息子の送迎での2コマ。
今朝、息子を駅まで送った。息子普段だと駅まで自転車で10分+電車20分+徒歩15分のコースで学校へ通っているのだけれど少し遅くなったのと雨も降っていること、あと私の仕事が休みだったこともあって急遽駅まで送ることにした。急だったので私着の身着のままノーメイクで駅まで。そして息子を駅に送った後,家に着く直前。まずい!!緑のおじさんがいる・・・。あっそっかあ・・・。この時間・・・。普段出勤の日は私は朝7:40頃車で家を出ているのだけれど家の前の私道から通りに出る交差点に横断歩道があってそこには殆ど毎朝、ボランティアで小学生を誘導している緑のおじさんがいらっしゃる。(お名前を存じ上げないので私が勝手に命名)この緑のおじさん、私が車で出て行くと必ず、横断歩道で小学生を待たせ、通りを行きかう通行の車を待たせ、先に右折で出る私の車を出させてくれるので、いつも皆さんに申し訳ないなあと思いながら左右車に頭を下げ、おじさん&子供に頭を下げ、恐る恐る先に通らせて頂いている。おじさんニコニコで私を送り出してくれる。小学生も車もいない時でも勿論、行きなさい行きなさいと私を誘導してくれる。ところが今日は私がいつもとは反対に帰って来たからか、或いは・・・だからか緑のおじさんけげんそうな顔をした。或いは・・・だからか・・・。そう。私がノーメークだったから・・・かも・・・。これって自慢にはならないと思うけど私メイクをすると恐ろしく人が変わる。(絶世の美女になる。言うのは自由だ~)最近流行の魔女かも知れない。応募してみようか自分で言うのも何だけど・・・要はメイク栄えする顔~。つまり逆を言うとメイクを施さなければ恐ろしく・・・以下自粛。もしかしたら想像を絶する○○かも。ビフォアーとアフターの格差が甚だしいのだ。なので取り敢えず緑のおじさんとは目を合わさないように知らん顔をして猛スピードで家の方に曲がって逃げた。私の秘密を知られてしまった送りの帰りの1コマ。今度は迎えの帰りの1コマ。息子を駅まで迎えに行った帰りのこと。駅近くの踏み切りにかかった。私の車前から3台目。電車が通り過ぎ前の車が動き出したので私も進もうとしたらまた警報機が鳴り出した。なので私今度は先頭で停止した。すると前から・・・向かって左側。自転車を押して歩くおばあさんが明らかに取り残されている。しかも荷台に大きな箱をくくりつけている。おばあさんの前に片方の遮断機が立ちはだかろうとした。おばあさん進行方向を、向かって右、まだ遮断機が下りてきてない方に斜めに変えた。この調子なら何とか車との接触は免れる??もしかしたら自転車のお尻が接触する??ぎりぎりの辺。私は取り敢えずドアを開け、介助に行こうかどうしようか。躊躇していたら後ろの息子はもう降りかけていた。バーを持ち上げてあげて!!私は叫んだ。後から降りてきた遮断機がおばあさんの頭に直撃しようとした瞬間おばあさんは避けようとして体勢を崩した。頭に直撃は避けられたものの今度は自転車が倒れた。そこへ息子。遮断機を少し持ち上げておばあさんと自転車が起きるのをゆっくり手助けした。私は車の中からそれをじっと見守っていた。電車は何も無かったかのように過ぎ去った。おばあさんも会釈して自転車に乗って過ぎ去った。私息子にご苦労様。でもなあ。ホームから落ちた人を助けようとして電車に轢かれて亡くなった人もいる。もしまたこんな場面に出くわしても明らかに助けられる時だけにしてな。助けようとして自分まで命を落としたら元もこうも無い。そこのとこ見極めてよ。わか~らん。そうよな。とっさの時そんな判断が出来るかどうか・・・。しばらくして私・・・心臓がバクバクしていることに気付いた。