フォトグラフ

私の青春時代は高校生の時です。写真部の部長をしていました。生徒会役員もしていました。彼女は

学校一綺麗な女の子と付き合っていました。公認のカップルでした。写真部で活動していましたが、

将来自分が写真家になるとは、思いませんでした。部活動ではスナップ写真を撮影していたのです。

ただ彼女の写真は撮影していました。彼女は保育科で部活は幼児研究部でした。卒業後私は県立短大

の農業土木課に進学しました。彼女は東京のＴＢＣ美容に就職しました。ある日彼女の実家に電話を

してみました。お母さんが電話に出てこのように言われました。「帰って来ていますよ。店で働いて

いますよ。」店とはスナックのことでした。アモーレというスナックのオーナーママをしていたので

す。店に行き再会したのですが、ビックリしました。話しを聞くと、東京から帰って来てから、先輩

のスナックを手伝っていたらしいです。先輩が結婚をするので店を止める事になり、その後を継いだ

そうです。スナックの名前のアモーレは中森明菜の曲のタイトルからとったそうです。イタリア語で

愛しています。という意味の様です。私はバイクで彼女の店に通うようになりました。ただ彼女の事

は好きだったのですが、結婚までは考えませんでした。都合十五年付き合いました。恋愛と結婚は違

うと思います。実は彼女は私の結婚の条件にことごとく当てはまらなかったのです。今日の写真は彼

女のスナックアモーレにて撮影しました。私の学生時代です。私の青春時代パート２です。