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ヘイルトゥ一休さんっ!!

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ふたつのスピカ

July 3, 2007
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カテゴリ:ふたつのスピカ
あれからばったり来なくなったまりか。

そうこうしているうちにロケットも完成し、そして、花火大会も迫ってきていました。


ーーー花火大会。

日本で一番大きな打ち上げ花火。

それを彼女にみせるため、あのロケット・オリオン2号の特等席で彼女にみせるため、高野は、まりかが寝ている屋敷の2階に忍び込むのでした。


ひっきりなしに続く咳にうなされながらも、突然の訪問を喜ぶまりか。

そんな彼女に、高野は楽しそうに花火のことを語り出しました。


しかし、そこへまりかの父が、有無を言わさず平手打ちを打ってくるのでした。

さらに彼女の父親は、高野の胸ぐらをつかみ、罵声をあびせかかりました。


止めに入る、まりか。

あまりの衝撃的なことに、発作が起こり、ひどい吐血を・・・








・・・

花火大会当日。

自分の部屋で無気力に寝ころんでいた高野の家に、まりかの父が訪ねてきました。


「娘が・・・・・ 家にいないんです


 娘は生まれつき身体が弱く

 ひとりで外出できるような子ではありません

 そちらのお子さんにどこか心当たりでもあればと思いまして------


 実は娘をしばらくの間

 スイスの療養所に移すことに決めました

 明日一番の飛行機で 日本を発つ予定です」







  もう会えなくなる---





そう思うやいなや、高野はこっそり部屋を抜け出し、一目散にオリオン2号のもとへと走り出していました。





・・・

オリオン2号。

その前に倒れていたまりか。

身体を少し触れただけで、すごく熱があることも分かりました。


すぐさまおぶって連れ出そうとする高野。

対してまりかは、待ってと、一緒に花火が見たいと、そう、言うのでした。


「私・・・・・ ほんとはね

 ずーーっと前からこの場所に来てたの

 いつも見てたの


 毎日少しずつ出来上がっていくロケット-----

 遠くから見てたの


 ずっと 見てたの


 だから私 嬉しかった

 友だちだって言ってくれて 嬉しかった


 すごく嬉しかった」






花火















オリオン2号の向こう側に、とびきり大きな打ち上げ花火が、とてもきれいに舞っていました。














きれい





















・・・・・

これで、5巻も終わり。

高野とまりかの過去のおはなしも、終わり。

次から6巻ですが、過去のはなしの合間にあったアスミの状況も振り返りつつ、端折りつつ、感想文色を強めながら、続けていきますです。

3ヶ月ほどあいちまいましたけど、次のんはもっと早めにいくですよ。









ふたつのスピカ5巻
ふたつのスピカ(5)




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最終更新日  July 4, 2007 04:27:08 AM


April 3, 2007
カテゴリ:ふたつのスピカ
基地作りを手伝っていたまりか。

自然と会話も弾み、作業も順調に進んでいきました。


そうして、ロケットもとうとう完成。

上部にのぼり、座って夕陽をのんびり眺めるふたり。


ふと何気なく、まりかは去年観に行った舞台について語りはじめました。

「『美女と野獣』って知ってる?
 魔法で野獣にされた王子様と女のコの話

 お城で二人がダンスをするシーンが素敵なの

 私もあんな風に踊れたらなぁって
 お父さんに話してみたことあったんだけど」

ここではっと何かに気がついたように、話を止めたまりか。

急に黙って、表情もみるみる硬く変わってゆきました。



・・・
帰ったあとで、さっきのことが気になって、"野獣"に扮して彼女を喜ばそうと思った高野。

しかし、彼女の言ってた"野獣"というのが一体どういうものなのか、どうにも分かりませんでした。

なので、自分のイメージしたままに、段ボールを材料にしてお面を作成。

作り上げるやいなや、すぐさま彼女のもとに向かいました。




・・・
いつものように、広いお部屋にぽつんと置かれたベッドの上に座っていたまりか。

そんな彼女の耳に、窓をコツコツ叩く音が。








やじゅう





窓を開けて部屋に入ってくる、お面の少年。

そのまま彼女に近づいて、お面の彼は言うのです。

「少しの時間
 わたしと一緒に踊ってくれませんか?」


・・・突然のことに、きょとんとするまりか。

しかし次の瞬間、満面の笑みをもって、返しの言葉を添え、快く受け入れるのでした。





「それ 野獣って言うより らいおんさんって感じよ。」











おどり






・・・
帰り間際。

お面を外し、窓を開けて外へと出ようとする高野に、まりかはそっとつぶやきました。



「私

 友だちって呼べる人 ずっと いないの

 ずっとひとりなの

 だから-----」



この彼女の言葉を遮り、高野は微笑み言いました、「ずっとじゃないじゃん」


「とっくにもう 友達じゃん」


「また遊ぼうぜ」





・・・
お互い笑顔でさようなら。

高野が見えなくなった直後、突如襲ってくる、発作。

床に垂れる、血。



  神さま-----















・・・・・
しばらく更新していない間に、12巻が発売されました。

この巻で、ひとりひとりが、大きな転機を迎えることになります。


・・・とにかく、ひっさしぶりに書くことができました「ふたつのスピカ」、次はもっと近いうちにやるですよ。こっそりと。













ふたつのスピカ5巻
ふたつのスピカ(5)

ふたつのスピカ12巻






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最終更新日  April 3, 2007 07:47:30 PM
January 28, 2007
カテゴリ:ふたつのスピカ
 ガラスを割った一件以来、山には近づかなくなっていた子供たち。

 高野がいくら誘っても、誰も再び行こうとはしませんでした。


 ・・・そんな、ある日。

 父の仕事場から作業道具を持ち出して、足早に山へと繰り出していった高野。

 彼が屋敷の前を通り過ぎていく様を、女の子は窓越しから見ていました。

 確認するや否や、「トイレ。」と言ってこっそり屋敷を抜け出す女の子。

 高野の行った方向を、大して動けぬ体で、
 必死になってたどってゆくのでありました。


 高野の行った先。木々の中でその形だけがただ残っている、
 廃線線路のずっとずうっと向こうの方。

 線路をたどって行くにつれ、次第に大きくなってゆく
 「トンカン トンカン」という心地よい作業音。

 ・・・そして女の子は、高野のいるその場所に、だどり着くのです。




 オリオン



 すぐに彼女の気配に気づいた高野、その女の子に話しかけます。

 「裏山の屋敷の子だろ?
  よくこんな所まで来れたな
  地元の奴だってめったにこんな所来ないぜ」

 見つかった直後は木の後ろに隠れていた女の子も、
 ゆっくりと顔をこちらに向けてのぞき込むようになっていました。

 「完成するまでナイショにするつもりだったのにバレちゃったな
  でも君で良かったよ」


 ・・・

 いつのまにか、仲良く会話を始めていたふたり。

 しかし、そんなに時間もしないうちに、
 女の子は咳をしたまま止まらなくなり、
 落ち着いた後で、帰ることにするのでした。

 帰り際に、女の子は言いました。

 「また来てもいい?
  この場所誰にも言わないから」

 今にも不安がこみ上げてきそうな瞳で、高野の答えを待つ彼女。
 
 その瞳をじっと見つめて、高野は言うのでした。


 「誰にも言わないなら いいよ」






 まりか








・・・

あの頃の思い出の場所、オリオン2号(ロケット)に座り込み、じっくりと記憶の糸をほどいていたライオンさん。

結局その女の子の名前は聞けず終いだったことも思い出しつつ、地面に降りてオリオン2号の全体を見渡してみるのでした。

・・・そして、ロケットのてっぺんに、何かが描いてあることに気づくのです。

再び上によじ登り、コケを落としてじっくり見入ったライオンさん。

そこには、あの女の子が描いたとおぼしきオリオン2号の落書きが残っているのでした・・・。



落書き

















・・・・・
最近書いてなかったんですが、それでもほぼ毎日web拍手をいただけていたのは、ほんとに嬉しかったです。

「ふたつのスピカ」の良さに、共感してくれる方がいらっしゃるといるのは、レビューを書いてるわたくしとしても、最大の喜びだったりします。

このまま、ゆっくりではありますけれども、着実に現連載に追いつくのを目標に、のーんびりやっていきますので、なんとなく見守っていてくださいませー。





ふたつのスピカ5巻
ふたつのスピカ(5)




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最終更新日  January 28, 2007 05:11:12 PM
December 21, 2006
カテゴリ:ふたつのスピカ
プラネタリウムでたまたま会って以来、
ひまわり園の子供たちと仲良くなっていったアスミ。

桐生が進路のことで悩む一方で、彼女は子供たちに、
空の星の素晴らしさを、宇宙への夢を、生き生きと語るのでした。

そんな彼女を見て、子供たちは言うのです。

「お姉ちゃん 昔のお兄ちゃんみたい」

アスミが聞き返すと、子供たちはさらにこう話すのでした。

「兄ちゃん 前はボクにも楽しそうに お星さまの話 してくれたよ」

「最近ぜんぜん笑わなくなったしな」



「いつもひとりなの」









・・・
宇宙学校。

その日は、”緊急用脱出用カプセルに入ってしばらくじっとしている”
という訓練が行われました。

カプセルの中では、やたら揺れたり持ち上げられたりしているのが分かりました。

「そういう訓練なのだ」と軽く思っていたアスミ。

カプセルの扉のロック解除の合図により扉を開け、
そこで初めてカプセルが揺れていた理由に気づくのでした。


アスミの視界には、木々が覆いしげる世界がひろがっていました。


『打ち上げまたは宇宙から帰還の際にロケットが不時着したものと想定し
 5日以内に地図指定の場所に集合する』


・・・ここからが、本当の訓練だったのです。













・・・
同じ頃、ライオンさんは由比ヶ浜にいました。

山の中に、ぽつんと建った一軒の別荘。

かつてここには、ひとりの女の子が療養をしていました。




 山を絶好の遊び場にしていた高野(ライオンさん)たち。

 彼らを、二階の窓から羨ましそうに眺める女の子。


 そんな彼女を、高野以外の子供たちは気味悪がります。


 一人の子が、彼女の部屋に向かって石を投げました。

 割れる、窓ガラス。

 あいにく女の子にはケガはなかったものの、
 ガラスを割ったことに恐れおののき、急いで逃げる子供たち。

 逃げながら、彼女のいた窓のほうを振り返る高野。

 女の子は、おそるおそる頭を出して、再びこちらを眺めていました。





 まりか













・・・・・
と、これで、ようやくアニメとしての最後のハイライト、サバイバル訓練に入ったわけですが、アニメのほうではカットされているライオンさんの話にこそ、むしろじーんとくるものがあったりします。

この先は、ライオンさんの回想とアスミたちの訓練とが同時に進行していって、ふたつの世界の、まりかマリカが、最も注目されるような展開になっていきます。

うん、切ない。

ああ、また涙が出てきそーう。

ええと、そんなんわけです。まりかちゃんがもうかわいそうでかわいそうで・・・。









ふたつのスピカ5巻
ふたつのスピカ(5)




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最終更新日  December 22, 2006 01:08:04 AM
December 5, 2006
カテゴリ:ふたつのスピカ
●ケイとシュウ

早朝。図書室。

ふだんからお気に入りの場所として入り浸ってるシュウとは違い、
珍しく朝からその場所でパソコン相手ににらめっこするケイ。

ケイは、獅子号被害者リストを調べていました。

その目的は、アスミの気になる人・桐生の名前があるかどうかを
確認するため。

・・・彼の所属するひまわり園は、災害などで親を亡くした身寄りのない
子供たちを保護する施設。

ケイは、そこから、彼女たちの世代での大きな災害~獅子号事件~に目を付け、
すぐさま朝から調べているのでした。


そして、彼女は思いがけないことを知ることになるのです。


ケイ


アスミ自身も、獅子号事件の被害者であるということを・・・。










●マリカと府中野

朝。

かもめ寮から下る長い階段。

その階段の前を毎朝原動機付き自転車で通過する府中野。

その日も、何気なく階段に目をやり、
延々と続くそれにうんざりしてみるのでした。

・・・と、そんなところへ、マリカちゃんが降りてきたり。



「鴨川さんだったら 先に出たわよ」


「たまたま通りかかっただけだろが」


「そう」


 ・・・


「乗せてってやろうか 学校まで」




意外な顔をするマリカちゃん。

それでも結局、乗せてもらいました。


そして目にする、素晴らしい風景。




マリカ




「鴨川には この道 教えんなよ


 星といい 桜といい
 
 あのバカは上ばっか見てるから

 危なっかしくてしゃーない」










●アスミ

朝。

何もかもが、いつにも増して上の空のアスミ。

電信柱に頭をぶつけてうっかり謝ったりなどするのでした。


・・・そんな現場をこっそり見ていた、ライオンさん。

彼は、ぼーっとしているアスミに軽く渇を入れ、
それから自分はしばらく出かけることを告げて、
すぐに退散するのでありました。









●桐生

放課後。

桐生は、アスミに返してあげられなかったロケットのキーホルダーを探し、
いろんな店をわたり歩いていました。

・・・でも、同じものは、見つかりませんでした。


あきらめてひまわり園に帰った桐生。

門には、ケイが待っていました。

無視して中へ入ろうとする彼に、ケイは、
あるひとつのことだけ言い残して、去って行きました。


「アスミも 獅子号の事故でお母さん亡くしてるんだ」












●アスミと桐生

夜。かもめ寮。

アスミを尋ねて、ケイがやってきました。

そっとメモを渡して、長居はせずに、立ち去るケイ。

そのメモには、桐生のいるひまわり園の地図が描かれていました。


・・・
日を改めて、ひまわり園を訪れたアスミ。

しかし、彼はまだ帰っていませんでした。


アスミは、その足で、彼の通う北星高校へと向かいます。

しかし、たどり着くも、既に正門は閉まっていました。


帰り道。川を渡る橋の上。

ふと川辺をのぞくと、そこに桐生はいるのでした。

何かを必死に探している桐生。

すかさず駆け寄り、手伝い出すアスミ。


少しずつ、言葉を交わし始めるふたり。


「おまえの母親も・・・・・

 獅子号の事故で・・・・・ 死んだのか?」


「・・・・・・・・

 うん・・・・・」


「だったらどうして 

 ロケットに乗ろうなんて考えるんだよ」





 桐生












・・・

後日。

アスミの元には、つぎはらぎだらけの、
ちょっと見た目は変わってしまったキーホルダーが、
返ってくるのでした。


アスミ














・・・・・
まとめるのに、数日かかりました。

このお話、いろんな人のエピソードが錯綜してて、
それでそのどれもが外せなかったりと、
なんかもうどうしたらいいものやらと・・・。


それでもなんとか考えて、ちょっと作ってみました。

でもなー、あかんかなー。

あかんかったらごめんです。

とにかく、重要なお話だったわけです。

ケイの号泣が、ンモウ身にしみてきたわけです。

キーホルダーが戻ってきて微笑んだアスミを見て、
これ以上ないくらいホッとしたわけです。


11巻も出てきたし、意外にHotな「ふたつのスピカ」。

また日が空かないうちに次も書くですよー。












ふたつのスピカ5巻
ふたつのスピカ(5)

ついでに、ふたつのスピカ11巻





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最終更新日  December 5, 2006 10:22:28 PM
October 20, 2006
カテゴリ:ふたつのスピカ
マリカちゃんを初めて見てから、以前会ったことがあるようで、それがいつどこであったのかが、全く思い出せないでいたライオンさん。

そんなライオンさんに、先日の一件以来、心ここにあらず状態のアスミは、尋ねるのでした。

「ライオンさんにとって先生は初恋の人?」


この言葉にアスミの心の変化を感じ取ったライオンさん、自分初恋の思い出について、話し出すのでした。





 初恋は、先生に出会うずっとずっと前。

 小学3年生のとき。

 名前も知らないコだった。


 その当時、家の近くの山の中腹に診療所のような建物があって、

 年に一度 夏の間だけそこに来る女のコがいた。





まりか





・・・ここまで話をして、何か新たなことを思い出したライオンさん。

そう、今アスミとともにいるマリカちゃんは、初恋のコに、あまりに似ていたのです。


気が付くやいなや、言葉を濁して、あとのことは話すのを避けるのでした。













・・・

一方、キーホルダーを拾っていた彼。

名前は桐生といいました。

学校は、北星高校。伝統名門進学高校。

そして、付け加えるなら、金持ちの多いおぼっちゃん高校。



しかし、彼は施設の子でした。特待生として、どうにか通うことが出来ていました。

先日の期末テストでも、トップの成績を修めていた彼。



それを、ひがむ輩が、いました。



屋上で、アスミのキーホルダーを眺める桐生。

彼の前に、その輩どもは、現れました。

キーホルダーを取り上げ、踏みつぶし、挙げ句の果てに「獅子号のできあがり~~」などとののしる彼ら。


これには桐生も頭に血が上り、殴りかかっていきました。

とはいえ、多勢に無勢。

見事に返り討ちに遭い、そして、アスミのキーホルダーは、近くの河原へと、投げ捨てられるのでありました。








その日の放課後。

アスミとケイは、北星高校の校門で、桐生が出てくるのを待っていました。


アスミと再会をした桐生でしたが、先の出来事のため、返すにも、返せないわけです。

しかし本当のことを言えるわけもなく、代わりに彼はこう言うのでした。





「捨てたよ あんなもん


 からかった

 からかったんだよ




 (中略)




 何が宇宙開発だ 何がロケットだ ふざけんな


 あんなもん


 兵器

 兵器と同じだ!!





・・・走ってその場を去ったアスミ。

その後、彼女は、公園のジャングルジムの上で、ただただ夜空に輝く星を眺めていました。

彼女の瞳からは、涙が、流れていました。
















・・・・・
と、いうわけで、結局5巻に入りました。

桐生のお話は、アニメではスポッと抜けていますので、そのぶんこの5巻はまだアニメだけのおかたにとっては読み応えがあったりする巻です。

とにかく、まだ強情を張って、ほんとうの気持ちを伝えられないでいる桐生ですが、次第に、心が開けるようになっていきます。

その過程が、もうなあんかじーーーんとくるわけです。


そんなん言いつつ、スピカアニメ記念週間の急ピッチレビュー、順調にこなしていますです。

目標、アニメ終わる前にアニメの最終回を越えること。

達成めざして、ぬるーくやっていきますですよ?
(できなかったらごめんなさい。)













ふたつのスピカ5巻
ふたつのスピカ(5)




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最終更新日  October 21, 2006 05:50:59 PM
October 17, 2006
カテゴリ:ふたつのスピカ
駅前の雑貨屋で、気に入ったロケットのキーホルダーを買ったアスミ。

大事に大事に、ポケットに忍ばせておいたのですが、うっかり気づかずに落としてしまうのでした。


そして、その現場を偶然目撃していた、島津に似た、あのときの彼。

しかし、その場ですぐに声をかけることはないのでした。







・・・

飛行機の急降下を使った、無重量を経験する訓練。

通称、ゲロ彗星

最初のうちは楽しいかもしれないが、無重量状態で回転でもしようものなら、それを止める術はそんなになく、最後には酔って吐いてしまうというなんとも実は過酷な訓練。


そおんなことなどつゆしらず、単に好奇心むきだしで大はしゃぎなケイたち。

しかし、やはし最後のほうではアスミが酔って吐くのを皮切りに、んもうみいんなそれぞれ もらいゲロ。

終わった後で、しっかりと、機内の掃除などをやらされる羽目になるのでした。


・・・
掃除をやっと解放されて、別のカリキュラムだったシュウ、府中野と合流するアスミ、ケイ、マリカちゃん。

今回起こったこの大惨事を、大変ご機嫌ななめにおはなしするケイ。

それをなだめるかのごとく、自分たちがそれをやったときも見事なまでにゲロまみれだったことを打ち明けるシュウ。


そういうわけで、とどのつまりはこういうこと。


アスミ「それなら みんな



ゲロ仲間

 ゲロ仲間だね」




大爆笑する一同。

戸惑うアスミ。

「おめーが言うな バカ!」の府中野の言葉に、顔を真っ赤にするアスミ。



こんな光景に、思わず笑みをもらす、マリカちゃん。



マリカ



出会った当初は、ツンとした表情をくずさなかった彼女も、だんだんと微笑むことができるようになってきていたのでした。












・・・

帰り道。

前の日に落としてしまったロケットのキーホルダーがないかどうか、辺りを注意深く見渡しながら歩いていったアスミ。

そうしながら、いつもと同じように、電車に乗りこむのでした。


一方、そのキーホルダーを拾っていた、彼。

電車に乗り込むアスミを見かけ、一瞬躊躇するも、今度は思い切って近づいていくのでありました。

駅を過ぎ去ろうとする電車に、彼は必死に駆け寄り、そしてアスミに語りかけるのです。





お前んだろ












・・・・・
そんなんわけで、ここから、アスミと彼のまともなコミュニケーションが始まるのでした。
そして、これで4巻は終了。

巻末の読み切りはどうしようか考え中。紹介するかもしんないけど、しないかも。


とにかく、そんなん具合で、なんかとっても切ない恋が始まろうとしているこの物語。
次回もすんどい期待なはずです。

(そして、わたくしはどっかに転がっていった5巻を探すのです。
 手元にないので困ってますですよ?)















ふたつのスピカ 4巻
ふたつのスピカ(4)




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最終更新日  October 17, 2006 10:40:15 PM
October 16, 2006
カテゴリ:ふたつのスピカ
お正月。

寮に残っていた、アスミとマリカちゃんはふたりで初詣に。



一方ライオンさんはというと、自分の先祖の墓の前。

途中で買ってきた(?)お酒を墓石にかけてやりながら、ひとり思いにふけっていました。

それは、三途の川までの道のりの、死後の世界でのある出来事。









・・・

 三途の川への長い長い道のりを、黙々と歩き続ける死んでしまったものたち。

 それをぼんやり眺めていたライオンさんでしたが、
 ふとひとりの老人に目がとまるのです。


 ・・・ライオンさんの、父親でした。

 彼はその老いた体を引きづって、必死に歩き続けようとしていたわけですが、
 うまいように体が動きません。


 すかさず手を差し伸べたライオンさん。

 しかし、無言のまま、自分の正体を決して明かしたりはしないのでした。

 ライオンさんは、そのまま厳しい道のりを、
 父を背負ってがむしゃらに突き進んでいきました。



 途中、ふとひとやすみ。


 辺りはすっかり夕暮れ時になり、目の前には真っ赤な夕陽が、
 とても綺麗にうつっていました。

 夕陽を見ながら、父親は語り出します。


 それは、先立たれてしまった息子のこと。

 「ずいぶん 恨まれただろうな」

 そう切り出して話したのは、

 彼の夢を理解してあげられなかったことへの後悔。

 そして、年に1度でもいいから息子に一杯おごってもらいたかったという、
 とてもちいさなちいさな自分の夢。






 ・・・
 その後、「最後くらいは自分で歩く」と言って、
 ライオンさんの助けは借りなかった父。

 とうとう、目的地・三途の川に到着するのでした。

 舟に乗り、いざ渡ろうとする父に対して、渡るのは拒んだライオンさん。


 最後の最後の別れ際で、彼は初めて言葉を発するのです。


 「恨んでなんかなかったよ 父さん」


 そして彼は、たった一度だけ連れて行ったもらったオリオン座の星見のことを語り、
 それがとても嬉しかったのだと、ようやく言い出すのでした。

 ずっと前から言いたくて、言いたくて、でも言えなくて、
 そんな心残りだったことを、ようやく言い出せたのでした。






 「いつかまた会えたら その時は必ず一杯おごります

  必ず一杯おごりますから!」




tousan













・・・・・

わたくしにとっては4巻のなかで最も泣き所だった今回のおはなし。

アニメではやってたのかな? なんか記憶が微妙。

ていうか、そおんなアニメ、今日の早朝からスタートしています。BSで。一週間ぶっつづけで。

生憎、わたくしBSは今は見られない状態なので、スルーせざるを得ないのですが、見られるひとは、見ておいたほうがいいかもです。


ちなみに、ここではあんまり振れなかったアスミとマリカちゃんの初詣のおはなしも、なんかとってもいい感じでした。
マリカちゃんが、なんかもうラブリーで仕方がないのです。うん。


と、いうわけで、今週はアニメスピカweekということもあり、わたくしもいつもより多めのペースでスピカの記事を書いていくつもりなわけです。

近日中に次書きますわ。













ふたつのスピカ 4巻
ふたつのスピカ(4)




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最終更新日  October 17, 2006 10:50:43 PM
October 12, 2006
カテゴリ:ふたつのスピカ
寮での新しい生活を始めたマリカちゃんのもとに、彼女の父が訪れていました。

彼は、学校で倒れたことを聞き付けて、彼女を連れ戻しにやってきていたのでした。



戻ることに応じないマリカちゃん。



そんな彼女に対して、父は言うのです。

「まったく、本当のマリカはそんなこと言うような子ではなかったぞ!」


激昂するマリカちゃん。

「わたしはわたしよっ!! 他の誰でもないわっ!!」


言い放った後、席を立ってどこかへ行ってしまうのでした。






・・・

数日後。

寮に帰ってきたアスミは、部屋に戻るついでにと、マリカちゃんの忘れ物を手渡されるのでした。


彼女の部屋に入ったアスミ。

マリカちゃんは、秋のうららかな日差しに、読書の途中でうとうとと眠りについていました。


起こさずにそっと忘れ物を置いて出ようとしたアスミですが、ふとマリカちゃんが開いていた本が目にとまります。

手にとって、ちょっとだけ読んでみたアスミ。

すると、本から一枚の写真が落ちてくるのでした。


写真


・・・写真には、屈託のない笑顔で写っているマリカちゃんの姿が。



『そういえばマリカちゃんの笑ってるところって見たことないっけ・・・・・』



そんなふうに思ったアスミですが、その写真のある奇妙なところに気づきます。


端に記入されていた日付が、8年も前のものになっていたのです。


しかし、この当時は、ただの間違いとしか認識していなかったアスミ。

これが意味する重要なことを知るのは、まだちょっと先のはなし。












・・・

月日はあっという間に過ぎ去り、季節は冬。

クリスマス。


アスミは、マリカちゃん宛に、クリスマスカードをつくっていました。







クリスマス













・・・・・
一気に季節が進み、初めての東京での冬を迎えたアスミ。

一体どうなってくのか、楽しみですねー。

相変わらずマリカちゃんはラブリーですねー。

そして、アスミのクリスマスカード書いてる姿で、初めて彼女が左利きだったことをわたくし知ったりしましたです。



さあ、次はお正月のおはなし。また近いうちにまとめてみます。




そうそう、お知らせ。

NHK-BS2で、アニメ「ふたつのスピカ」の再放送がやるですよー?

10/16~、AM5:00~5:50とのこと。

BS見られるよい子のみんなは、見てみるのもよし。











ふたつのスピカ 4巻
ふたつのスピカ(4)




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最終更新日  October 12, 2006 09:32:11 PM
October 2, 2006
カテゴリ:ふたつのスピカ
小笠原第二打ち上げセンター。

そこで打ち上げられる無人飛行ロケットの打ち上げを、宇宙飛行士コースの一同は見学していました。 

吸い込まれるように見入っていたアスミ。

一方で、帰る時間は迫ってきます。

見学だけだっていうのに、結局いつもと変わらず走って帰りの船に戻ることになった生徒一同。






帰りの船。

予算の都合とはいえ、トンボ返りの見学劇におおいに愚痴を漏らす生徒たち。

そういう生徒たちとは違い、アスミは、何も言わずに甲板を散歩。

甲板には、打ち上げ反対を掲げた団体も同席していました。

そんなひとたちの中に、アスミは見つけます。

島津に似た風貌の彼を・・・。


そんなはずない。


頭で分かってはいるものの、やはり気になって一瞬彼に見入ってしまったアスミ。

彼の方もそれに気がつき、そして語りかけるのでした。




「君、 宇宙学校の生徒だろ?

 目障りなんだよ。」

めざわり





・・・拳をギュッと握りしめて、無言でその場を立ち去ったアスミ。

そんなアスミを、ケイが呼び止めてきました。彼女が言うには、集合がかかっているとのこと。


教員からの話の内容は、以下のようなものでした。

・レポート10枚以上提出(生徒ども、ブーイングの嵐)。

・今回見学した場所から、2年後に有人宇宙ロケットを打ち上げる計画が進んでいる。そして、この学校からもそのロケットに宇宙飛行士として生徒を搭乗させることが、正式に決定した。


いよいよ"宇宙"という夢も、現実にぐっと近づいてきたアスミたち。

その目標に向かって、俄然その目を輝かせて、離れゆく島を眺め返すのでした。









・・・
数日後。

アスミはレポートを提出したその帰りに、ふとプラネタリウムに立ち寄ります。

館内一杯にきらめく星々に見入っていったアスミ。あっという間に公演時間は終了するのでした。

明かりがともされる館内。

そして、アスミは気がつくのです。


"彼"も、その場所にいたということを。




「あ・・・の 私 今日ココ初めてで・・・・・その」

話しかけるアスミ。

それに対し、彼はすぐさま目をそらし、そそくさと会場をあとにするのでした。


彼のいなくなった館内で、アスミの脳裏に、島津が亡くなったあの日のことがフラッシュバックしてきます。

次の瞬間、アスミは彼を追いかけるため、外に駆けだしていました。

・・・しかし、既にその姿はありませんでした。



わけもなく、かなしい気持ちになるアスミ。


わけもなく、涙があふれ出てくるのでした。








なみだ












・・・・・
てな具合で、新しい人物が出てきました今回。
彼は、この先のおはなしで、ひとつの鍵を握る人物になるのですね。

名前は、ここではまだ明かさないことにします(そして、わたくしぱっと出で思い出せなかったりとか)。

初恋のひととよく似たひととの出逢い。

そのことで、アスミはどんなふうに成長していくのか・・・。

アニメではなかったテーマです。



さて、一体次はどんなんことが待っているのか(ていうか、わたくしどんなんふうにまとめたらよいものか)、期待しないで気長にまっててくださいまし。

<関連ログ>
ふたつのスピカ「アスミの桜」













ふたつのスピカイラストブック

ふたつのスピカ 4巻
ふたつのスピカ(4)




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最終更新日  October 2, 2006 09:32:25 PM
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