カテゴリ:日々ツレヅレ日記
タケノコの出荷最盛期で慌ただしく、急な注文に対応するため毎日釜とにらめっこ中です。
タケノコに聞きながら(品質を見ながら)最適な茹で時間を考えて、水煮にしているものですから、手が離せない。でもこうして茹でた筍を美味しかったと言ってもらえると、ほんの小さなこだわりも役に立っているのかなっと、やめられなくなっております。 ちらっと、作業風景を また今度ゆっくり時間のある時に、いろいろなこだわりをお聞かせしたいとは思いますが、こだわりをもっているといえば、この椎茸には脱帽しました 金沢百万石しいたけ 金沢市の山深く 市瀬町にあります市瀬椎茸生産組合様で生産されている生椎茸です。 近日中にお伺いする予定ですので、そこの写真はまた今度アップします。 市瀬椎茸組合の宮川様から 育てられた椎茸を送っていただきましたので、早速、当店で現在売っている小松市の生椎茸と食べ比べをしてみました。 手前が小松、奥が市瀬椎茸生産組合の宮川様の生椎茸 まずは外観でいいますと、 軸の太さが違います。短く太い軸は栄養をしっかり吸って健全な育ち方をした翔子でありましょう。軸までしっかり味わいたい気分になってきます。傘裏の色が白く、ヒダが緻密です。形が揃っていて、選別も素晴らしい 写真のように焼いてみます。 正直に申し上げて、鮮度の差は明らかなのですが、そこも踏まえて食べ比べてみました。 宮川様の椎茸は採ってすぐにクール便でお送りくださったので、含有水分量がとても多い。 焼き上がったものを見ますと 水分が浮き上がってきています ということは、焼き時間も違ってきますよね 宮川様の椎茸は小松に比べて2分ほど長めに焼きました。断面を切ってみると こんな感じ。 これでも白さが目立ちます。 早く食べたいという衝動を抑えられず、思わずパクリ 食感がとても柔らかで、舌先にあたる滑らかさはダントツによい。そして肉厚な上に、茶褐色の表皮(傘表)が薄く心地よく噛みきれる歯触りもとてもおいしい。味はじゅわっと広がる椎茸の旨み成分と、甘さを感じます。甘さを感じる椎茸なんて思いもよらない話です。 そして他の椎茸によく見られる臭みや雑な味が、全く感じられないというのが一番の驚きでした。 宮川様には 先日、県の会議でご一緒させていただき、初対面にもかかわらず、いろいろと失礼なことも申しあげたのですが、こちらからの問いかけに対して、お忙しい中、丁寧にお答えていただいております 素晴らしい椎茸をありがとうございました。 後日おうかがいさせていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 10, 2009 04:11:11 PM
コメント(0) | コメントを書く
[日々ツレヅレ日記] カテゴリの最新記事
|
|