ヘイルトゥ一休さんっ!!

2006/12/22(金)01:08

ふたつのスピカ MISSION:21

ふたつのスピカ(29)

プラネタリウムでたまたま会って以来、 ひまわり園の子供たちと仲良くなっていったアスミ。 桐生が進路のことで悩む一方で、彼女は子供たちに、 空の星の素晴らしさを、宇宙への夢を、生き生きと語るのでした。 そんな彼女を見て、子供たちは言うのです。 「お姉ちゃん 昔のお兄ちゃんみたい」 アスミが聞き返すと、子供たちはさらにこう話すのでした。 「兄ちゃん 前はボクにも楽しそうに お星さまの話 してくれたよ」 「最近ぜんぜん笑わなくなったしな」 「いつもひとりなの」 ・・・ 宇宙学校。 その日は、”緊急用脱出用カプセルに入ってしばらくじっとしている” という訓練が行われました。 カプセルの中では、やたら揺れたり持ち上げられたりしているのが分かりました。 「そういう訓練なのだ」と軽く思っていたアスミ。 カプセルの扉のロック解除の合図により扉を開け、 そこで初めてカプセルが揺れていた理由に気づくのでした。 アスミの視界には、木々が覆いしげる世界がひろがっていました。 『打ち上げまたは宇宙から帰還の際にロケットが不時着したものと想定し  5日以内に地図指定の場所に集合する』 ・・・ここからが、本当の訓練だったのです。 ・・・ 同じ頃、ライオンさんは由比ヶ浜にいました。 山の中に、ぽつんと建った一軒の別荘。 かつてここには、ひとりの女の子が療養をしていました。  山を絶好の遊び場にしていた高野(ライオンさん)たち。  彼らを、二階の窓から羨ましそうに眺める女の子。  そんな彼女を、高野以外の子供たちは気味悪がります。  一人の子が、彼女の部屋に向かって石を投げました。  割れる、窓ガラス。  あいにく女の子にはケガはなかったものの、  ガラスを割ったことに恐れおののき、急いで逃げる子供たち。  逃げながら、彼女のいた窓のほうを振り返る高野。  女の子は、おそるおそる頭を出して、再びこちらを眺めていました。   ・・・・・ と、これで、ようやくアニメとしての最後のハイライト、サバイバル訓練に入ったわけですが、アニメのほうではカットされているライオンさんの話にこそ、むしろじーんとくるものがあったりします。 この先は、ライオンさんの回想とアスミたちの訓練とが同時に進行していって、ふたつの世界の、まりかとマリカが、最も注目されるような展開になっていきます。 うん、切ない。 ああ、また涙が出てきそーう。 ええと、そんなんわけです。まりかちゃんがもうかわいそうでかわいそうで・・・。 ふたつのスピカ5巻 なんかよかったら、拍手おしてくださいませ。 web拍手

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る