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カテゴリ:小型モバイル活用
モバイルPCの活用で本格的に実用化されるきっかけのひとつが「公衆無線LAN」の存在だと思います。それまでは、携帯電話を接続して携帯電話の通信機能を利用しての通信が主流だったと思います。現在でも携帯電話の電波を利用したモバイルPCのネット接続は公衆無線LANよりも主流であるのには違いなくつい最近では携帯電話専用の定額制同様、3G携帯の通信専用のPCカードでも定額制が導入されることになった。これは反対にモバイルPCの利用者が増えたことにより携帯3Gの電波利用が多角化してきた証拠であると思います。
さて、現在の公衆無線LANは無料・有料のサービスがあり、無料サービスでは、全世界の個人ユーザーによる無線LANの輪を広げようとする「FON」があります。以前このブログでもFONについて書きましたが、家庭内LANと公衆LANを一度に設置した上で、メンバー登録することによって、他のFONメンバーが設置している無線LANが利用可能になるというもので、この輪は全世界で現在も広げられております。 FONをはじめとする公衆無線LAN、現在はWiFi信号によるものです。 今後数年以内に実用化されようとしているのがWiMAXです。 地上デジタル放送の本格移行とアナログ放送終了に伴う電波の再編が進められる。 WiMAXの実用化は、携帯電話がちょっとしたモバイルPCのように変わりつつある中、モバイルPCが携帯に変わる汎用モバイル通信機器としてさらに普及するきっかけになるのではないかと思います。すでに各地で地域WiMAXの実用化試験の準備(通信免許の交付など)が進められており、来年度からは本格的にWiMAXに触れる機会も増えてくると思います。 インプレスジャパン刊行「小型モバイルPC「快適」活用ワザ」の34~43ページにも今回書いた記事に関連したことが書かれていますので詳しく知りたい方は参考にしてみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.27 21:50:44
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