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Day6

[Day6] 8月13日(日)

のんびりと8時30分すぎに起床。
今日はツェルマットへ移動の予定。
当初は船を使ってレマン湖を渡ってみようかとか、ロイカバードやサースフェーに寄り道しようかとか考えてたんですが、出国からずっと動き続けてきたので、今日はホントに移動のみにすることにしました。
ロイカバードに寄るにしても、水着忘れたし(汗)。

テレビで天気予報を見ながら、身支度を整え、朝食もゆっくり食べる。
レストランは、昨日は私と中国人御一行様しかいなかったけど、今朝は欧米人ばかり。
やはり行動を始める時間が違うらしい。
朝食の時間もまもなく終わりのため、スタッフはランチのテーブルセッティングを始めていました。

のんびりコーヒーを飲んだ後、部屋に帰って荷造り。
荷造りの仕方が下手なのか、ほとんど出して、もう一度詰めなおした。
行き先別に使うものを分けておけば良かったかな・・・
な~んてやってたら、のんびりしすぎた!
チェックアウトに行ったフロントで、「チェックイン?」て聞かれちゃったくらい(汗)
今日もあいにくのお天気。
毎日毎日動き回ったから、今日はゆっくり休みなさいっていう神様の思し召し(?)かなと思いました。

ジュネーブの空港駅から電車に乗る。ここの構造もだいぶ慣れた。
今回も移動はスイスカードを使用。
初めてスイスに来た時、スイスカードの使い方がわからなかったことが懐かしいw
キオスクで、テロ逮捕騒動について書かれた日本の新聞を購入。
時差はあるが、どんなふうに報道されたかがわかった。
改めて、えらい時にロンドンにいたもんだ、知人がすぐに連絡をくれて、実家にも連絡するようアドバイスをくれたから良かったが、知らずに過ごしていたら親に随分心配かけただろうな、と思った。
親不孝の上塗り(滝汗)。

ジュネーブから、ニヨン、モルジュ、ローザンヌ、モントルーとレマン湖畔を走る。
窓の外は一面のブドウ畑。どんより曇り空に小雨が降り続けている。こういう雰囲気も悪くない。
そういえば、夏にレマン湖畔を通ったのって初めてだ。
今度夏に来ることがあったら、その時はレマン湖を船で移動してみたいなぁ。
その時はお天気がいいことを祈るわ。

乗り換えのヴィスプは大規模な駅全体の改装工事中。冬来た時と線路の位置やホームが変わっていた。
新しいホームになっていたが、まだ工事は途中のようで、フェンスがあちこちにあった。
完成すると、どんな感じになるんだろう?
それにしても、肌寒いを通り越して、寒い。ツェルマットはもっと寒いんだろうな。
8月半ばにして、もう夏は終わりなのかな?

電車に揺られて1時間半、ツェルマットに到着。見慣れた町の見慣れた景色。
なんだかものすご~くホッとする。なんか、実家に帰ったような気分(?)。ここまで緊張することも多かったしな・・・
シャワーのような霧雨が降っていたけど、ホテルまで荷物を転がし歩いていく。ちょっと大回りしちゃったみたい。
小さな作りのかわいいホテル。陽気なお父さん(おじいちゃん?)が迎えてくれました。
部屋の作りもコンパクトかつ機能的。
アパートメントみたいな作りで、私は結構気に入った^^

無事に到着したことを知人に連絡、その後、アルパインセンターへ。
明日のモンテローザヒュッテへのハイキングを予約してたからなんですが、明日は中止とのこと。
先に連絡した知人から、代わりにGORGE ADVENTUREなるものを教えてもらったのだが、はて、GORGE ADVENTUREとは何ぞや?
センター内でチラシ(英語)を発見。一応内容を確認・・・どうやら渓谷へ行くらしい(そりゃそうだ!GORGEだもん!)、ヘルメットやハーネスが必要なことをするらしい、知人は”ターザンのようなこと”と言っていた、でも山岳ガイドが付くので危険ではないらしい・・・そんわけで、詳細はわかったようなわからないような、でも面白そうだからいいかw って感じで予約確定。
あとから、そういえば以前、ハイキングでゴルナーシュルフトに行った時、深い谷に取り付けられた細い通路を通るのがめっさ怖かったことを思い出した。
ひどくはないが、高所恐怖症の私・・・大丈夫か?!と今更心配してみるw

申し込み後、知人と再会して夕食へ。
夕食は何が食べたい?と聞かれた私の答えは「しょっぱいもの、スープ系」。そして「パン以外」。
最初はパスタのお店を目指したのですが、いっぱいの様子で、別のレストランへ。
で、まずはコンソメスープを頂き、メインは海老のグリル。でもこの海老のグリル、メニューには「前菜」の欄にありましたw
十分お腹いっぱいでしたよ!
知人のもちょっとわけて頂いちゃったw
白ワインですっかりいい気分。

食事をしながらいろんな話をしました。
まずは、お礼。旅行前、そして実際に旅に出てから騒動に巻き込まれてる間も、本当にお世話になりっぱなし。
騒動中の私の状況を報告しつつ、私の知らない、周りの皆さんの私の救出作業(?)の様子など、いろんなお話を聞きました。
そんな状況の中、ロンドンを脱出できた幸運を改めて実感。ホント、ご尽力頂いた多くの皆さんに感謝です。

ホテルに戻ってからは、翌日の用意を整えて就寝。
電気を消すと、本当に真っ暗で、川が近いのに、シーンと物音ひとつしない。
おかげさまで爆睡ですわ。


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