2005/12/11(日)20:46
仙台の至宝 MF10番 財前 宣之
ご存知の通り、財前は1993年U-17日本代表として世界選手権に出場しベスト8と活躍し、日本からただひとりベストイレブンに選ばれた。
その時のGKはチームメイトの小針であって、今では海外で活躍の中田英寿が財前の事を天才と呼んだのは有名な話ですね。
1999年に低迷した鈴木元監督時代の途中から市原のパウロ・エンリケ(レンタル移籍)と共に財前は仙台に来た。
その直ぐ後に鈴木元監督は解任されて、清水前監督が途中より就任した年です。
2度の大怪我の元復活したが、9月12日の大分戦(仙台スタジアム)で3度目の前十字靭帯損傷と言う大怪我で1年間近くをリハビリに費やし、翌年の2000年6月25日のアウエー山形戦で復活した。
財前がピッチに現れた時の歓声は今でも忘れる事が出来ない。
そして、今でサポの間で語り継がれている2001年11月18日の西京極で行われたリーグ最終戦での財前のボレーシュートでJ1昇格した。
入団当時は背番号29番を着けていたが、2000年より中島(現千葉)よりエースNo.10を引継ぎ今年まで着けていた。
しかし、今年のシーズンオフにはフロントより契約満了と言う事で戦力外になった。
財前とは、ほとんどサッカーの話をした事が無いが旅行の話などでは止まる事無く話し続ける財前。
私自身は今年のベガルタの選手の中では一番話しやすいのが財前でした。
街で車で擦違っても挨拶してくれる、礼儀正しい財前。
あるプログでは、現代サッカーには財前は合わないと酷評しているが、今年の選手でサブに入り途中出場し流れを変えてくれる選手は居たのだろうか?
私は財前が途中出場した時は、何か流れを変えてくれるとワクワクしながら応援していました。
今までも財前のスルーパスやテルのFK、山田のサイドチェンジなど個性のある選手のプレーでワクワクして来たが、去年あたりからは平均的で個性の無い選手が多くなったと感じています。
これは選手をロボット化したベルデニック前監督の影響でしょうね。
さて、ちまたでは財前の戦力外にしたフロントに対して、撤回の署名活動が行われているが決して悪い事では無いが、森川・大河内など一緒に戦力外を告げられた選手の事を考えるとちょっと複雑な気持ちですが署名致しました。
以前に山田の時も署名活動が行われたが、当時の山田の時はフロントの早とちりでの契約継続しなかったと言う今回の財前のケースとは違いますからね。
今回は明らかにフロントから告げられていますからね。
私としては、好きな財前ですから逆に活躍の場を見つけて戦力外にしたフロントを見返すつもりで今後も活躍して1年でも多くプレーしてほしいと願っています。
本来なら財前に直接逢って今回の経緯と財前の気持ちを聞きたいのだが、話しによると戦力外を告げられてから1度もクラブハウスの方に顔を出していないと聞いている。
それと、ほとんどの選手が今度のトライアウトを受けるみたいだが財前は参加しないみたいですので、もしかして他からオファーが来ているか?
財前位の選手なら他のチームからオファーが来ても不思議では有りませんからね。
今、行っている署名活動に付け加えてフロント(名川社長、小長谷常務)の解任なら応援しますよ。
財前のイベント☆ ファン感謝イベント“Zai Night”が行われると言う事です。