2010/10/21(木)06:38
報道自由度ランキング、下から25位/パタヤで再び未成年売春斡旋で逮捕
タイは一体どこへ向かおうとしているのでしょうか。
今日は弊社オフィスに珍しいお客様があり、楽しい時間を
過しました。その方は私と在タイ年数は同じ位でありながら
私と全くと言っていい程違う生活をされておられ、色々と
勉強させていただきました。
そのうちこのブログで紹介させて頂く機会もあるかと....。
今日のスクンビットはすごい渋滞でしたね。
渋滞を見越してバイクで移動していたのですが、それでも
間をすり抜けられない程車がぎっしり詰まってしまい、
仕方なく歩道をすり抜けてラマ4世通りからサトーンへ、
そしてラチャダムリを北上してISETANへと向かいました。
こういった大渋滞の日は、渋滞を避ける為にルート変更を
しても、その先もさらに渋滞で、泣きそうになる事がよく
あるのですが、今日はこのルートがビンゴ。
なんとか約束の時間に間に合いました。
今日の夕食は久しぶりの大戸屋さん@WCP。
なぜか相方はお子様ランチ。なんでも写真右上に少しだけ
写っているじゃこご飯が食べたかったようです。
私は甘酢鶏唐揚げ定食を。そしてちゃんと野菜も頂きました。
と言っても少しだけですが....。
大戸屋さん、全体的におかずの量が少なくなっている様な
印象を受けましたが、相変わらずご飯はおかわり自由。
ちゃんとおかわりしておきました。
明日は久しぶりの外回り無し。少しゆっくりできそうです。
今日のニュースはまず、国際的NGO「国境なき記者団」が
発表した今年の「報道自由度ランキング」の話題から。
タクシン元首相を追い出したクーデター以前は、50~60位
辺りをさまよっていましたが、クーデター以降ランキングは
下がる一方。昨年は130位でしたが、今年はさらに大きく
下げてタイのランキングは178カ国中153位でした。
理由は不敬罪などによる逮捕者が増加した事と、非常事態令に
よる報道規制が原因のようです。ちなみに日本はアジアで
最高の11位。ASEANではインドネシアの117位が最高
でした。ランキングを見ると、もうタイの下には共産国しか
存在しない状態です。現在のタイの報道がかなり偏っている
のは皆様もご存知の通りですが、今月1日に陸軍司令官に就任
したプラユット陸軍大将は、就任後すぐに幹部229人の
異動人事を命令し、これで事実上タクシン派を陸軍からも
追い出した状態となりました。これでもし来年に予定されて
いる総選挙で、タクシン派の政権が誕生したとしても容易に
クーデターという方法でひっくり返す事が可能となりました。
非常事態令による報道規制、そして軍内での保守派の強権化、
タイは一体どこへ向かおうとしているのでしょうか。
そしてもう一つの話題は、またまたパタヤにおいて未成年に
売春を斡旋していた古式マッサージ店が摘発されたという話題。
このお店の店長だったアンチサ容疑者は、従業員の中に未成年
が含まれている事は知っていたものの、売春を行っているとは
知らなかったと証言。しかし保護された少女によると、主に
外国人相手に2000バーツで売春を斡旋されていたとか。
保護された未成年の中には15才以下の少女もいたという事で
今後厳しく取り調べが行われる事となります。
最近のパタヤでの取り締りは急激に厳しくなっている様ですが、
どうやらチョンブリ警察も本当に取り締りを強化するつもりの
ようですね。写真は逮捕されたアンチサ容疑者(上)と
保護された少女(下)。
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世界報道自由度インデックス2010で、タイは大きくランクを下げ、世界で
153位となりました。親タクシン元首相派の赤シャツ軍団による大規模デモ集会
の強制排除にかかり、報道関係者2名が死亡、15名が負傷したことがランクを
下げる主因となりました。世界報道自由度インデックスは、レポーターズ・
サンズ・フロンティアーズ(RSF)が毎年、世界各国の報道に関する自由度に
ついて、集計および発表を行っています。タイでは、今年3月から5月にかけて、
首都バンコクを中心に行われた赤シャツ軍団の大規模デモ集会で、タイ政府が
指揮する平和維持軍が強制排除を行い、当時、現場を取材中だった日本人と
イタリア人のカメラマンが銃弾を受け死亡しています。政府が主導する捜査では、
今のところ、銃を発射した人物などについて、全く解明が進んでいません。
(CAPLOGUE)