テーマ:和菓子な話(3)
カテゴリ:食べ物
ここで、金平糖の作り方を簡単に説明してみますと・・・
金平糖の製法は、けしの実を芯にして、粉砂糖を溶かしてそれを煮詰め、粉を混ぜたものを回転させながら長時間加熱します。あちこちあたって、表面にトキトキの角状のものができる。これが砂糖の結晶で、金平糖の形になるわけですね。 金平糖の命ともいえる、この砂糖の結晶を作るために扇風機やクーラーは使えないので、真冬でも作業場の室温は、釜をあぶるバーナーの炎で30℃以下にはならず猛夏の時などは、6月頃から室温50℃(最高54℃)にもなるそうです。想像できないくらい過酷な作業場で、小さな、小さな金平糖は作られているのですね。 この昔ながらの製法だと、金平糖を作るのに14~20日もかかるそうです。(すごいなぁー)こうして丁寧に作られた金平糖は20,30年経っても色落ちもしなけえれば味も変わらないんですって。(すごい、すごい!) 丁寧に丁寧に作られる金平糖。だからこそおいしさが違うのですよね。ほんとうに、駄菓子でなく高級菓子の金平糖です。機会があればぜひ一度、京都・「緑寿庵清水」の金平糖を お召し上がり下さいませ。 (*期間限定商品は2年先まで予約でいっぱいだそうですよ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.05 12:47:33
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