ヤサイエンジン

[畑作業] カテゴリの記事

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  雑草を抜きまくる

  最高気温26℃。晴れてはいたが薄く雲がかかったような空。今日は定期ヒマワリ写真から。ヒマワリもかなり大きくなってきたけれどごらんのように雑草が薄く緑の絨毯のように生えてきている。ここまで大きくなると通りかかる人にもうダイズと間違えられることもないだろう。ひたすら雑草取り上のヒマワリ写真のように雨後となると雑草が一気に噴き出てくる。あまり土が湿っているときに雑草を抜いても活着する可能性が高いので、雑草取りしても徒労になるかもしれないんだけどせめて野菜の株周りだけは取っておかないと。ということで一日雑草を抜いたり削ったりしながら明日のチャレンジショップに持って行けそうな野菜をチェックした。どうもサトウキビは60％ぐらい芽が出てこない感じがしてきた。早植えしすぎてしまったのと苗の状態がよくなかったようだ。ところどころ除草しながら掘り返してみると芽が腐っているものがちらほら。来年やり直しだなぁ。明日のチャレンジショップさて明日のチャレンジショップに持って行けそうな野菜は、ゴボウ、ソラマメ、ニンジン（紫含む）、コールラビ（紫、白）、ダイコン、ラディッシュ、イチゴとハーブ各種。あたりかな。この時期としてはまずまず種類は揃えられた。キャベツや葉物が遅れたので残念。しかし明日の天気は微妙。明け方あたりと午後3時ごろに雨の予報が出ている。開催の決定はいつも8時頃なのでこういう天気だと早起きして準備しても無駄になってしまう可能性も無きにしも非ず。8時ごろに電話確認したとしてもそれから収穫となるとかなりバタバタする。なんとか晴れて欲しいもんだ。アーティチョークの花（正確にはがく）がだいぶ開いてきた。左にアマガエルが挟まっている。

  May 23, 2009

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  サツマイモ植付と草刈

  午前中は曇り空で蒸し暑かったが、午後からは晴れ。サツマイモ植え付け午前中に鳴門金時の挿し穂を買ってきて30株分挿した。大体これで100株ぐらい植えたことになる。まあこれで予定の半分ほどは確保できたので、後は伏せた芋の芽が育ってからゆっくり植えていこうと思う。いくらなんでも6月になれば挿し穂を採れるぐらいには伸びてくれるだろう。草刈午後からは畦の法面の草が伸びてきてまた実を付け出したので、草刈機を持ち出してきて刈った。たかだか小一時間の作業だったのだけど、肩が異様に痛い。法面だったので無理な姿勢をしたのか、草刈機の重さが肩に来たらしい。うちの草刈機のハーネスはかなりの年代モノで左肩に掛けるだけのシングルハーネスでクッションも薄いスポンジのみ。やはりもう少しましなハーネスを買ったほうが良いかも。ハスクバーナのハーネスが欲しい。ハーネスはいいとして、草刈機を使うときに困るのが細切れになった草が服にべったりとくっつくこと。今の時期はまだましだけど、夏になると汗と草の汁がまじりあってものすごく臭い。こんどからエプロンをつけることにしよう。写真がないのもさびしいのでイチゴの写真でも…。ノーブランドのイチゴだけど甘くて病気にも強いので来年もこのランナーで苗を作ろうと思う。最近やっと大きなのが採れだしてきた。畑作業中のおやつに最適。ところで、老友人M氏は去年エンドウの種を蒔き忘れたらしい。スナップエンドウかキヌサヤと間違えたのだとか。で、スナップエンドウとキヌサヤの実を大きくしたものを使って豆ご飯にしたらしいのだけど、キヌサヤの実を使って豆ご飯を作ると赤飯のような色がつくというのを発見したのだそうだ。そんなことをニコニコしながら興奮して語る老人M氏は可愛らしい人である。ついでに山東菜の種もくれた。

  May 19, 2009

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  サツマイモ植付

  けっこうすごい強風。冬のような気圧配置で北方向から吹いていた。この風に耐えられずボリジが中心部の枝一本を残してばったり倒れていた。サツマイモの植付苗採り用のイモはまだ少し芽が生えた程度で、もう待っていられないので挿し穂を買ってきて植えつけた。植え時としては6月いっぱい大丈夫だしまあどうせ10月終わりに掘ろうと思っているのでそう急ぐこともないのだけれど、少し不安になって苗を売っている間に少し植えてしまおうと思ったわけだ。あまり良い苗ではなかったけど、多分根付くと思う。サツマイモはいつも鳴門金時をメインにしてパープルスイートロードという紫の芋も少し植える。両方あわせて70m分。約200株ぐらい植える予定。サツマイモは大好きなのでいくらあってもうれしい。定期ヒマワリ。また一列も増えていない。前回の写真から2日で本葉がこんなに大きくなっている。あと数列分播種して後は移植してしまおう。

  May 14, 2009

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  小さい来客多し…な日

  一日を通してほぼ曇り。気温は22℃だったが作業をすると蒸し暑さを感じる。朝はお客さんが野菜を取りに来られた。珍しくパクチー（コリアンダー）好きの方。何度かリピート買いしてくださっている。その後は今日も予想通り子供たちが来る。昨日もだけど何か手伝うことない？などと言ってはくれるものの、結局やり直す羽目になるんだろうなーなどと思いつつやり方を教えていたり。まあ好奇心が旺盛なのは良いことだ。苗の支柱を挿すだけでも面白いらしい。でもそのうちに飽きてしまって今度はクローバーで花冠を作ったりしている。出来上がったら見せに来てくれて似合ってると言ったら大喜びで、ちょうど迎えに来た両親に見せに行っていた。遠くから父親らしき声で「天使だ！」なんて聞こえて来る。おもしろい。ヨシを刈る支柱といえば、今年はいつも使っている金属製の支柱が足りなくなってきた（ムギの鳥除けなどに使っている）ので、近くの河原にヨシを刈りに行った。窓の外に日よけで掛ける「ヨシズ」に使われるヨシ。近くの宇治川河川敷にはヨシが大量に自生している。少し下流に行けば毎年ヨシ狩りがボランティアや業者の手で行われていて、業者が加工しヨシズとして販売している。こんな景色が広がっている。右上に小さく見える橋脚が宇治橋でそこら辺から景観の重要文化財に指定されている。手前の茶色に枯れたのがヨシ。今年のヨシがもう下から生えていて30cmぐらいになっている。この枯れたのを刈って支柱にする。この茂みにワサワサ分け入って、バサバサ刈り取って上下を切りそろえて穂を落とす。百本ほどの支柱の出来上がり。ヨシは直径1cmもないけど竹のように中が空、まっすぐで節もある。そこそこ丈夫なのでナスやトマトの仮の支柱として充分使える。余ったり使い終わったら小さく切って堆肥場にポイ。のちのちこのような手近に使える物については雨の日の作業がないときに書いていこうと思っている。まあ近所でこんなものを使っているのは僕と老友人のM氏ぐらいのものだけど…。コールラビ。だいぶ大きくなってきた。このこぶのような部分をピクルスやサラダ、煮物などにする。面白い形の野菜。別名キャベツカブ。そのほかの作業としてはまたソラマメのアブラムシ防除など。

  May 4, 2009

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• 連日日没サスペンデッド

  今日もなんだかんだと忙しくしかも暑い。また湿度が40%を切った。朝はお客さんにお届けもの。御家族が怪我をなさったそうで花束をお付けしたのだけど、全部ハーブの花にした。というか僕の畑にはそれしかないし、お見舞いの花束としていいのか悪いのかわからない…、まあ気持ちってことで。その後ついでにホームセンターで鶏糞と油粕を購入。で戻ってきて昨日苗を植えたナスに水遣り。昼食後、残ったナス苗を植えて、ヒマワリの種まきをして、有機物マルチ。でまた水遣り。あとはエンドウ類の収穫など。地主のO氏が毎年恒例のサツマイモの畑を耕し始めた。もう何年も同じ場所で作っていて年々小さいイモしか採れなくなってきたという話を聞く。そこでは耕すときに雑草を抜いて他の場所へもって行き、サツマイモの生育中の雑草やサツマイモのつるなどもすべて畑から持ち出しているので腐植が少なくなっているのかもしれないと思ったので牛糞堆肥を入れてみては？とアドバイスした。僕もサツマイモの準備を始めなければならない。個人的に芋好きなので最重要作物のひとつなのに種芋からの芽出しは失敗したので挿し穂を買うことにしようと思う。種芋の保存は今後の課題だなぁ。いつもこの時期にはほとんどが駄目になってしまう。しかし周囲の畑の人たちも忙しそうだ。少し離れたある花農家さんは数日前から50mもある畝を何列も作ってそこに堆肥を入れ、元肥を入れ、マルチを敷き、今日何人か応援を連れて何か（たぶん花）を植えつけていたけど機械や人手なしにはできない作業量で頭が下がる。

  May 2, 2009

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  草刈

  曇り、晴れ、雨、晴れところころ変わる一日。雨といっても、さっと降って、ぱっと晴れたので作業に支障はない。草刈あぜ道の草刈をする。別にそうたいしてひどい状態でもなかったんだけど、この時期周りの田畑は除草剤か草刈機でいったんきれいにしておくので、ではうちも…と。半年振りに出陣する年代もの（20年ぐらい？）の草刈機。去年ヘッドだけコード刃に変えた。ナイロンコードにするにはパワー不足だけどそんなに高回転にはしないので大丈夫。ただ年代ものなので燃費がめちゃくちゃ悪い。この時期の背の低い雑草には威力を発揮するけど、夏の背の高くなってしまった雑草だとすぐに回転部に絡み付いてしまう。小一時間も刈ると草の切れ端がびっしりこびりつく。もちろん服や、ゴーグルなどにもびっしり。そこそこ刈っておけば周囲から苦情が来ることもないし、周囲の畦を一周した後、気になるところを刈って終わり。南側はヨモギが生えているので草刈するといいにおいがする。こういうヨモギやクローバーなどはなるべく上のほうだけ刈っておくと再び生えてくる。他の雑草はなるべく根元のほうから刈るようにしている。ヒマワリの播種準備機能に引き続きヒマワリの種まき準備のために、輪作区に油粕と鶏糞を少し施して耕運。畝を立てるかどうか迷ったけど結局やめにした。畝を立てたほうが何かを植えているサインになるので子供が入って踏み荒らしたりするのが減るので良いんだけど、そのためだけに畝立てするのもちょっとなぁ。とりあえずまわりだけ溝を切っておくだけにした。子供には再三注意したし、去年のように4分の1も植えなおすこともないだろう。ついでにサツマイモとシソ、バジルなどの予定地も耕運する。ここには特に肥料はやらない。そういえば日曜にせっかくもらった彼岸花を植えるのを忘れていた。草も刈ったし明日こそは植えつけよう。

  April 28, 2009

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  穀雨？

  現在の雨量は累計29mm。今のところだいたい10分に1mmぐらい増えている。風も強い。さっき心配になって畑を見に行ってきた。全面有機物マルチのおかげで、このぐらいの雨だとぬかるんだりしない。スニーカーでも畑に入ることができる。しめしめ。でもカラシナが倒れてる。ま、これはいいや。さほど収穫に影響はないはず。問題は…やっぱりー…。すこし被害面積が増えてる。2坪分ぐらい新たにこけてしまった。紐を張ってあったのでこれぐらいで済んだ、というかもう少し補強しておいたほうがよかったかな。まあ何とか持ちこたえて欲しいもんだ。穀雨といえば暦的には5日前。でも酷雨というほどひどいもんじゃない。むしろありがたい。

  April 25, 2009

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  ポンプで水遣り

  北風の強い一日。向かいの公園のこいのぼりは地面と平行にバタバタ音を立てて泳いでいて、しかもポールがかなりしなってしまうほどの風力。最高気温も17℃どまり。まだ夏野菜のトンネルははずせない。ポンプで水遣りところでおとといのパラパラ程度の雨を除けばまた1週間ほど雨が降っていない。作物がぐったりしているというほどでもないけれど、昨日キャベツの定植をしたということもあって、またポンプを持ち出して水遣り。今年は大活躍しそうなエンジンポンプ。1馬力程度の出力しかないけどこれで充分。片手で持ち運べる重さ。水を一杯に入れたバケツより軽い。あと機能には何も関係ないけど見た目がちょっとかわいい。このポンプでも追いつかないときは、用水路からの取水口を直接開いて、半日ほど水を入れる。去年の夏はこれを3度ほどやった。そのぐらい雨が少なかった。ただこの方法は全面に水を入れてしまうので乾燥が好きな作物には良くない。土の中のミミズやなんかも酸欠で死んでしまう。やっぱり週に一度は雨が欲しい。

  April 23, 2009

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• 耕す

  今日は暑かった。最高気温が25℃。草をたたく今は何も植えていないがこれから植える予定の場所に雑草が目立ち始めてきた。今のうちにたたいておこうと管理機を持ち出して耕した。ものの本によると「上農は草を見ずに草をとり、中農は草を見て草をとる、下農は草を見て草をとらず」というらしい。僕はどれかといえば中と下のカテゴリー。まあともかく去年と比べればまだ草の小さいうちに耕せただけまし。去年のこの時期はもうすでに畝の草取りだけで精一杯で何も植えていないところは手が出せなかった。今回耕した部分については、この時期に草をたたいておけば、あと何週間かでそこに何かしら植えつける時にもう一度土を動かすことになるので、当分雑草の心配はないだろう。いま一番芽を出し始めている雑草はツユクサとメヒシバ。夏雑草の代表。もう無数に発芽している。これらが生え始めると地温が10℃を越えたと判断して良いらしい。ツユクサなどは引き抜いてみると根っこ（つまり種）から地表まで10cm以上あっても芽を出している。有機物マルチもなんのそのだもんなぁ。除草剤を使わないと決めた以上、こまめに雑草対策すればそのうち減るだろう。と信じたい。話はかわって春大根を試しに抜いてみたら見事な又根。残念ながら写真を撮るのを忘れてしまった。石は少なくなっているはずなのでおそらく未熟な雑草残渣などの影響だろうと思う。とりあえず大根おろしと味噌汁にして食べた。

  April 18, 2009

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  農業書　家庭菜園の不耕起栽培

  現在雨は小康状態。天気情報のサイトを見るともう一回ざっと降って雲は東に抜けそう。累計25～30mmぐらいにはなりそうだ。家庭菜園の不耕起栽培家庭菜園の不耕起栽培改訂版　著・水口文夫　農文協以前紹介した「雑穀」と一緒に買った本。著者の水口文夫さんは農文協の雑誌や本にはちょくちょく登場する人で、なんどか記事を読んだことがある。編集が悪いのか改訂版なのに誤字が多い。まあそれはいいか。題名どおり不耕起栽培の指南書。イラスト、写真などが多く非常にわかりやすい。初心者向けの用語解説も丁寧だ。この本の主なポイントは2つで畝の作りまわしと有機物マルチ。主にこの2つで不耕起栽培を実現できると説明している。不耕起といっても畝は立てないといけないので表土10cmを畝の作りまわしや有機物マルチで豊かにしていくことで、深いところは根穴（植物の根っこが掘った穴）と微生物に耕してもらおうということだ。副題の『「根穴」と微生物を生かす』ということになる。広い畑になると畝を立てるだけで大変な重労働でなかなかそううまくは行かない。僕がこの本の中で実践していることといえば有機物マルチぐらいのものだけど、それでもやらないよりはましか…。たしかに畑をトラクタなどで耕して裸にしておいたままにすると一時はやわらかくふかふかなのだけど激しい雨に打たれたりすると土が硬く締まってくる。でまた耕運する…ということを繰り返していくと土がパウダー状になり水に濡れると粘土のようになる。いわゆる団粒構造が壊れてしまう。そこで何か植えるか有機物マルチしておくとそのようなことが少なくなる。僕の少ない経験はともかく、この本には上記の2つのポイントのほかに作付け計画や間作の具体例、苗の植え方などなど薄いわりに情報量が豊富でお得な気分になる。駆け出し経験者としても技術の再確認になって良いと思う。ただ不耕起栽培が何もかも良いこと尽くめであるはずもなく、実地で少しずつできるところから取り入れて試していきたいという感じ。

  April 14, 2009

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  さすがに乾燥してきた

  いつの間にかブログを開設して100日が経っていた。今年の元旦に開設したが2月の下旬まで忘れていたのでやっと記入率が50%を越えた。高温と乾燥そんなことはどうでも良く、この高温と乾燥がつづいて困っている。いつもの年なら多少雨が降らなくてもこの時期はそこまで温度があるわけでもないので畑がひどく乾燥することもないのだけど…。特に僕の畑はほとんどが有機物マルチで覆われているため急激に乾燥するってことはない。ただ今日除草していると雑草の根に付いた土がやはりぱらぱらと落ちやすくなっているのに気づいた。そこで普段は真夏にしか使わないエンジンポンプを持ち出して本格的に水遣りをすることにした。これで当面大丈夫だと思う。この乾燥と高温で友人M氏はナスを枯らせてしまったという。栽培上手なM氏でも失敗するぐらいだから自分も気をつけないと…。それにしても今日も夏日で27℃を越えていた。三重県では30℃一歩手前まで上昇したそうだ。山火事もあちこちで起きているらしいし。ムギがちらほら開花してきた。アーティチョーク。種まきから半年でやっとここまでの大きさに。よくみると熱帯の植物のような姿。ミツバチが数匹カラシナの花に来ていた。先日紹介した記事のこともあって、こうして少ないながらも来ているのを見ると少し安心する。ニラの畝。少し剪定枝チップマルチが薄くなってきたので、今ある最後のチップを継ぎ足しておいた。なんとなくプリンのような畝だ…。

  April 11, 2009

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  木酢液散布

  最高気温が23℃。もうはっきり言う。暑い。乾燥注意報も午後から出た。彼岸入りしたばかりだけど体を動かしていると汗が出てくる。桜の開花予想も数日早まって23日となったそうだ。昨日の続きの波板と垣根作り。昨日も書いたようにこんな風にして適当に作っていく。垣根は春から夏まで持てばいいので子供たちには我慢して欲しい。明日にはここに一気にサトウキビを植えつけていく。これは少しでもあったかいときのほうが良いし。木酢液散布虫もとっくに動き出しているのでここらで一回予防的に防除しておくに越したことはない。特に最近植えた苗などは今虫にやられると成長が遅れてしまう。ってもう一部やられているが…。僕がいつも使うのは木酢液をベースにした昆虫忌避剤で名前が「元気丸」というそうだが、意外と効く。作り方は簡単で焼酎に鷹の爪を少し砕いて漬ける。木酢液にニンニクを２，３個砕いて漬ける。この二つの液を散布するときに混ぜて150倍に薄めて散布。作り方は調べるといろいろあるようだけど僕の場合はいたって適当にやっている。いったん作っておいて少なくなってきたら材料を継ぎ足しておく。被害が酷いときにはニームオイルなどを使う場合もある。ただお酒にも天使の分け前があるわけだし多少虫にも分け前があってもいいかななんて思う。せっかく噴霧器を出したのだから、麦の追肥をしていないのでアミノ酸（サンプルでもらった）をかけておいた。麦も70cmぐらいに生長しているので散布しにくい。今は10メートルだが来年は5メートルおきぐらいに溝を作っておいたほうが良いかもしれない。そのほかにはいつもの除草と有機物マルチング。夕焼け。まんまるな太陽。少し写真が傾いてる。

  March 18, 2009

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  波板設置

  今日も暖かい。最高気温19℃、最低気温6℃で平均気温が12℃を超えてきた。こうなると桜の咲くのも時間の問題という感じ。午後からは乾燥注意報も出ていた。明日は水やりをかねて害虫防除を行うかな。幸い足の痛みはほぼなくなった。暑くて水分をたくさんとったからかもしれない。畑に来客が多くて（といってもほとんどがお喋りに来る近所の方たち）予定の半分ほどの作業しかできなかったけどまあ良し。波板の設置南側の道路の法面の下に波板と簡単な垣根を設置することにした。南側は道路を挟んで公園がある部分。波板は1ロール20メートル。法面の石の落下と雑草を防ぐためにつけることにした。本当は真夏の日照りがあった際に畑全体にいったん水を引き込むための簡易的な水路をそれで作る予定だったのだけど、マルチング材の確保ができたので転用することに。まず畑と法面の境界線を耕す。でそのあと鋤で波板を設置するための溝をつけていく。そこに波板をはめ込み土を隙間に埋める。その後垣根用の鉄パイプを1.5メートルぐらいの間隔で波板を支えるように打ち込む。それに紐を張って終わり。とりあえず半分できた。明日には完成するはず。あまり畑を閉鎖的な場所にしたくなかったので、できる限りこういうことはせずにおこうと思っていた。でも去年は法面のそばにヒマワリを植えたら、子供のいたずらで3分の1ぐらいを植えなおす羽目になった。今年はサトウキビを植えるのだけどある程度育つまではこうしておくことにした。そのほかにはモロッコインゲンの種まき。などなど。相棒のクボタ土の助さん。本当にこういう商品名の管理機。後ろの溝きりアタッチメントをつけて畝を立てたりする。トラクターは年に数度しか使わないがこの相棒はよく動かす。これがなければ作業時間は数倍になると思う。

  March 17, 2009

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• 雑草処理

  曇り時々晴れ。夕方にはみぞれ混じりの小雨もぱらついた。風も強い。京都の桜開花予想は今月26日だそうで例年より少し早い。今日もまたこのところ毎日やっている作業が続く。エンドウ類の手をしたり石拾いをしたり。サトウキビを植え付けたあとまたサトウキビを切り出して苗を作る。サトウキビはすでに20メートルぐらい植えつけているが予定ではあと100メートル近く残っている。苗が足りるかどうか不安になってきた。足りなければ今年も残った畑の回りにはヒマワリを植えるだけなのだけど。雑草処理そのほかにはいつもの雑草処理。やっとここ数日麦の株もとの草を取り始めたがすでにネコ車で5杯ほどの量になっている。先輩農家のＴさんがここ（僕の畑のこと）では除草剤なしでは厳しいよと言っていた意味がわかる。先日も書いたとおりすでに穂ができ始めているので除草に入ってあまり麦を傷つけるわけにもいかないけれど、できるだけはやっておかないと不安。このままでは穂肥を施しても雑草に肥料をやっているようなものになりそう。いっそのことここにも鴨の敷料マルチをしてしまおうかと考慮中。さてとった雑草をどうするかという問題だけど、僕の場合はおもに2つ。１、放置そのまま畝間やマルチの上に放置する。夏なら数日で乾燥する。その後すき込む。剪定枝チップマルチの上に放っておけばなぜか分解が早い。あるいは乾いてから集めて燃やして草木灰を作ったり、冬は暖をとる。２、堆肥化木枠を作ったり穴を掘ったりして（面倒なときはそのまま山積み）その中にどんどん入れる。米ぬかなどをたまに振りかけて少し穴を開けたシートやビニールで覆う。そしてまた放置。数ヶ月後には堆肥になっている。ものの本によると、メヒシバなどは枯れると他の植物の根の成長を阻害する物質を出すとか、種が残ってしまうとか書いてあるけど特に気にしない。別に雑草を全滅させる必要もないし。要はコントロール可能なぐらいに減ってくれればそれで良いと思っている。たいてい夏には草に負けてしまうのだけど…。忘れてた、鴨の敷料も追加注文しなければならない。

  March 11, 2009

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  ひとりばえのハーブ

  越冬してマルチを突破してきたハーブたちコリアンダー(上左)、ジャーマンカモミール(上右)、ディル(下左)、ボリジマロウ(下右)。いずれも去年の秋に発芽したハーブたち。カモミール以外はいつももうすぐ種まきするのでひとりばえハーブには可哀想だけど芽の上から、どっさりと剪定枝チップや鴨の敷料をかけてマルチした。それでもこうやってこの時期にはそれを突破して生えてくる。雑草なら引き抜くのだけどハーブはそのままにしておいた。草は冬の間ロゼット形態で越冬する。葉を地面に寝かせて寒風をやり過ごすのだけれど、この1週間ぐらいでロゼットを解き、葉が立ってきた。カモミールは畝の法面に群生状態だ。植物のお医者さんという異名もあるらしいのでまあいいか。ディルはロゼットにならずに葉を上に向けたまま越冬するため雪が積もったり強風が吹くとよく茎が折れるのだけど今年は無事だった。コリアンダーはトウ立ちしてきている。ハーブでさえこんな調子なので雑草などはもっとたくましくマルチを突破してくる。マルチのないところではペンペングサ（ナズナ）などは花盛りになってしまった。種を実らせる前に耕運が必要だ。*ボリジではなくマロウでした。（3/4訂正）

  March 1, 2009

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  剪定枝チップ配達

  また雨。明け方から降り続いた雨は累計23mm。かなり水の引くのが遅くなってきた。ジャガイモやサトウキビの植付予定部分もぬかるんできてしまった。------さてそんな中頼んでおいた剪定枝チップが搬入されてきたので立ち会った。剪定枝チップというのは間伐材や街路樹や公園の木、一部の企業の敷地や一般家庭の庭木の剪定した枝を粉々にしたもののこと。地域の特産である茶木も混じっているかもしれない。これで4立米。2tダンプで1台分。地域のリサイクルセンターから運んでもらう。本当はもっと欲しいところだけれど1立米1000円では…。他の地域では無料のところもあるのだけれどこちらは有料。たいてい到着するときには発酵が始まって湯気が出るほどホカホカ。これを年3回ほど購入しておもにマルチング材として使っている。

  February 25, 2009

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• ジャガイモ植付の準備

  ジャガイモ予定地に苦土石灰と籾殻薫炭を散布して耕運。今回堆肥は入れず。去年までは遊休地だったのでかなりの雑草とビール粕をあらかじめ漉き込んだため。ジャガイモは今のところ男爵、メークイン、シャドークイーン、アンデスレッドの四種を作っています。男爵、メークインはおなじみですがシャドークイーンは実が濃い紫色（アントシアニンたっぷり）の芋。アンデスレッドは皮が赤く実は少し濃い黄色。シャドークイーンのポテトサラダは本当にいろどりがよくなります。味噌汁などに入れるとすごい色になりますが。コロッケなども初めて食べた人は驚きますね。今年からジャガイモは浴光育芽をはじめました。1月の下旬から種芋を雨などの湿気に気をつけながら光と低温に当てると太いよい芽が出てくるということです。ある程度の低温に当てると弱い芋や病気の芋は腐ってきてはじくことが出来ました。

  February 21, 2009

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  カリフラワーロマネスコ

  昨晩から今朝にかけて累計20mmの雨と強風。畑にはぬかるみや水溜りはほとんどないのでひと安心。トンネルも吹き飛ばされていると思っていたが健在。一年前は強い風が吹くとビニールはどこに行ったかわからず骨組みだけがむなしくゆれていたのを思えばトンネルの張りかたが多少マシになったのかも。だが土が重いので作業は中断することにした。これはカリフラワー・ロマネスコという野菜です。幾何学的に並ぶ花蕾が特徴。大きさは現在握りこぶしより少し小さいぐらいなのでもう少し大きくなったら収穫です。去年の8月中旬に種まきしましたが、今年はもう少し早くまいたほうがいいかな。外葉にはヒヨドリの食害の跡が…。ヒヨドリはついでに木の実の混じった糞を残していってくれます。南天かな。　カリフラワー・ロマネスコ（黄緑サンゴ）

  February 20, 2009

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  サトウキビの準備

  今は畑を囲うように北側と西側の一部に植えているサトウキビ。今年は四方すべてをサトウキビで囲む予定。まあドリフトガードプランツというやつです。京都の南部は意外と風が強くて少しでも風が和らげばと。バンカープランツになるかどうかはわかりませんが、去年はよくカマキリがいたので多少はそういう効果もあるかも。もう一つ大きいのはおやつになること。時々近所の子供が「長くて甘いのちょうだい」とねだりにきます。こちらは小麦。今年初挑戦。ニシノカオリというパン用の品種です。確かにもう30センチ以上ある。大先輩農家の人によると少し育ちすぎらしい。追肥も麦踏ももうする必要がないだろうということだ。冬にもかかわらず風に波打ち、サラサラ音がするムギを見ると心が和みます。ムギの奥に立っているのがサトウキビです。ひょろひょろに見えるのは苗の準備のために葉っぱを切っているから。

  February 19, 2009

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