任天堂携帯ゲームの起点「ゲーム&ウォッチ」。
今や任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDSシリーズ」は大ヒットマシンとして売れ続けています。来年春には後継機「ニンテンドー3DS(仮称)」も発売が予定されている。
さて、任天堂携帯型ゲーム機は、ファミコンの発売よりも先に発売されて大ヒットした「ゲーム&ウォッチ」が起点といえる。
それまでは、LCDゲームと呼ばれるものがおもちゃメーカーから発売されていましたが、簡単に言えばランプの点滅を利用したゲーム機で当然ポケットに納まる代物ではなかった。
ゲーム&ウオッチは当時任天堂開発第一部の故 横井軍平さんによって考案されました。横井さんはその後ゲームボーイの開発を陣頭指揮されました。(ゲームボーイソフト「カードヒーロー」は任天堂ゲーム機での最後の横井さんの考案したソフトになりました。)
ゲーム&ウオッチはなんと電卓と同じコンピュータで動いているというが、初期のファミコンゲームと同じくらい熱中してしまった記憶があります。「単純だけどハマってしまう」。
このほど、任天堂のユーザー向けプログラム「クラブニンテンドー」のプラチナ会員向けに配られる年度記念品にゲーム&ウォッチの第1号作品「ボール」が復刻されることになりました。※クラブニンテンドーとは、任天堂ゲーム機の本体あるいはソフト(他社製ソフトも含む)に同封されているシリアルナンバーを専用サイトから登録することでポイントが貯まるユーザー向けコンテンツで、毎年10月1日を起点に集計され、1年間の購入ポイントおよび購入後アンケートのポイントの合計によってブロンズ・ゴールド・プラチナのランクが称号として発行される。9月30日時点でランクポイントは集計・リセットされる。集計時点でゴールド・プラチナだった会員には年末以降にそれぞれ感謝の記念品が贈られている。
2009年度のプラチナ会員向けが復刻版ゲーム&ウォッチ「ボール」です。
復刻の経緯については下記 任天堂サイトの「社長が訊く」のコーナーで語られている。
http://www.nintendo.co.jp/n10/interview/game_and_watch/vol1/index.html
これまで、ゲーム&ウォッチの復刻といえばゲームボーイアドバンスソフトやDS用ソフトでの画面上での復刻でしたが、今回はそのものの復刻とあって、部品作りからとゼロの状態から復刻されたとあって、まさに任天堂信者(笑)にとって涙物の記念品となりました。