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カテゴリ:モルトと葉巻
実はもともとへヴィースモーカーのわたくしであります。
モルトとシガーバーを絶ってほぼ一年。 マスターはお元気なのかしら?とふらっと立ち寄った大好きなシガーバー… あれ??? お店の名前は一緒なのに(汗) バンビーノのマスターからvaltellinaの行っていたシガーバーは改装しているよと聞いていたっけ。 カウンターの奥に座ると帰る際に、お腹とお尻を引っ込めて通らないといけないような小さなお店でしたのに、とてもゆったりとした空間になっておりました。 「お久しぶりです、暫くお見えになられなかったので気に病んでおりました。」 マスターのお言葉がとても暖かい。 「ただいま帰りました。」 それから持参のパルタガスを燻らせながら二時間の四方山 つかの間の休息です。 マスターが素敵なバーコートを着ていらしたので伺うと、お客様でいつも素敵なスーツをお召しになっている方に「素敵なスーツですね」とお声を掛けたところ、実は20年来付き合いのあるテーラーに仕立ててもらっているとの事。 実は色々探しているのですが制服のショップではしっくりくるバーコートが無くて…と それでそのテーラーを紹介していただき晴れて体に馴染んだアイボリーのバーコートを入手したとの事。 シェーカーを振るときもごわごわしなくて裏もポケットなど色々工夫していただいたというそのバーコートはマスターの体にしっとりと馴染んで、動いていらっしゃる時も腕しわ等も全く見られませんでした。 ワインも葉巻も香りはごちそう 今夜のお供はパルタガスコロナス タリスカ スプリングバンク イチローズモルト ん?イチローズモルト??? 国産… コニャック樽で熟成 秩父醸造所(埼玉県羽生市) 1946年今から60年前にウイスキー免許取得1970年2基のポットスチルを導入し本格的なシングルモルトの製造を開始、創業者の生誕地にちなみ『秩父』のブランド名で販売開始。 その後2000年の蒸留が最後となり2004年には完全に設備が撤去された。 現在、創業者の孫により新蒸留所の計画がすすんでいる。 シングルモルトのありのままを愉しんで欲しいというコンセプトにより 冷却濾過を全く行っていない。 スプリングバンクのシェリー樽のアロマとは全く違った上品で控えめなコニャック樽の香り。 シェリーのマンサリーニャの様に非常にミネラル感があり、アフターもしっかりしている。 タリスカの麦芽糖のような優しい甘さや、ストレートな切れ、スプリングバンクの極上の深みとは全く違った愉しみがあるモルトでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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