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ベガルタの昔からの根本的な問題は、低予算故にそれに見合った年俸の選手で戦術に出来るだけマッチさせようとしてきたことです。当然、高年齢選手やスペックの低い選手達の比率が高くなりますので、層が薄くなります。
どんなに優れた選手がいても選手同士の連携がうまくいかなければ、なかなか勝てないのがサッカー。それと絶対的な点取り屋がいること。この2点がなければ上位に食い込んでいけないし、勝てませんよね。大概J1で勝ってるチームには、ランキングに入ってくる点取り屋がいます。 それらの要素がベガルタにあるか?というと、無いのがほとんですよね。これまでは何とかJ1にとどまってきましたが、そうそういつまでも続くわけがないですよね。そんな状況の中、昨日の試合後の監督のコメントを読んで違和感を感じました。 『指揮官はこの“得点力不足”について「今日のゲームで初めて出た課題ではなく、これまでも向き合ってきた。根気よくトレーニングして改善していくしかない」と厳しい表情。』というコメントです。要は「根気よくトレーニングして改善していくしかない」というくだり。 一般的にプロの世界では高校出で5年。大学出で3年で芽が出なければ将来的に大化けはしないとみています。ですからプロになるということはそれだけ即戦力として期待されているわけで、練習で成長するほどの時間的な余裕は無いし潜在的能力で決まるものとみています。それがプロなのだから。 練習でレベルアップできるのはプロに入るまでの期間であって、渡邉監督の言う「根気よくトレーニングして改善」などという悠長な状況などあるわけはないし、選手個々の潜在的能力次第で決まってくると思う。 現状のベガルタの選手達の年齢を見たら、この先決定力不足を練習で解消出来る点取り屋はいるだろうか?FWではジャーメン以外は皆今年30才以上だし、兵藤は34で梁は37才。この年齢で練習で改善出来ますか? どういうつもりで監督が言ったのか分かりませんが、本来であれば得点力不足を補うのであれば点取り屋を補強するのが常識。練習で改善出来る問題では無いと思う。いずれにしてもJ1に再昇格してから最大の危機を迎えていると言っても過言では無いと思う。監督含め首脳陣はどれだけ認識しているのだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.04.21 21:52:53
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