昼下がりの音楽室

お友達のキューピーちゃんから
お祝い動画が送られてきたわ。(^^♪

６６年前この世に出てきた時のその日は
名残り雪が降っていたそうな・・・
赤ちゃんの私があまりにもデカすぎて
高齢出産だった母は難産で
産婆さんから、母体と新生児どちらかの
命の危険を宣告したらしい・・・

私を産み落とすときに
三途の川を渡りかけた話を
母からよく聞かされた・・・

暗い暗い河原を歩いていたら
前方に明るいお花畑が見えて
懐かしい人が揃って
笑顔でおいでおいでと手招きしてたと・・・

考えたらその人らは皆この世の人ではなかったと。

母はその手招きする方へ行きたくて
行きたくて、必死になってたら

私の姉二人の声がしたと・・・。

「かぁちゃ～ん！かぁちゃ～ん！」と・・・。

その声にハッとして目を開けたら
姉二人が泣きじゃくっていたと・・・。

三途の川を渡りかけてたのを
子供たちが大声で呼び戻してくれた・・・と。

私を死ぬ思いでこの世に生んでくれた母に
何一つ恩返しできなかった。

すでに、母の生きてきた人生の年を
私が越えてしまった。

ちょっと前までは
一年に一度の誕生日が来るのは
当たり前のことだと思ってた。

でも、そうではなくて
幾つもの奇跡や偶然の結果
無事に迎えることが出来る
誕生日なのだと実感している。

この世に私という生命体を生んでくれた
両親に改めて感謝。
親、兄弟、親族、友人知人
隣のおっちゃんおばちゃん
みんな、みんな、みんなのお陰で
今の私がこの世に存在する。

たくさんの奇跡
たくさんの偶然
たくさんの必然
たくさんの愛
たくさんの心

それらすべてに本気で感謝したい。

でもね・・・
たぶんね・・・

こんな立派なこと書き並べていてもね？

明日になったら
そんな事忘れて
平気で文句言ったり
愚痴こぼしたり
怒ったり
煩悩満載の私だと思う。

せめて今日一日は
謙虚に感謝の気持ちで
ニコニコ笑顔で居よう。

はっぴば～すで～つ～み～(^^♪