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テーマ:最近観た映画。(39999)
カテゴリ:映画
まあ、そっちは今度の土曜に公開だからいいとして、21日から公開の映画で前から観たいと思っていた映画が「博士の愛した数式」。 以前、この映画の前売券を買おうとチケット屋に行ったら、この映画と「博士の愛した数式」のどっちかが観られる券が1150円と前売りより安く売ってたので、その時点では博士の方はいつやるか分かんなかったんですが、始まったら観るつもりだしな、と余分に買っておいたんです。なので公開したら早く観ようと、日曜に観るつもりだったんですが、土曜がそんなんだったんで心配だったんですよね~。日曜起きてみたら、路面は乾いてたので「ふっふっふ、やはりな。それ位で私の映画鑑賞は阻止できぬのだよ!愚か者めが!」と悪者風に高笑いしながら予定通りホーム映画館へ駆け込んで、朝一の回で観ました。 話としては、ある学校の新任数学教師が、自己紹介として数学教師を目指すきっかけになった出来事について話し始める。その頃10歳だった子供(昔の教師)を一人で育ててる母親。母親は家政婦として働いていたが、ある日訪れた派遣先。上品な未亡人が面倒を見て欲しいのは離れに住む義弟。義弟は交通事故の後遺症で記憶が80分しかもたないという。80分過ぎると忘れてしまい、一度会った人でも初対面に。実際会ってみるとその義弟は数学博士でなんでも数式に例えてしまう風変わりな男だった・・・、という感じ。 感想としては、なんか心温まるいい映画だったな~としみじみ。こういう短期記憶ものではアメリカのこの映画があります。あっちはなんかあっけらかんと楽しい感じでしたが、日本で同じテーマでやるとこういう感じになるでしょうね~。実際こんな事があるのか、とお思いの方もいるかもしれませんね。この映画はもちろん架空の話ですが、同じような症状の人をテレビで見た事があります。へぇ~、こういう事があるのか~、と思いました。なんでこの映画も興味があって観たかったんですよね。 あと、この映画で面白いのは、数学博士がいろいろ話す数式や数。学生時代、数学なんて社会に出ても役に立たないよ!と1、2、の次はいっぱいしか数えられなくて全然出来ないのを言い訳して、盗んだバイクで走り出してたINDYですが、素数、友愛数、とかいろいろ出てきて、その説明が面白く、引き込まれる。数学って難しい式とか出てきてツマランものだと思いながら生きてきましたが、面白いもんなんだな~と学生時代の教科書を見返したくなりましたよ。そして博士みたいな人に数学を教わっていたら、数学が好きになっていただろうな、と。 いい映画ですよ~。皆さんに是非観て貰いたいな~。特に数字を見ただけで頭が痛くなるような、数学アレルギーな方にこそ観て貰いたいですね!数学に対する考え方が変わるんではないかと。オススメ! e(πi)+1=0 追伸:2006年に観た日本映画で第7位です! 連続企画・本日の万博紹介 今日は長久手会場から「タイ・仏像」。 万博関係、他にもおすすめスポットとフォトギャラリーに載せてますので、興味のある方は御覧下さ~い。 夜の連続BLOG小説 「パンフレット貰っても結局見ないでしょ?第39回東京モーターショー2005 その16」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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