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カテゴリ:バイク
予報どおりの快晴。夏の訪れを感じさせる暑さだった。
10:00に箱根ターンパイク入口集合なので、余裕を持って9:00には家を出た。連休前のせいか、道は思ったより空いていて、途中給油に立ち寄ったにもかかわらず、9:30ごろにはターンパイクのそばまで来ていた。近くにあったガストで時間をつぶすことにした。 最後にガストに行ったのはいつだろう?ここ数年は行ってない気がする。店内は非常に空いていて、大型のテレビでヤンキースのゲームをやっていた。コーヒーを飲んで試合を見るともなく見ていると、友人から遅刻のメール。まあ想定の範囲内だったので、もって来た文庫本を取り出し、篭城の構えに入る。 ヤンキースのゲームは典型的なシーソーゲームで、最近野球の放送なんてまったく見なくなってしまったが、ついつい見入ってしまう。スコアは6-5とヤンキースが1点のビハインドのまま九回裏、満塁でバッターは松井。時間をつぶすために見るには、いささか凄すぎる試合だった。ゴジラのバットは火を噴かなかったけれど・・・。 ゲームを見終わると11:30。そしてようやく到着のメールを受信したので集合場所へ向かう。休日の朝から二時間もファミレスにいる人間にろくなヤツはいない、と思う。つまり、僕のことだ。 ターンパイク料金所前で友人たちと合流。NSRとGT750とCB400SFといういささかデコボコなトリオのツーリングがようやく始まる。 ターンパイク、伊豆スカイラインと順調に進む。途中伊豆スカイラインの『峠の茶屋』で遅めのランチをとることにした。ここは囲炉裏と自然薯とそば飯で有名なところで、お値段は張るけど、なかなか美味い物が食べられる。社長らしきおじいさんも昔バイクに乗っていたらしく、僕らにいろいろと話しかけてきた。すこし話をしていたら、どんどん昔話の引き出しを開けてしまい、あわてて退散させていただく。 駐輪場で今後の計画を練っていたら、おじいさんがネットにいれたネーブルに似た柑橘類を五個くださった。「君たちはジェントルマンだから、きっと明日は晴れるよ」とおっしゃっる。ありがたくいただいて、店を後にした。 修善寺道路を通って道の駅『天城越え』で休憩し、天城峠を越え、ループ橋を下って川津、下田と順調に走っていく。山の上のほうはやはりすこし寒いし、夕方になるにつれて気温もだいぶ下がってきた。道の駅『開国下田』で最後の休憩。 ここはたしか三年ほど前にできた道の駅で、建物がとてもきれいだ。大きな展示室などもあり、おそらく公民館などのような使われ方をしているのだろうけれど、いつきても人がいない。トイレによって真新しいソファですこし休んでいると、受付嬢が「もう閉館の時間なので・・・」と言ってきた。こんな誰も来ないところで受付をしているのってどんな気分なんだろう・・・。 つらつら海岸線を走って17:30ごろ、いよいよ目的地の「ワンゲルハウス」に到着。2003年の3月に着て以来だからまるまる三年ぶりだ。オーナー夫妻に温かく迎えられる。今回のツーリングの目的は、伊豆を走るってコトよりも、ここに滞在することがメインだったりする。それほどイイトコロなのです、これが。(つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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