岩切信一郎さんと二村学さんについて
こんにちは。サマチャンは開幕のトモチャンで優勝ですね。突然記事を書きたく思いまして。信一郎さんも二村さんも共にベーシストであり、参加されている作品や自身が属するバンドもあります。彼らとの出会いはどちらも、茅原実里さんの”CMB"として参加されたことがきっかけでした。信一郎さんとの初めての出会いはInnocent Age 仙台公演(2016年6月25日)二村さんはTake the Offensive 名古屋公演(2017年5月26~27日)本記事では二人のベーシストが俺にどんな影響を与えていったのかを歴史と共に振り返りましょう。プレイスタイルの違い、使用楽器の違い、実際の音としてのニュアンスの違いなど、様々な観点から紹介したいと思います。信一郎さんのプレイスタイルから。彼に関しては初見で聞いた時から今でも核となるプレイ、音色がありましてですね。それは”グリッサンド/スライド"奏法です。(この奏法がどういうものなのかは調べてください)土台となるようなボトムを支えるプレイから、軽やかに歌う奏法も魅力なのですが、僕がここまで虜になったのはグリッサンドの影響が非常に大きいです。グリスにおいて音の始動、経過音、着地点と動きで見ると3か所ポイントがあるのですが、注目したいのは経過音です。彼はこの経過音の聞かせ方、響かせ方が非常に上手なのです。音の粒としての動きとは違う、音そのものの動きが視覚化できるほどに滑らかで心地よい音を奏でています。二村さんのプレイスタイルについて。ずっしりと構え、絶対に軸をぶらさない土台としてのサウンドの他に、スラップ、スライド、細かな歌い方と、とても”ベーシスト”として、”ベース”としてあるべき姿勢を見せつけてくれます。ただこの土台を支える在り方の他に、”音そのものの破壊力”が備わってくるのです。これは当人が意図しているかはわかりませんが、音圧とは違う”圧”を、彼のベースからは感じ取れるのです。TtOツアーの「向かい風に打たれながら」がまさにそれでしたね。これのサビで僕は倒れました。彼らに関しては茅原実里さんの他に、バンドリというコンテンツでも共通点がありまして、お二人とも楽曲のレコーディングに参加されています。軽くおすすめの楽曲を紹介しますと、Poppin'Party/キミにもらったもの RAISE A SUILEN/Takin' my Heart二人のプレイスタイルの型が見えますよ。今回はここまで。