神輿から神様を移してるところで、白丁さんや祭り関係者が見守っている横写真です) ずーっとつづいてきたことが伝統ですが、工芸の世界も、祭りや民俗の世界も時代の変化に直面しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.04 21:49:00
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