パルサーシリーズ最新作
先日はSANKYO社のパワフルシリーズについて書きましたが、本日は、もうひとつお気に入りのメーカー山佐さんについて書きます。山佐といえばやはり同社のイメージキャラクターになっている「カエル」のパルサーシリーズです。そもそもパルサーシリーズの火付け役は2号機時代の「ビッグパルサー」。当時はまだカエルさんは起用されていませんでしたが、多彩なリーチ目でボーナスを告知するという山佐独自のリール制御で人気がありました。3号機時代はパルサーではなくもうひとつの代表作「スーパープラネット」。4号機時代に入って同社の4号機最初の台となったのがカエルくんの登場する「ニューパルサー」であります。4号機になって完全告知が可能となり他社からはフラッシュ機能などで告知する台が登場する中、山佐はあえてリーチ目で勝負。キャラクターの良さや、他社と違いアミューズメントゲーム業界ですでに採用されていたFM音源を採用しサウンドの良さも人気を呼んだ。その後、パルサーシリーズは数多く作られてきました。特にニューパルサーはマイナーチェンジを繰り返し4号機時代最後までホールの定番になっていました。4号機終盤ころは大量獲得タイプの台頭でパルサーシリーズに元気がありませんでした。大量獲得タイプの最後にはストックタイプの代表作「キングパルサー」をベースに「ジャイアントパルサー」を投入したが、すでに4号機の規制がされはじめていたため設置期間は短命でありました。5号機に入って、時代の波に流されてか他社同様アニメなどのキャラクターものに力を入れることになって私としてはあまりうれしくありませんでした。もともと山佐といえばオリジナリティの高い台を常に創造してきただけに非常に残念に思えたからです。ニューパルサーを苦し紛れに作り変えた「ニューパルサーV」なんですが・・・もともとのニューパルサーのリーチ目を生かそうとしたため4号機の基準で作られたリール配列が5号機の基準に合わなかったのか第4リールというめんどくさいものを付け加えてきた(^^;;。リーチ目を再現するといいつつ第4リールの停止でボーナス以外の子役はそのリールだけで確定してしまうので実際には4号機時代のリーチ目が突き崩されるパターンが存在してしまったのではないかと感じています。さてさて、明日から導入が開始される最新台「ケロット」なんですが、筐体はジャイアントパルサーのリサイクル?のようです。リール配列もジャイアントパルサーの配列に似ている様な気がします。特徴はオレンジが揃うことで発生する4回転のプチRTのようで、ビスティ社のエヴァシリーズにあるアスカチャンスに似た数回転のボーナス期待度の高いモード?でしょう。あとは、4号機「タイムクロス」であった液晶画面の演出パターンで、「ステージ移行」と特定キャラクターの登場でボーナス確定というものがあります。タイムクロス同様ステージが3つあり、通常は一定の法則でステージ移行がされているが、その法則が崩れるとボーナスチャンスとなる。また、タイムクロスではウィンちゃんを発見するとボーナス確定となりましたが、この台ではピンク色のカエル「ケロルン」が出てくればボーナス確定となるようです。そういや「ケロット」って確かニューパルシリーズのカエルくんの名前だったような気がしましたが・・・。タイムクロスのときは博士がウィンちゃんを探すストーリーでしたが、今回の台はケロット(カエルくん)が恋人?ケロルンを探す旅にでるというストーリーなのでしょうか???。とにのもかくにも5号機で苦し紛れにRTやART機能で出玉に変化を付け加えようとしている最近のくだらない台に比べたらシンプルに遊べるのではないかと感じています。まだ実際に打ったことがないのでなんともいえませんが楽しく遊べることをかなり期待しています、近いうちに打てたらまた報告しますね。