カテゴリ:独立・起業
皆さん、決算期を考えていますか?
何となく12月、何となく3月にしていませんか? 法人設立を検討している方が非常に増えています。 設立後、決算直前に相談に来られる人もいれば、設立前に相談に来られる人もいます。 選択のポイントは様々。 例を挙げましょう。 1.消費税の免税期間を重視する場合 資本金が1千万円未満の法人については、設立後2事業年度は消費税を納める必要がありません。(3期目からは基準期間によって納税義務の有無を判定します)。 例えば3月15日に会社を設立し、決算期を3月末にしてしまえば、最初の事業年度は0.5ヶ月。消費税を納めなくてよい期間は1年と0.5ヶ月です。 一方、決算期を2月末にすれば、最初の事業年度は11.5ヶ月。消費税を納めなくてよい期間は1年と11.5ヶ月です。 後者のほうがかなり有利ですね。 2.売上が季節によって大きく変動する場合 売上が最も大きく上がる月の直前で決算を区切ることをオススメします。 決算期直前に大きく売上が上がると、決算・納税対策が打てなくなります。 例えば12月の売上が最も大きくなる場合は、10月ぐらいを決算期にするのがよいのではないでしょうか。 3.比較的時間に余裕がある時期を決算期にする 決算はただの税金申告の時期ではありません。来期の事業計画・利益計画を立てる重要な時期でもあります。 比較的時間に余裕のある時期を決算期にして、じっくりと来期の事業計画・利益計画を立てましょう。 今日は私のブログにしては珍しく、情報を書いてみました。 なぜ? それは、セミナーの告知がしたいから(笑) 「法人化セミナー」開催します。色々な角度から法人化のメリット・デメリットを比較検討します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4月5日(水) 「法人化を考える個人事業主のための新会社法」 行政書士 東 優 4月6日(木) 「どちらが有利?法人・個人」 税理士・CFP 橋本 浩幸 19時10分~21時(その後質疑応答あり) 詳しくは、当事務所ホームページをごらんください。 橋本浩幸税理士事務所 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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