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カテゴリ:バイク
朝起きると4:30・・・サッカーオタクの日曜は早い。もちろん宿泊先でリーガを見るわけでもないので、もう一度眠る。
今度は6:30ごろに目が覚めた。五時間半も寝れば十分だろうとむっくりと起き上がり、まだみな眠っている宿内をしのび足で歩き回り、バイクを眺めたり、天気の様子を見たりして時間をつぶす。昨晩すこし酒を飲んで喉が渇いていたので、峠の茶屋主人にいただいたネーブルを食べた。今年食べた柑橘類ではベストスリーに入る美味さだった。 ほどなく仲間が起きはじめたので「ネーブルうまいよー」と勧めて結局みんな食べてしまった。オーナー夫妻は朝食の準備に忙しいようだ。同宿の人々もそれぞれ起きはじめて、二割くらい憂いを含んだ顔で天気をうかがっている。 朝食。 これがまた量が多い。ラーメンどんぶり一杯くらいの筍ご飯にイノシシの燻製とサラダ、そして奥さんの手作りヨーグルトのデザートもついている。昨晩もだいぶ食べたけれど、これから雨の中バイクで走ることになるのでガツガツといただいた。筍はもちろんその辺で掘ってきたものだろう。文句なしに美味しい。「おいしい」、「うまい」と自分のボキャブラリの少なさがちょっと心肺だが、とにかく美味いのだ。 コーヒーをいただいてまたすこし話をしていると、カワサキ四人衆が雨の中出て行った。千葉に帰るんじゃ、早く出るに越したことはない。「今度は自転車で来ようかなあ」なんて話をしていると、オーナーが「私も昔乗ってました」とおっしゃる。ホントにいろいろやってるひとである。なんでも伊豆から青森まで四日でいったこともあるらしい。すごいハナシにだんだん慣れてきたので、フムフムと聞いていたが、よく考えれば「けっこうすごい」ハナシな気がする。 あんまり話していると根っこが生えてしまうので、再訪を約束して?、僕らも10時過ぎには宿を後にした。とりあえず、バイクの写真を撮らせてもらった。あんまりきれいに撮れてないけど。 帰りは弱いながらも辛抱強い雨が降っていて結構寒い。修善寺サイクルスポーツセンターの近くの道を使うと亀石峠インターから伊豆スカイラインにのれると地図にあるので、そこを目指していくが、道を間違え、結局、冷川インターから乗ることになった。自転車乗りとして恥ずかしいことである。 伊豆スカイラインは濃霧。亀石付近ではすこし晴れたが、箱根近辺まで神経を使う道中である。車列の後ろについてタラタラ走っていくことに。大観山ドライブインで小休止。行きには気づかなかったが、長く閉鎖されていた(トイレと自販機は使えた)ドライブインにはいつのまにか資本が投じられていて、きれいなカフェテリアやレストランが出来ていた。ヘルメットなんかも売っていたが、いわゆるファッションバイカーをターゲットにしているもので、ここに集まる客(椿ラインや伊豆スカを往復している方々)は見向きもしないんじゃないかな、とちょっと心配になった。(というかバイクで来て「あ、ヘルメット売ってんじゃン(横浜方言)、買っとく?」みたいな会話の流れには絶対ならない気がするのですが・・・) ターンパイクもまた霧霧霧。手書きでは絶対書きたくないくらいの「霧」である。伊豆スカイラインの霧をコピー&ペーストしたのかもしれない。もちろんこっちもタラタラ走った。料金所で解散し、慣れた道をスイスイ走って帰宅。 ワンゲルハウス 伊豆に行くときはオススメです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.29 21:55:18
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