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カテゴリ:読書録
アホは神の望み 筑波大学の名誉教授が、人生を幸せに生きるための気の持ちようを書かれた本です。 日常生活ではさまざまなことが起こるが、いちいちくよくよせずに、ありたい自分をイメージして前向きに楽しく生きることが大切だということが書かれています。 ご研究されている笑いの効果や、また、西洋医学では奇跡とした言いようのない、患者が希望を持って治療にあたった成果などが書かれています。 研究も奥深くまでいくと、こういう精神性のとことまでたどり着くものなのかなあとも思わされます。 しかしどんなものでも最終的に行き着くところは概念的なものであり、案外どの道を究めていってもこういうものなのかもしれません。逆に、シンプリイ・ザ・ベストで、単純なことを徹底的に突き詰めていく人が、細かいことを小賢しく考えるより最終的には大きな成功を手にするのかもしれません。 中でも私が気になったところを2点ほど。 1.スティーブ・ジョブズ(アップル・コンピュータの創始者)のスタンフォード大学で行った講演での締めくくりの一言。 「Stay Hungry,Stay Foolish」 ハングリーであれ、愚かであれ 2.ダライ・ラマ十四世の言葉 「敵と思えるような相手に出会ったら、それを忍耐や寛容を与える修行だと考えてみてください。そのように考えると、敵は私たちの師であり、先生だといえます。敵はとてもありがたい存在なのです。人生の苦しい時期は、有益な経験を得て内面を強くする最高の機会なのですから」 彼は、チベットに弾圧を加えている中国をも、わが師です、といっているそうです。 他にも笑いの効能など、もっと面白い内容もありますよ。 この2つに目が行ったということは、私自身が結構苦しい状況にあるのだなあということを再認識しました。 早く脱出したいなあ。ははは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.09 10:34:57
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