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テーマ:旅のあれこれ(8787)
カテゴリ:旅行記
さて!さて!さて!さて! 案の定、ナイル・エクスプレス到着の遅れによって、私めの参加したツアーは、アスワン最大の観光地である<アスワン・ハイダム>の観光を断念させられるのであります。 こんな事があっても、エジプト人は 「インシャラー(全てはアラーの思し召しのままに)」。 そう、No problemなのであります。
※参考資料 ナイル川にある幅3600メートル、高さ111メートルの世界有数の大規模ダムであります。
イギリス支配時代の1901年にイギリス人によって、アスワンの町の南にダムが建築されたのでありますが、「まだまだ不十分!」と考えた政府は、さらに上流に新ダムを建設するべく国家的プロジェクトを進めたのであります。
1970年に、ドイツとソ連の協力によって完成したアスワン・ハイ・ダムは、古代より人々を悩ませてきたナイル川の氾濫を防ぐと同時に農業用水の確保に大きな役割を、水力発電により国内の電力供給を安定させたのであります。 その一方で、赤道に近いヌビア地方は、世界で最も日照率の高い地方といわれ、朝晩、夏冬の寒暖の差が激しいという典型的な砂漠気候。 又、数々の貴重な遺跡が水没することにもなった古代遺跡や、ユネスコの働きかけにより、大規模移動され水没を免れた、アブシンベル神殿やファネストアリ神殿などの遺跡…。 アスワンハイダムは多くの犠牲を払って完成したダムなのでありますな。 ここで、エジプト人の生活や、古代遺跡発掘・保護のほとんどが、外国の援助によって行われていると感じたのは私めだけか ※参考資料 アスワンのナイル河岸には、アガサクリスティ原作の映画・「ナイル殺人事件」の舞台ともなった、PullmanCataractホテルが。 「見るな」…否、「見ることが出来ない」と言われれば、余計に見たくなるのが人間であります。 しかし、ここはエジプトの地、全ては「インシャラー」でありますかな
最終更新日
2010.05.24 14:08:14
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