大晦日から元旦にかけておもいっきり無茶とかまして全身打撲したハチベエ。

そんな彼を、改めてお見舞いしにきた渋沢氏&梅香ちゃん。


で、ついでに正月の挨拶回りでいらっしゃられる油坂氏。





なんか、違う。異様に痩せてる・・・。

んでも当人曰く、医者に診てもらってもどこにも異常がないんだとか。

と、そんなところへ・・・。



背後霊。



見てしまうや否や、逃げ出さんとする美術部二人と前田ハチベエ。



しかし、よくよく確認すると、なんとその幽霊さん、あの小夜ちゃんだったりとか。


夏の記憶を懐かしむ３人。


そして、ひそかに嫉妬の炎を燃やし始めるかわいい梅香ちゃん。

　
　ぶすっとかする梅香ちゃん。


で、話を戻してこの小夜ちゃん、なんでも成仏できずに途方に暮れてたところに油坂氏を発見、お経のひとつでもあげてもらおうかと接近したところ、そのままくっついて離れなくなってしまったのだとか。

ついでに言うと油坂氏、自分がすんごい霊媒体質持ってるクセに、とり憑いている小夜ちゃんのことは見えなかったり。

そして、そんなん話を聞くうちに、ステキな考えが浮かんだりする前田ハチベエ16歳。

　油坂氏は小夜ちゃんが見えない。

　しかし、どうだ、自分は彼女がはっきり見える。

　ということは、そんな自分にとり憑いてくれたとしたら・・・

　




そうして、いざ行動せんとしたところへ・・・




お祓いを率先して出る渋沢氏。


そう、彼も自分と並んで、数々の修羅場を勝ち抜いてきたエリートフェチシスト。

今自分が思った密かな野望を彼も考え、そして即その手に掴まんとしていたのでございます・・・!!





火花を散らすフェチシスツ。



清めの塩をまきまくる、ハチベエ。痛いほどに。

バケツ聖水アタックを繰り出しまくる、支部和差し。溺れるほどに。


しかし、どうにも悪霊さん(小夜ちゃん)は油坂氏から離れる気配もありません。

次第にエスカレートしていく、悪霊祓い。

苦しみまくる、油坂氏。

・・・これまで傍観していた小夜ちゃんも、見るに堪えずに彼らを止めに入るのです。

　
　かばいに入った幽霊・小夜ちゃん。


そして愚かにも彼女は、これ以上続けるようならばハチベエたちの背後で一生祟ると、脅しをかけてしまうのでございました。

・・・まさに思惑通り、俄然やるきまんまんで悪霊祓いと称した油坂氏タタキをやり続けたふたり。


しかし、このやりとりを聞いていた油坂氏、ふたりの本意をはっきり理解し、ここで制裁を下すのでございます・・・!!





パンストフラッシュ!!




彼らがまぶしさのあまりに怯んだ隙に異様なまでにカッコヨク繰り出す、正宗ドロップキック&正宗シャイニングケンカキック。


・・・こうして必殺技を食らわせ二人を大人しくしたところで、油坂氏はおっしゃいました。

「悪霊祓いと称してオレに憑いている霊に
　とり憑かれることが目的だったか・・・

　どうりで初めからキサマらの目つきが怪しいと思ったんだ・・・


　フィチの先輩たちの言葉を借りれば・・・
　お前達のような者のことをこう言うのだ！」


　
　頭隠して、フェチ隠さず。










・・・

で、無事和解したところで、小夜ちゃんのことを油坂氏に説明をしたハチベエ&渋沢氏。

あまりの熱心な語りっぷりに、やっぱり嫉妬をやめないかわいい梅香ちゃん。


　向こうを向いてプイッとしちゃう梅香ちゃん。


そしてだされる、小夜ちゃんのステキ心霊写真。











これを見て、「この子なら知っている」と漏らす、油坂氏。

彼が言うには、実家の近所に住んでいる、うなじの美しい子として有名な恋野さんトコの小夜子ちゃんではないかと。

そしてその小夜子ちゃん、死んではおらず、ずっと原因不明の眠り病にかかって１年前からずっと入院しているのだとか。


生身の自分が眠るのを見て、自分が生きてるという確かな証拠を確認できて、心から喜ぶ小夜ちゃん。


その姿を、見ることのできない油坂氏にそっと伝える、ハチベエ。









・・・
この言葉を以てして、油坂氏に惚れこんだ小夜ちゃん、もうしばらくは今のまま彼に憑きまくることにするのでございました。














・・・・・
油坂氏が入ってくると、（わたくしの好みの方向で）やっぱり話が引き締まるなー、というのが今回の感想でした。

あと、小夜ちゃんの再来というのはわたくし自身懇願していたことですし、もうそれを見られて喜ばしいことこのうえありません。


で、今回の内容みてみると、なんか小夜ちゃんと梅香ちゃんを足して２で割ったあたりが丁度井上先生の前作の美鳥ちゃんになんのかなー、とか、そんなんことをぼんやり考えたりしましたです。



とにかくそんなんわけで、すごーく素晴らしい方々が舞い戻ってきてくださった今回でしたが、果たして次回は、どんなステキなことが起こるのか、楽しみにしながら待っていましょうね。













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