カテゴリ:異国の地へ
私達がスイスに滞在した4日間、とても素晴らしいお天気だった。
レマン湖の東端からバスに揺られて30分のヴィラールは、私が頭の中に 思い描いていたスイスの風景そのものだった。 美しい山々が見渡せる標高1200mの町。冬はスキー客で賑わうらしい。 町のツーリストインフォメーションで紹介してもらった、典型的スイスの 山小屋風のホテルに泊まったのだけれども、この夏に改装したてだった ので、部屋は木のいい香りが漂い、それだけで癒された。 広めのベランダには日光浴ができるリクライニングの椅子とテーブルが あり、そこで美しい夕日を眺めながら葉書を書いたりしていた。 そういえば、12年前に友人達と旅行をした時、イギリスのとある町から 車で何時間もかけて、スコットランドのスカイ島まで行き、 そこで美しい夕日を、海の近くにあるユースホステルの庭で眺めて いた様な記憶がある。 夕日の美しさに感動して見とれていたら、スペイン人の友人Gが 温かいコーヒーを入れて、私の椅子のところまで持ってきてくれて、 それから二人で夕日を眺めた後、楽しくおしゃべりしたな~なんて 思い出した。 あの時のコーヒーを持ってきてくれた、優しいそしてちょっとはにかんだ 様な素敵なGの笑顔が、今でも脳裏に焼きついている...。 Gのことを当時はとっても好きで、その旅行中もドキドキしながらで 楽しかったな~なんて.......話が横に逸れてしまった。(汗) 主人と仲良く手をつなぎ、シーズンオフで静かなヴィラールの町を ゆっくりと散歩した。 町で一番大きい5つ星のホテルの先に、山々が見渡せる場所があり、 そこでのんびりとベンチに座って、しばし美しい山々を眺め、美味しい空気 をいっぱい吸いこんだりした。 5つ星ホテルの前を通りかかった時、ちょうどアメリカ人のお年寄団体が ホテルに入っていくところだった。 大きいホテルは団体が沢山入るので、ちょっと落ち着かないかもね、 なんて主人と話した。 私達が滞在していたホテルは家族経営でこじんまりしており、団体客も いず、のんびりできた。 そういえば、団体といえば、中国人旅行団体にも遭遇。 こんなマイナーな町なのに....?! とっても不思議だった。 つづく....。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 20, 2005 05:51:18 AM
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