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夜中2時過ぎ、あまりの騒々しさに目が覚める。家から道を挟んですぐの所にバックパッカーズがあるのだけど、そこに宿泊している客共(おそらく出来上がってるのでしょう)が路上でデカイ声でしゃべり、笑っているのである。
眠る事ができないうちの相方が窓を開け「オイッ!」と叫ぶが効き目無し。その後間もなく徐々に話し声、笑い声が遠ざかっていったので、おそらくビーチにでも行ったんだろうと俺らは再びベッドへ戻る。 しかし10数分後、再びこいつらと思しき連中が戻って来たようでうるさくなってきたのである。ようやく眠りにつこうとしていた俺らには非常に迷惑でたまらない。特にうちの相方は仕事があるので6時には起床しなくてはいけないというのに。 うちらは以前このバッパーにも警察にも電話した事があるのだが、宿泊客は入れ代わり立ち代わりなわけで、マネージメントサイドがいくら呼び掛けようが他人の事などお構い無しの馬鹿共にはわからない、理解(推測)するのは非常に難しい事なのであろう。 どうする?警察に連絡する?と話していると、何やら外から聞こえてくる声が怒号のようになっている。笑い声も聞こえない。喧嘩勃発だ。 初めはFワードでの罵り合い、たまに見かける酔っ払い同士の喧嘩のような内容だったが徐々にエスカレートし、かなり真剣な喧嘩となってきてしまった。ベッドから出て外を見てみると殴り合いをしている奴らもいる。状況と聞こえてきた会話からは、たまたま通りかかった数人グループとバッパー宿泊の7~8人グループの間に起こったいざこざのようだ。 うちの階下に住む人が「警察に電話したからもうすぐ彼等が来るよっ!」と叫んでも興奮している連中の耳には届かない。バッパーグループの女性が「もう、やめなよ~」と絶叫しているが、これもまた然り。そのうち"Let's go and get a knife!"という声もあがりだし、かなりヤバい状態。 うちの隣に住む人も窓から顔を覗かせており、「警察呼んだって別の人が言ってたけど、早く来ないかねぇ」と不安気。そりゃそうだ。 一旦二つのグループが離れ、その場は収拾するか、と思いきや、やはり怒りが収まらない「立ち去り」側の一人が道端に置いてあるゴミ箱からビール瓶を取り出し、それをふりかざしてバッパーグループへと突進しようとするじゃないですか!さすがにそいつの友達も「おい、落ち着け。もういいから。落ち着けって!」と焦りながら奴を引き止めようとしているんだけど、興奮している馬鹿は牛のようにフガッ、フガッと鼻息が荒い。 その時パトカーが静かに参上し、牛と牛飼い共は足早にその場を去り、バッパーグループの一人は「大丈夫ですから、何でもないですから」と必死に警察官に立ち去るように弁明活動。そりゃブタ箱行きなんて勘弁だろうけどさ、近辺住民にしてみたらえらい迷惑だよ。「縛りあげろ、コップ!」と俺らは階上から高見の見物(?)していたのだけど、結局警察は引き上げていくじゃないの。 「え~、なんでだよ~。あり得ないって~」と叫ぶ俺とお隣のスミさん。ちなみにこのスミさんの名前を知ったのは先週の事。この時も真夜中にバッパー宿泊客がギター演奏+歌で睡眠妨害をしており、静かにしろっ!と叫ぶために窓を開けた相方が、同じく「静かにしてぇ~」と叫ぶ彼女と顔を合わせ、「困ったもんだよね。ところで私はスミ」と自己紹介をされたのがキッカケ。 とにかく、真夜中に騒ぐならビーチに行って誰の迷惑にもならないようにやってもらいたいもんだ。深夜は自分では大してデカくはないと思うような声でも響くもんだからね。 ちなみに、喧嘩しているバッパーは毎回ブリティッシュなんだよね。何故だ??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 13, 2005 05:16:40 PM
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