ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン& オペラとクラシックコンサート通いのblog

2010/07/31(土)01:08

7/24 新日フィル第464回定期演奏会(サントリーホールシリーズ2010年7月)

クラシック(570)

 サントリーホール  14:00~  2階左手  ブラームス:悲歌  R・シュトラウス:4つの最後の歌  ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲  ブルックナー:テ・デウム  ソプラノ:イルディコ・ライモンディ  アルト:小山由美  テノール:ベルンハルト・ベルヒトルト  バス:初鹿野剛  栗友会合唱団  新日本フィルハーモニー交響楽団  指揮:クリスティアン・アルミンク  なんか、昔は、学校の夏休みの時期にはコンサートなんてやらないものだと思ってたんですが.....最近のこと?  いや、嫌なら行かなきゃいいんだけど、定期演奏会だし.....あれ?この話、前もしたっけ?  ちょっと今週は忙しくて、ほぼ一週間後のアップです。  まぁ、この日はダブルヘッダーだったし....  で、アルミンク指揮新日フィル月間であります。うわぁ、新日ばっか聞いてるわ、今月。いや、嫌なら聞かなきゃいいんだけど.....  サントリーの定期は通常平日で、たまにこういう休日公演が入ります。アルミンクだし、演目もちょっと気になるし。  で、感想は.........むー............  一番よかったのは、「4つの最後の歌」。褒めるのそこなの?という話ではあるんだけど.... 代役で登板したイルディコ・ライモンディがなかなかのめっけもんで、久々に「いいなぁ」と思いながら聞いてました。声が割としっかりしている感じで。  一方、ちょっとなぁ、と思ったのが、テ・デウム。  いやね、合唱がね.......  栗友会、確かにアマチュアベースとしては「上手い」のは分かるんですが、信仰心がさっぱり感じられない宗教曲というのは.....  それを言い出すと、そもそもコンサートでやること自体が....という話になりかねないのもよく分かってます。ハイ。でも、やっぱりそれはそれとしても、なんですよね。幾らコンサートであっても、「一体何を歌っているのか」というのはそれなりに意識されて初めて意味がある音楽というのはあるのであって。というより、やっぱり言葉は大事にしなきゃいけないし、それが何を意味しているか、理解して、表現する必要はあるので。特に、ブルックナーの宗教曲は、この時代の作曲家にして教会で演奏されうる宗教曲なのだし。私はそっちの方が好きなんだけど、それでもヴェルディのレクイエムなんかとはちょっと違う訳で。  最初の悲歌も、まぁそんなに悪くないけど、ふーん.....という感じで終わったかな、と。  ハイドンの主題による変奏曲は、まぁ良かったんじゃないでしょうか。全般に、オーケストラは、アルミンク・新日標準、という感じでした。

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