離婚裁判パパの離婚裁判に向けて弁護士が供述書(?)を作って確認のためにパパに送ってきた。 20項目ほど前妻が強制送還された時点で夫婦関係は破綻したことや 一度法を犯してる前妻にオーストラリアのビザが出ることはとても難しく 一緒に暮らせない妻を持ってる意味がない。 旅行で妻の国を訪ねた際離婚についてこれだけ話し合ったってことを 証明するようなことが書かれていて最後に 「結婚したい女性がいるから離婚したい。」も理由のひとつに入っていた。 日本ではそんなことを書いたら慰謝料をふんだくられて逆に不利になりかねないのに オーストラリアでは個々の人権を大事にするのか 「他に結婚したい人がいるんだったら早く離婚を成立させてあげよう。」 なんてお情けで離婚が早く成立したりするらしい。 その供述書は妻にも送付され妻はその供述書に異議を申し立てれる。 各項目について妻の異議申立供述書が送られてきた。 強制送還後も電話や手紙でやり取りしていたし、 先日パパが前妻の国を訪ねたときに前妻の国に永住すると決め 永住権を申し込み、家購入を検討していて物件も探した。 新居に必要な冷蔵庫、家具、ステレオ等を2人で買い揃えた。と事実を都合よく解釈。 それに義両親は自分のことをとても気に入ってくれてて カードや手紙のやり取りでは 「あなたが早くオーストラリアに戻ってこれることを心待ちにしてる。」 弁護士を通して離婚申し出後も義両親と前妻は文通を続け 義両親からの手紙には「たとえあなたと息子が離婚しても私たちは友達だから。」と書かれてた。等々 私から見ても前妻が勝つと思った。 オーストラリアでは裁判をしなくても離婚を申立てから一年待てば かなり離婚がスムーズに成立するらしい。 だから裁判は取り下げて一年待てばとパパと提案してみた。 でもパパは子供が生まれるまでに離婚が成立する確立が1%でもあるのなら それに賭けると法廷弁護士(barrister)まで雇って裁判に臨んだ。 裁判所はオーストラリア、パパは日本、前妻は前妻の国。 裁判所には義父が赴き電話での裁判となった。 まず宣誓し裁判官が他に追加で提出したい供述書はないかと聞き 前妻があると言い、その書類が前妻の代理で出廷している人から 裁判官に手渡された。 その書類を読むために一旦閉廷。 午後から開廷となり5分もしないうちに判決が出た。 「強制送還後も家族の一員として扱われており原告も被告と連絡を取り合っているし会っている。 結婚生活は破綻してるとは言えない。よって離婚は認めない。」 やっぱり負けました。 それから1年は離婚が認められません。 そのとき私は妊娠8ヶ月。 ほんとに未婚の母になるんだとなんとも言えない絶望感でいっぱいでした。 パパの両親へ ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|