宮の森に住む獣医の戯言

依存症ビジネス【電子書籍】[ デイミアン・トンプソン ]
この本の中に、以下の様な記述があった

現時点では、まださほど顕著にはなっていないものの、２１世紀初頭の社会に生じたもっとも影響力のあるトレンドとは、気分を向上させたい時、いつでも、自分に報酬、すなわち「ごほうび」を与える習慣がますます強まったことだ
(依存症ビジネス 「廃人」製造社会の真実,p14 一部抜粋)

怖いね～

この、すぐに気分を良くしてくれるものを「フィックス」と言うらしいんだ

恥ずかしながら、今まで気付かなかったけど自分たちの周りは、フィックスだらけだね

甘～いコンビニスイーツだったり

カフェインたっぷりのコーヒーだったり

アルコールの弱い人も飲める甘～いお酒だったり

ネットショッピングだったり

ただ毎日無意識に、食べたり、飲んだり、操作したりしてるんで、依存症だと気付かない

そんなレベルかな

だけどね企業は、これを巧みに利用しているんだってさ

ちょっと違うかもしれんが

今まで賃貸マンションを選択するときのプライオリティは、駅近かな？と思い込んでいた

この本を読んだら

常時ハイになれるフィックスを、容易に入手できることがプライオリティかなと思った

このプライオリティが満たせない場合、お客様が自分の賃貸マンションを選んでくれないんじゃないかな

今度賃貸を建てるときには、駅近よりも、徒歩圏内にコンビニ、ツタヤ、スタバ等がある方が重要かもな

依存症なお客様のフィックスを満たすためのツールを揃えてあげれば、長期満室間違いなしだ(笑)

こんな入居者様は最高だね🎵
↓↓↓
朝、スタバのコーヒーとマフィンで覚醒
帰り、途中のコンビニで、脂肪まみれの弁当ついでにお酒と甘～いスイーツをゲット
ツタヤで、中身の無い雑誌を立ち読みし、疲れで判断力が低下しているため思わず購入、新作ＤＶＤが気になりレンタル
脂肪と糖分の作用で、気分がハイになってきたら、レンタルした新作ＤＶＤを見ながらながら酒を飲み、トロケタ頭のままWifi環境の整ったお部屋でネットショッピング。。。

もう気分は最高⤴

自分と息子には、ブックオフがあればもっと最高かな

あれ？自分も依存症じゃん

おしまい