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べじばなを繋がせていただきます。 野菜ソムリエプロの吉田希望と申します。 私が紹介したい野菜は「長芋」です。 主な生産地は寒冷地の北海道や青森県です。 4〜5月にかけての春堀りと11〜12月にかけての秋堀りの年2回収穫期があり、保存性が高いため貯蔵して年間を通じて全国へ出荷されます。 これからの時期は収穫間もない長芋が出てくるので、掘り立ての味わいを楽しむ事ができます。 9月下旬に青森県南部の生産者の方の圃場を見させていただく機会がありました。 私はその時初めて栽培中の長芋を見ました。 思っていたよりツルが長く伸び、葉がたくさん茂り、緑色の壁が出来ていました。 むかごはもっと地面近くに育つものと思っていましたが、ツルの葉の付け根に出来るため、葉が壁のように育った山芋のむかごは地面より高い位置にありました。 圃場に実際に行き生育中のお野菜を見る事で、新たな気付きや発見、食べる時の楽しみが増えると感じた、貴重な経験でした。 長芋と言えば、でんぷんを分解する消化酵素アミラーゼが含まれているため、芋の中では珍しく生のままでも食べられます。 短冊切りにしオクラや納豆と混ぜるとネバネバ&シャキシャキを味わえ、すりおろしてご飯やお蕎麦にかけるとふわふわ&とろとろがクセになります。 すりおろした長芋は、お好み焼きやグラタンに入れると普段とは違った味わい・食感になり、とてもオススメです。 また、火を通すとホクホクさが出ますが、レア気味に焼くとホクホク&サクサクを楽しめます。 このように、長芋は調理の幅が広いのが特徴です。 私はどんな食べ方も好きですが、最近涼しくなってきたので、今回は火を通して調理をしたレシピを紹介します! ○皮ごと長芋のあおさバター醤油ステーキ 長芋 200g バター 10g 塩胡椒 少々 醤油 小さじ1 にんにく 小さじ1/2 あおさ 適量 ①長芋は皮を綺麗に洗い、1.5〜2㎝の幅に輪切りにする。 ②分量外の油を引いたフライパンに長芋を並べ、弱火で両面焼き色が付くまでゆっくり火を通す。 ③バター10g、醤油小さじ1、にんにく小さじ1/2を加え全体にからめ、塩胡椒で味を調える。 ④器に盛り、仕上げにあおさを適量かける。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.08 23:27:19
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