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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン& オペラとクラシックコンサート通いのblog

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 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(La Folle Juornee au Japon)2006に際して始めたblogです。加えて、日頃行ったコンサートの事とかも含めて書くことにしました。まぁ、ぼちぼちで....
 毎年、「ラ・.....2012 &....」のように年を入れていましたが、いい加減更新がめんどくさいので今年から年は書かないことにしました。まぁ、毎年タイトルが変わるのもアレだしね。

 掲示板が1月で閉鎖になるそうなので、止む無くコメントを開放することにしました。但し、要画像認証とし、直リンクも書き込み出来ないようにします。当然話題違いのコメント、エロックバックの類いは削除していきます。当面はこれで運用かな。

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2021年10月20日
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カテゴリ:オペラ
エディタ・グルベローヴァが亡くなったそうです.......

https://www.spiegel.de/kultur/musik/sopranistin-edita-gruberova-ist-tot-a-1b06dad6-603d-4a14-8069-b2ef18902a3c

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021101901242

 もうオペラ観に行くのやめてもいいかな.........というくらいの気分であります.........


 Opernhaus Zuerichの追悼記事。初めて聞いたのは、ここで、アーノンクール指揮の後宮でした....
 その後も何度かここで聞きましたっけ。

https://www.opernhaus.ch/edita-gruberova/

 ウィーン国立歌劇場。ウィーンでは観たことないんですよね。来日公演では観てるけれども。

https://www.wiener-staatsoper.at/die-staatsoper/medien/detail/news/die-wiener-staatsoper-trauert-um-ks-edita-gruberova/

 バイエルンは特に追悼は出していませんでした.....
 アライサを相手にルチアを歌ったのを聞きましたっけ。

https://www.staatsoper.de/en/biographies/gruberova-edita



 グルベローヴァは凄かったのは間違いないのだけれども、本当に凄かったのは、齢を重ねて尚進んでいったことなんじゃないかと思います。私が初めて聞いた時点でもう40代半ばでしたが、そこからでもグルベローヴァは進んでいました。その後10年くらいは進化といっても良かったくらいなんじゃないかと。2000年あたりを過ぎてからは、進化、というには難しい面もあったと思うけれども、それでも尚グルベローヴァは変わり続け、歌い続けてました。その時、その時で、ベストパフォーマンスを目指し、しかもそれが決してただ落ちていくだけのものではなく。70にして未だ世界最高のソプラノ、ではありました。勿論もう若い頃の声ではなく、その意味で姥桜ではあったけれども、それと引き換えというのとは違うけれど、それでもなお贔屓目でなく聞くに値する歌唱が聞けるソプラノでした。

 このブログでは、もう、晩年の頃からしか書いてはいないんですよね....

 2007年4月。この年は、大阪で歌曲中心のプログラムを歌っていたのでした。グルベローヴァでまとまって歌曲を聞いたのは、これが最初で最後だったかも知れないなぁ....(3つ目)
 普通、オペラ歌ってた人でも、齢を重ねる毎に声が衰え始めると、リサイタルでは歌曲なんかを歌うようになったりするもので、しかも、グルベローヴァの場合はやはり幹がしっかりしているから、もっと歌曲を歌って欲しかったな、とは思うんですけれどもね。それももう叶わなくなってしまいました。

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/200704010000/

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/200704060000/

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/200704150000/


 2008年秋は出張とどっかぶりしてロベルト・デヴリューは行けず.....
 リサイタルの点が辛いですね。でも、この頃が、ある意味一番苦しかったんじゃないかな。

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/200811010000/

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/200811280000/


 2011年秋。東日本大震災の後、来日公演がキャンセルされたりしなかったりした中で、バイエルンの引越し公演にロベルト・デヴリューで来てくれました。そしてサントリーホールでのリサイタル。1階の隅、後ろの方で聞いてたんですけれども、ルチアが圧倒的だったのを今更ながら「そうか、この時だったか」と思い出しました。

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/201109230000/

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/201110020000/

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/201110100000/

 2012年秋。ウィーン国立歌劇場引越し公演でのアンナ・ボレーナ。これが最後の来日公演という触れ込みでした。(by NBS) この年、ああ、もう神様ではないのだなぁ、としみじみ思ったのでしたっけ。

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/201210270000/

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/201211010000/


 2016年秋。確かこの間は来日はなかったんじゃないかと思います。その間、こちらはこれが最後かもと思いながらミュンヘンまで弾丸で聞きに行ったこともあったっけ。この年、NBSのくびきを脱して、プラハ国立歌劇場の引越し公演に出演でやってきたのでした。この年は本当に最後だろうと思いながら、結局6公演行っていたのでした。この年の最後の川口でのリサイタルが、晩年に聞いた中では最高だったかも知れないなと思います。この年、サイン貰いに行ったのだよな。もう、神様ではないからな、と思って。

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/201610310000/

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/201611140000/

 2017年秋。ハンガリー国立歌劇場の引越し公演に帯同して、なんとまぁルチアと、あとはリサイタル。やはり前年の川口ほどではなかったかなと。

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/201710280000/

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/201710280000/

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/201711100000/

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/201711180000/

 そして、2018年秋。結局この年が最後になりました。ブログで書いたのは1公演だけ、大宮で。その後、10/24にミューザ川崎、10/28にサントリーで聞いたのが最後になりました。覚えているのは、大宮とミューザだなぁ。だから、個人的には、サントリーでも聞いているのだけれども、ミューザが最後のイメージです。サントリーは大宮と同じプロで、大宮の時より良かったとか思ったらしいのだけれど、あまり覚えていないです。記録では、川崎はピアノ伴奏で、ヘンデルの「ジュリオ・チェザーレ」から、R.シュトラウスの歌曲5曲、J.シュトラウスの「春の声」、Una voce poco fa, "La Straniera"、「ハムレット」から、アンコールに蝶々夫人、カディスの娘たち、アデーレのアリア。

https://plaza.rakuten.co.jp/verdi/diary/201810210000/

 一番、歌唱として強く印象が残っているのは、やっぱり、2016年の川口だったかなぁ。


 改めてブログを見返しながら、色々と思うことは尽きません。自分の場合、オペラを聴き始めたのもグルベローヴァの「狂乱の場」を録音で聞いてからですから、オペラを聞くのとグルベローヴァを聞くのはほぼ同義語だったわけですし。
 これからどうしようかな、とか思いながら、書いています。

 録音もいろいろあって、「狂乱の場」と題したアリア州は、今は入手出来なくなっていますけれども、名盤中の名盤だったと思います。1980年頃の録音。恐らくはグルベローヴァが油が乗り切る前の頃だったのではないかと。1980年代末頃がベストだったのでは、と言う人は少なくないのですが、確かにそうだったのかも知れません。ただ、録音としては、個人的には、そのもう少し後、1990年代だったと思うのですが、その頃に録音されたR.シュトラウスの歌曲集が一番好きです。グルベローヴァといえば超絶技巧のコロラトューラで、高音のアクートを決めるイメージがあるけれど、それは確かにその通りで、コンスタンツェもルチアもノルマもそういう路線ではあり、一方でアデーレみたいなものもやる、華やかなイメージが先行するように思うけれど、でも、その根幹にはやはり歌のうまさというのがあって、それはやはり他に比しても圧倒的なものだったのだと思います。そのしっかりした歌のうまさがあったから、後々まで、声が衰えても、歌い続けられたのだと思います。それが一番シンプルに直接的に出ているのが、思いの外少ないこのR.シュトラウスの歌曲集だと思います。本当は、もっともっと歌曲の録音を残して欲しかったな、と思わずにはいられません。けれども、それはもう詮ないこと。今に残る録音をこれからも聴き続けていくことでしょう。

 ありがとう。安らかに。






最終更新日  2021年10月20日 00時49分36秒
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