002320 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

わたしのブログ

PR

X

全35件 (35件中 1-10件目)

1 2 3 4 >

2021.08.12
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
新型コロナウイルス感染症(CoVID-19)の強力な変異株のデルタ株の蔓延で、現在、日本中がパニックになっています。ここではその対策の一つとして、抗ウイルス作用のあるビタミンCについて考えていきたいと、思います。

NIHのMark A Levine博士らの研究によると、高濃度ビタミンCの点滴(静脈内投与)による薬理学的濃度のビタミンCは、血中でなく細胞外液中にascorbate-radicalとhydrogen peroxideを発生させ、血液は、組織へのpre-drugの配達システムとして作用します。このことが、ガンやいろんな感染症に深い関係があり、ビタミンCの点滴により生じた過酸化水素とROSは、ガン細胞やウイルス、細菌を攻撃し、殺作用を示し、これらの疾患への治療的役割を演じます。このことが、新型コロナウイルス感染症の対策にも応用できるのではないかと、筆者は考えています。また、経口による還元型ビタミンCの大量投与は、ウイルス性疾患やガンなどの化学療法中、有益な補完的役割を示し、患者の免疫力を高め、ウイルスの増殖を抑制することから、新型コロナウイルス感染症の予防・治療に寄与するのではないかと、考えています。

ここで、中国でのCOVID-19患者へのビタミンC大量点滴の臨床試験があるので、紹介しておきます。120名の重症の新型コロナウイルス感染症患者に、7日間、24g/日のビタミンC塩が点滴され、医師らは治療効果に手応えを感じているようです。なお、中国は、ビタミンCの生産国でもあり、上海の製薬企業が、新型コロナウイルス感染症治療のため、50トンのビタミンCを武漢へ送っているとの報道が以前にありました。更なる臨床研究が望まれます。

References
Andrew W. Saul. VitaminC protects against coronavirus. Orthomolecular Medicine News Service. Jan26,2020
Coronavirus and VitaminC. Ovulation Calculator
Andrew W. Saul. Intravenous vitaminC is already being employed in China against COVID-19 coronavirus. Global Research . March03,2020
Mark A Levine, et al. Pharmacologic Ascorbate: An unanticipated role in cancer treatment. NIH






Last updated  2021.08.12 11:32:13


2021.08.09
カテゴリ:カテゴリ未分類
感染力の強い変異株の新型コロナウイルスの感染が、世界中に広がり、日本にも入って来ているようです。ニューヨークポスト誌によると、ノースウエル健康施設の医療チームは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者に、1,500mg/回のビタミンC塩を3~4回/日、点滴(静脈内投与)しています。そこの医師のDr. Andrew Weber博士らは、ビタミンC点滴に加え、抗マラリア薬のhydroxychloroquine、抗生物質のazithromycin、各種生物製剤を投与しています。博士によると、これらの研究からビタミンC塩を点滴したCOVID-19患者は、その点滴を受けなかった患者より、症状が著しく改善しました。

また、最近の研究によると、ビタミンC塩点滴は、集中治療室に入院する患者の入院時間を著しく短縮することがわかり、注目されています。そこで、フィンランドとオーストラリアの研究者らは、再調査を実施し、1766名のCOVID-19に感染した患者での12回の試行において、ビタミンC塩点滴は、集中治療室(ICU)に入院する期間を平均7.8%程短縮させました。また、6回の試行による経口投与のビタミンC(1-3g/日、平均2g)は、ICU入院期間が、8.6%程短縮しました。また、3回の試行において、24時間以上、人工呼吸器を必要とした患者において、ビタミンC点滴は、18.2%程人工呼吸器を付けている時間を短縮させました。

Dr. Andrew Weber博士によると、COVID-19患者の血中ビタミンC値は、体が感染で過剰反応を示すときもたらされる、炎症反応である敗血症に罹ると、急激に低下します。したがって、COVID-19患者は、血中ビタミンC値がいつも飽和されているように、補給しなければならないと、考えます。

references
Lovena Mongelli and Brwce Golding. New York hospitals treating coronavirus patients with vitaminC. N EW YOrK POST. Mar 24,2020
Karina Lichtenstein. Can vitaminC prevent and treat coronavirus? MedicineNet. Health News. 03/09/2020
Will Chu . Hospital turns to high-dose vitaminC to fight
coronavirusi, NuTRAngredients






Last updated  2021.08.09 20:10:17
2021.08.06
カテゴリ:カテゴリ未分類
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の強い変異株が世界中に蔓延し、各国はパニック状態になっています。また、その中で死亡者は、COVID-19による急性呼吸窮迫症候群(ARDS)がその死亡原因の主たる理由と報告されています。今回は、ARDSと関係のある一酸化窒素(NO)とビタミンCについて考えていきたいと、思います。

Doris Loh博士によると、ARDSの病態における遊離ヘムとNO、テトラヒドロビオオプテリン(BH4)の関与と、ARDSに対するビタミンCの作用が注目されています。遊離ヘムは、赤血球細胞の安定したヘム結合よりは、1,000倍ほど速くNO(血管内皮細胞から産生され、血管内皮機能を調整している)を補足します。内因性一酸化窒素の減少は、ウイルス応答を抑制する能力を低下させます。なお、内因性NOの生物学的利用能の急激な低下は、高血圧、血液凝固作用、それに全身性炎症をもたらします。このことは、高血圧症の持病を持つCOVID-19患者がNOの減少による血管収縮が原因で、高いリスクに晒され、死に結び付く可能性があると、考えられます。なお一般には、肺炎入院患者の90%は、内因性NOの低下により、血液凝固作用の活性化が認められます。ここではNOの産生は、律速補因子のBH4に依存しています。BH4は、NO産生中、酸化・還元状態を低値に維持します。もしもBH4がフリーラジカルによって酸化され、後に再生されないのならNOの生合成は進みません。なお、BH4の再生はビタミンCに依存しており、ビタミンCはBH4を再生します。また、ビタミンCの欠如は、内因性NOの産生を低下させます。グルタチオンにはBH4再生作用はありません。なた、NOには新型コロナウイルスの複製を抑制しますが、無細胞ヘモグロビンはNOを破壊します。ビタミンCはNOの産生を高めます。このことが、ビタミンCが抗ウイルス作用を有する一つの理由と考えられます。

まとめ
博士によると●点滴と経口摂取によるビタミンCの併用摂取は、cOVID-19への二面からの攻撃手段となります。●点滴で用いるビタミンC塩はハプトルロビン(血中に遊離したヘモグロビンを結合させる機能を持つ)の再生をサポートします。●高単位ビタミンC経口経口摂取は、COVID-19によるARDSを予防し、その進行速度を低下させます。●ビタミンC塩点滴(IVC)はCOVID-19によるARDSに対する戦いで絶対必要なツールです。●IVCは、ハプトグロブリンを再生させるビタミンc塩からの電子の持続的流れをもたらします。●ハプトグロブリンは、安定した方のヘムを維持するため、第二鉄イオンを減らすために、電子を供給するビタミンCに依存しています。なお、ビタミンCは、ハプトグロブリンに特異的でありません。

References
Doris Loh. CoVID-1、ARDS,cell-free Hemoglobin. The Ascorbic Acid Connection
NEwSLETTER. Mar24,2020
Gaggar A. Hemolysis, Hemoglobin, and hem in acute lung injury. Am J Physiol Lung Cell Mol Physiol. 2016;311(4). 00312.2016
VitaminC can kill every virus known to mankind. dailyhealthpost .com/ Jun18,2018






Last updated  2021.08.06 20:10:07
2021.07.29
カテゴリ:カテゴリ未分類
COVID-19は、中性のペスト大流行、第一次世界大戦時のスペイン風邪の大流行に匹敵し、今や世界的大流行の真っ最中です。今回は、抗ウイルス作用で有名なビタミンCのCOVID-19への感染予防作用や重症化予防作用について、世界の研究を紹介したいと思います。

Doris Loh博士によると、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2コロナウイルス)は、血液中のヘモグロビンをターゲットにし、その結果として、CoVID-19の症状であるARDS(急性呼吸窮迫症候群)を悪化させる無細胞ヘムを生じ、肺胞の炎症、肺上皮障害、気道炎症、それに肺胞透過性など重篤な病態をもたらします。なお、無細胞へムは、酸化第二鉄を伴った、ヘモグロビン内の不安定なヘム(血色素のことで、二価鉄とポルフィリンからなるシャク体を構成している)のことで、蛋白質と脂質に結合し、脂質の過酸化のようなフリーラジカル鎖を生じます。このように、SARS-CoV2は、無細胞ヘムを生じさせ、ARDSを発症させます。ここで血中や組織、それに細胞に十分量のビタミンCが存在しない場合、ヘモグロビンを酸化して無細胞へムが生じ、ARDSを発症させます。逆に、ビタミンCが十分存在する場合、無細胞ヘムの産生が阻害され、フリーラジカル鎖が消去されると、考えられます。

また、Doris Loh博士によると、COVID-19の病因のSARS-CoV-2コロナウイルスは、アンジオテンシン変換酵素2(ACE2)リセプターに結合します。ACE2リセプターの発現は、肺のタイプ2型肺胞上皮細胞(AT2)の少数群で増えます。ここで重要な問題点は、AT2がウイルスの増殖と伝播を増やし、他の多くの遺伝子を発現することです。このことが新型コロナウイルスが肺の中で活性化され、その患者は急速に悪化します。もしも適切量のビタミンCを摂取しない場合、たとえば、点滴や経口摂取、野菜や果物の摂取などを十分摂取しない場合です。ARDSに進行する可能性があります。ここでビタミンCが新型コロナウイルス感染症への必要性は、SARS-CoV-2コロナウイルスは、スパイク蛋白質の切断部位で活性化されます。この切断部位ではフーリン酵素を使います。このことが、新型コロナウイルスとビタミンCがお互いに敵対する理由と考えられます。高濃度のビタミンCの新型コロナウイルス不活化作用から、このフーリン酵素の活性をビタミンCは阻害するのではないかと考えられますが、更なる研究が待たれます。

References
Doris Loh. COVID-19, ARDS, Cell-Free Hemoglobin, The Ascorbic Connection. EVOLUTAMENTE. ORA. Mar 24,2020
Doris Loh. Furins&Hypoxia-The VitaminC Connection-Evolutamente. it
VitaminC can kill almost every virus kn 0wn to mankind. dailyhealthpost.com/june18,2018







Last updated  2021.08.06 14:06:34
2021.07.21
カテゴリ:カテゴリ未分類
強迫性障害(OCD)は、うつ病、双極性障害、それに統合失調症に併存頻度が高く、治療のためには、これらの疾患を同時に治療する必要があると、専門家ヵら報告されています。James M  Greenblatt博士らの研究によると、イノシトール(栄養素)の比較対照試験では、強迫性障害、うつ病、パニック症候群、それに過食症では、イノシトールによる治療で、生活を変えるほどの改善が見られました。特に、強迫性障害の子供では、効果が顕著でした。例えば、引きこもりの19 歳の青年は不潔強迫症状を呈しており、イノシトールによる治療で、別の人のようになりました。同様に、イノシトールと5-HTPで治療したPJさんは、症状に著しい改善を示しました。また、副作用も認められませんでした。なお、医師である博士は、イノシトールを3g/日、3回/日を強迫性障害患者に投与していますが、腹部膨満感と吐き気などの副作用は最小でした。ところで、強迫性障害は、脳の神経細胞から放出されるセロトニン量が少ないと言われ、強迫性障害の大脳外側部位(島皮質)では、セロトニンを神経細胞内に取り込む蛋白質(セロトニントランスポーター)が減少していると、報告されています。また、グルタミン酸やGABA量の脳内領域での特異的変化に、Scrapper(蛋白質分解酵素)が関与することも、病因の一つではないかと考えられています。

次に、栄養成分の天然タウリン(牡蠣、イカなどに含まれる)は、GABA(ギャバ)の前駆体で、抑制的神経伝達物質で、正常なセロトニン値と正常な取り込みを維持するのに役立ちます。ある研究によると、4週間、高タウリン食を与えられた動物は、鬱症状が改善されました。また、マウスによる研究では、不安感テストの30分前に天然タウリンが与えられ、不安感の緩和が認められました。なお、タウリンは直接的にセロトニン産生をターゲットにしていませんが、強迫性障害のような不安障害に伴った、追い詰められた考えを軽減できる可能性があるので、強迫性障害に有効なNACやイノシトールと共に、治療の一つに入れるのも一案と考えます。これらについては、更なる研究の積み重ねが期待されます。

References
Fux M. inositol treatment of obsessive-complusive disorder. Am  J Psychiatry. 1996 Sep;153(9):1219-21
James M, Greenblatt. Integrative therapies for obsessive disorder, Mental Health. JamesGreenblatt MD. com .2017/7/10







Last updated  2021.08.01 18:03:54
2021.07.08
カテゴリ:カテゴリ未分類
COVID-19については、2020年の時点では未知の病態が多く見られますが、医学関係者の努力により、その未知の病態が明らかになりつつあります。今回は、それらの病態の中で直接生命に関係するARDSの研究を紹介すると共に、その対応を考えていきたいと、思います。

Doris Loh博士によると、米国や中国での臨床研究では、ビタミンC点滴(IVC)とビタミンCの経口摂取の併用は、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の症状の改善に有効、かつ生還率を高めると、報告されています。博士によると、IVCがCOVID-19の患者に点滴されるとき、ビタミンC(VC)の酸化還元作用を、経口摂取のビタミンCがサポートします。VCが無細胞ヘモグロビン(CHF)の形成を阻害することにより、その第二鉄イオンを減少させ、そのことにより、一酸化窒素の破壊を減少させます。ちなみに、一酸化窒素の恒常性は免疫機能を維持します。

適正量のビタミンCの経口摂取は、ビロポリン(ウイルスのコードする膜蛋白質で、ウイルスの放出を制御している)により、もたらされた脱分極による細胞毒性から宿主のミトコンドリアを守ってくれます。なお、ビタミンCは宿主(ヒト)のリンパ球、好中球、それにナチュラルキラー細胞値を高め、ウイルスからの感染に打ち勝つのに役立ちます。



Doris Loh博士によると、新型コロナウイルス(SARS-CoV2)は無細胞ヘモグロビンを生じさせ、ARDSを発症させます。SARS-CoV2ビロ蛋白質のorf3a、orf10、orf1abはヘモグロビンを攻撃します。これらの蛋白質はヘムから鉄を解離させ、その鉄を酸化させ、放出させます。鉄が除かれた後、SARS-CoV2蛋白質は、鉄なしにポリフィリン(ヘモグロビンに含まれる有機化合物)を形成するため、ヘムを補足します。SARS-CoV2ビロポリンE蛋白質はポリフィリンに結合します。このことは、スパイク蛋白質に結合しているACE2受容体に加えて、ポルフィリンを通じてヒト細胞膜に直接進入することを、COViD-19は可能にします。これらのことから、COVID-19はポリフィリン、または鉄を含まないヘムに依存している太古の生命の起源と考えられます。

無細胞ヘモグロビンはどのようにしてARDSを発症するかまとめてみました。
●CHFは一酸化窒素を破壊します。●一酸化窒素はSARS-COVウイルスの複製を抑制します。●一酸化窒素の低下は血管収縮、炎症性サイトカイン、それに細胞のダメージを生じさせます。●ビタミンCは一酸化窒素値を高めることにより、CHFによる血管収縮、炎症性サイトカイン、それに細胞のダメージを防ぐと、考えられます。

References
Doris Loh. evolutamente it/ covid-19-ards--cell-free-hemoglobin-the-ascorbic-acid-connection/
Doris Loh. Furins&Hypoxia-The vitaminC connection-Evolutamente. it
Kuck Jl . Ascorbic acid attenuates endothelial permeability triggered cell -free hemoglobin.
Boochem Biophys Res Commun. 2018;495(1):433-437
VitaminC can kills almost every virus known to
mankind. dailyhealthpost.com/ June 18,2018
筆者、藤井毅彦プロフィール、専門の研究は病態栄養学、徳島大学医学部医科栄養学科(旧栄養学科)卒業,日本ビタミンC研究会主催、著書、"ガンと栄養"、"ガンを予防し、治すビタミンC療法"1982年、"ガンを治すビタミンC療法"1980年






Last updated  2021.08.01 18:06:23
2021.07.01
カテゴリ:カテゴリ未分類
糖尿病合併症では心臓病を発症して、最終的に心不全になるヒトが多いと報告されています。また、心臓病では高血圧、心臓血管系疾患、心臓弁膜症などが認められない場合、糖尿病性心筋症が疑われます。

ある研究によると、左心室拡張期機能障害のある二型糖尿病患者74名に二重盲検試験を実施し、補酵素Q10を200mg/日、フェノフィブレイト(抗高脂血症治療薬)を160mg/日、それぞれ単独投与、あるいは両方を併用投与し、6ヶ月間摂取したところ、左心室機能にそれぞれ影響が認められなかったが、併用群では収縮期血圧の低下が見られ、単独摂取群では拡張期血圧の低下が認められました。

De Blasio博士らの研究によると、低下したP13Kシグナルを有する糖尿病モデルマウスでの補酵素Q10(ビタミン様栄養素、Q10)による酸化ストレスの治療では、補酵素Q10が重度の糖尿病性心筋症を改善したことから、Q10を補完的に摂取させると糖尿病性心不全への補助的治療法になる可能性が報告されています。

Paras K. Mishra博士らの研究によると、マウスでの研究でQ10は、拡張期機能不全、心筋細胞肥大、および心筋線維症を改善すると、報告されています。また、Li CJ博士らの研究によると、実験的糖尿病性心筋症において、心筋線維症と心筋機能不全は、R-α-リポ酸(天然型α-リポ酸)の摂取により改善しました。なお、R-α-リポ酸は、ミトコンドリア酸化ストレス、細胞外マトリックスのリモデリング、JunN-terminal kinase, p38-マークの活性化などを低下させることにより、糖尿病性心筋症の治療の可能性があると報告されています。

また、Anna Gvozja Kova博士らの研究によると、糖尿病性心筋症患者にQ10、R-α-リポ酸、α-トコフェノール(天然型ビタミンE)を併用摂取してもらい、HbA1Cと心エコーでの心筋機能の改善が認められ、副作用は見られませんでした。なお、S-α-リポ酸(非天然型)の過剰摂取に対し、遺伝的に弱い体質のヒトは、糖尿病性ケトアシドーシスの発症が少数のヒトに認められたと、報告されています。また、抗糖尿病薬や抗心臓病薬とQ10,R-α-リポ酸との併用摂取は相互作用が起こる可能性があるので、禁忌となっています。

References
Sahar K. Hegazy, et al. Aipha-lipoic acid improves subclinical left ventricular dysfunction in asymptomatic patients with type-1-diabetes. Rev Diabet Stud. 2013 Spring;10(1):59-67
De Biasio MJ. Therapeutic targeting of oxidative stress with coenzymeQ10 counteracts exaggerated diabetic cardiomyopathy  in a mouse model of diabetes with diminished P13K signaling. Free Radic Biol Mde. 2015 Oct ;87:137-47
Paras K. Mishra, et al. Diabetic Cardiomyopathy. Front . Endocrinol. 07Aril:2017
Li CJ, et al. Cardiac fibrosis and dysfunction in experimental diabetic cardiomyopathy are ameliorated by α-lipoic acid. Cardiovasc Diabetol. 2012 Jun 19;11:73
藤井毅彦プロフィール、専門の研究は病態栄養学、分子栄養学、徳島大学医学部医科栄養学科(旧栄養学科)卒業、日本ビタミンC研究会を主催、著書、"ガンと栄養"、"ガンを予防し、治すビタミンC療法"、1982年、"ガンを治すビタミンC療法"1980年






Last updated  2021.07.13 20:57:20
2021.06.27
カテゴリ:カテゴリ未分類
心臓血管や心臓の弁の石灰化の予防は、長寿を全うするうえで重要な課題となっています。そこで食生活や栄養素によりそれらを予防できないか、内外の栄養医学関係の専門家は日夜研究を続けています。

Dr Robert Bassington博士らの研究によると、食生活での魚類の日常的摂取は、重篤な冠状動脈石灰化の防御効果があり、魚類を頻回に摂取する被験者グループは、重篤な冠状動脈石灰化が進行するリスクが減少しましたが、サプリメントのEPA・DHAを摂取した被験者グループは、冠状動脈石灰化に対し防御効果を示さなかったそうです。一方、日本での研究では、日本人男性でのDHA摂取は、血中DHA濃度を高め、冠状動脈石灰化スコアーが低下しました。なお、EPA摂取による血中EPA濃度の増加と冠状動脈石灰化スコアーとの関連は認められませんでした。ちなみに、冠状動脈石灰化はアテローム性血栓症の主要マーカーです。また、日本での以前のランダム化比較試験では、スタチン服用の脂質異常症患者が1.8g/日のEPAを併用摂取し、冠状動脈疾患を制御したとの報告もあります。スタチン(脂質異常改善薬)については、長期投与の場合、いろんな副作用のリスクがあるとの報告もあります。

ロッテムダムのRenate C  Heine-Broring博士らの研究によると、冠状動脈石灰化に対する魚油由来DHA・EPAの冠状動脈保護作用の疫学的・実験的データーでは、魚類を全然摂取しないグループに比べて、19g/日以上の魚類摂取グループは、その石灰化がさらに軽度でした。また、魚類の摂取量が多いグループは、重度の石灰化が少ししか見られませんでした。なお、これらのデーターは、統計学的に有意であるボーダーラインでした。しかし、EPA+DHAの摂取グループは有意な結びつきは認められませんでした。

Okayama UniversityのNakamura博士らの研究によると、NOX(窒素酸化物の総称)の活性は、WTマウスに比べKlothoマウスのSMCs(平滑筋細胞)では著しく高い値で、EPAはNoX4(NADPHオキシダーゼ)遺伝子とNOX活性の発現レベルを減少させました。結論として、EPAはNOX遺伝子発現の減少とKlotho変異マウスのGPR120(脂肪センサー)経由での活性化に伴う冠状動脈石灰化を防ぎます

以上、いろんな研究から、魚類には冠状動脈石灰化リスクを減らす働きがあることが考えられます。EPAとDHAの両方の摂取の場合、冠状動脈石灰化リスクを減らせ、EPA単独摂取では、その効果は統計学的には認められず、DHA単独では認められるという報告もありますが、高齢者は、魚類を頻回に摂取し、EPA・DHAも併用摂取するのが、すでに軽度の冠状動脈石灰化が認められたヒトには有益であり、心臓弁石灰化にも有益であると考えられます。また、冠状動脈・心臓動脈弁石灰化予防には食生活の改善も必要で、魚類、大豆など豆類、野菜、雑穀、果物、海藻、未精製穀類などの日常的摂取が必要です。なお、近年、海洋汚染によるマイクロプラスチックを魚類が摂取し、食物連鎖により人類の体に蓄積し、健康被害を及ぼすことが懸念されています。早急の海洋マイクロプラスチック対策が求めらられています。人類の存亡に関わるゆゆしい事案です。

References
Dr Robert Bassington. Omega3fatty acid and coronary calcification. DRB Nutrition. March 4,2012
Renate C Heine-Broring, et al. Intake of fish and marine-3fatty acids in relation to caronary calcification. The American Journal of Clinical Nutrition. Vol91 Issue5, May 2010
Sekikawa A, et al.  Association of blood levels of marine omega-3fattyacid with coronary calcification and Ca density in Japanese men. Eur  J Clinical Nutrition. 2019;73-:783-92
K Nakamura , et al. EPA prevents arterial calcification in Klotho mutant mice. Research Gate. Aug 2017
筆者プロフィール、藤井毅彦、専門の研究は病態栄養学で、日本ビタミンC研究会を主催しています。著書は"ガンを予防し、治すビタミンC療法" と"ガンと栄養”、徳島大学医学部医科栄養学科(旧栄養学科)卒業






Last updated  2021.06.29 11:31:18
2021.06.21
カテゴリ:カテゴリ未分類
心筋梗塞や脳梗塞、それに心臓弁膜症などは、動脈の石灰化が関係し、加齢に伴い心臓の血管やその弁、それにその他の臓器の石灰化が進展し、その石灰化が、狭心症、心筋梗塞、、それに心臓弁脈症などの発症の原因になっていると考えられます。その対策の一つとして、栄養素のフィチン酸(IP6と呼ばれ、穀類のフスマ、豆類、ナッツ類などに含まれる)が心臓の血管やその弁の石灰化を防ぎ、上記疾患のの予防対策の一つになるとの研究報告があります。

フィチン酸は、栄養素のイノシトールにリン酸が結合した栄養素で、イノシトール6リン酸と呼ばれ、臓器の石灰化やガンなどを始め、いろんな疾患への予防・治療効果が、多くの研究で報告されています。また、石灰化である結石や歯石、それにガンへの予防効果も報告されています。

Alexandra Schutkowski博士らの研究によると、フィチン酸を含むルピン豆の蛋白質は、アテローム性動脈硬化症のモデルマウスにおいて大動脈の石灰化を減少させることが証明されています。また、ApoEノックアウトマウスでの二階乗研究が、フィチン酸を含むルピン豆の蛋白質とそれを含まないルピン豆タンパク質、ルピン豆と同量のフィチン酸を含むカゼインとそれを含まないカゼインの餌を摂取したマウスで行われました。そしてフィチン酸を含むルピン豆群は、その他のグループより、より高い大動脈石灰化の低下が認められました。なお、博士らは、ルピン豆タンパク質による大動脈石灰化の低下作用は、ルピン豆タンパク質とフィチン酸の相乗効果と考えられる、と報告しています。

Grases博士らの研究によると、高齢ラットの心臓血管系石灰化に及ぼす食餌性性フィチン酸塩に関する研究では、イスターラット(10週齢。雌)は、4つの食餌グループに無作為に分けられ、一つのグループはフィチン酸塩を含むバランス食を与えられ、もう一方のグループはフィチン酸塩を含まない精製した食餌を与えられ、その他のグループはフィチン酸を含まないが、イノシトールとCaHpo4とMgoを添加された食餌が与えられました。そして76週齢ですべてのラットは殺され、大動脈、心臓、腎臓、肝臓、それに大腿骨が化学分析され、その結果、大動脈のCa含量の相違が著明でした。フィチン酸を含むグループは、それを含まない食餌グループに比べ、大動脈のCa含量値が著しく低い値でした。これらのことから、フィチン酸を多く含む食餌は、大動脈のCa蓄積を防ぎ、大動脈の石灰化を著しく低下されることが示されました。

また、Bill Sardi博士、Pilar Sanchis博士らの研究からもフィチン酸の大動脈石灰化への効果が報告されています。その他の研究からイノシトールといろんな多価リン酸の混合物を含むフィチン酸の部分的化し分解物は、Riceticラット軟骨、in vitroでの大動脈石灰化に対する有望な阻害因子であることが示され、なお、フィチン酸はそれ自体不活性でした。また、フィチン酸は化し分解物だけでなく、非経口的に投与されたとき、体内のビタミンD濃度が十分な場合、ラットの大動脈石灰化を防ぎました。これらのことから、フィチン酸を多く含むマメル、ナッツ類、それに精製度の低い雑穀の日常的摂取が望まれます。

References
Grases F, et al. Phytate reduces  age-related  cardiovascular calcification. Front Biosci. 2008 May 1;13:7115-22
Bill Sardi. Dietary intake of IP6 reduces stiffening of aorta and has other profound health effects. knowledge of Health
Pilar Sanchis, et al. Protective effect of myo-inositol hexaphosphate on abdominal aortic calcification in patients with chronic kidney disease. Journal of Renal nutrition. Vol26, Issue4,July 2016






Last updated  2021.06.21 21:09:34
2021.06.19
カテゴリ:カテゴリ未分類
天然タウリンは牡蠣などに含まれる栄養素ですが、それはビタミンCなどと共にガンへの予防・治療効果が研究されています。Shou Tu博士らの研究によると、天然タウリンは、ヒト肺がんA549細胞群の細胞増殖と異種移植片腫瘍の増殖を阻害することができ、そのPUMA(アポトーシスの上方制御調整因子)は、ガンの抑制をもたらす天然タウリンの重要な機能となると報告されています。

Ning Ma博士らの研究によると、天然タウリンは抗がん作用のある抗がん剤と一緒に用いた場合、相乗効果が認められると報告されています。もっと有益なことは、天然タウリンが化学療法による副反応を軽減できることです。そして、天然タウリンは、PTEN/p53シグナリング経路、PUMAシグナリング経路、MStI-Hippoシグナリング経路、それにMSTI-JNKシグナリング経路経由で相対的に高い抗腫瘍効果を有します。なお、ガン細胞でのアポトーシスを含むメカニズムは更なる研究が必要ですが、さらに、天然タウリンをビタミンCやビタミンDなどの抗腫瘍栄養素とともに、ガンの予防・治療に用いることも一案だと考えます。

References
Shuo Tu, et al. Effect of taurine on cell proliferation and apoptosis human lung cancerA549 cells. Oncology letters
Ning Ma, et al. Taurine  and  its anti-cancer function. Taurine Research(2019)Vol5






Last updated  2021.06.19 10:38:40

全35件 (35件中 1-10件目)

1 2 3 4 >


© Rakuten Group, Inc.