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テーマ:今日どんな本をよみましたか?
カテゴリ:本
クリスティー文庫は全部で何冊あるのだろう。
たくさんある、ということしか今のところわからないが、「アクロイド殺し」の背表紙には「3番」が振られている。出版は1926年(昭和元年)。 ![]() 1920年代のイギリスがどんな雰囲気だったのか、イメージはなかなかわかないけど、とりあえず英国の田舎町のような風景を思い浮かべながら読み進んだ。 すると、主に英国人の登場人物たちが麻雀に興じる場面が出てきて少々驚いた。 植民地としてイギリスが世界の各地を支配する中で、中国の文化もイギリスに、しかもロンドンだけではなくてイギリスの隅々まで流れ込んでいた、ということなのだろう。会話の中で「上海倶楽部」という言葉も出てくるが、これはきっと上海で西洋人だけが立ち入りを許された社交クラブのようなものではないか、と推測してみた。 もうひとつ、今回の事件の語り部、ジェームス・シェパード医師の家で、ポアロが男と女について静かに語り始めた場面が印象的だった。一部を抜き出すと… 「どれだけ多くの夫が妻を裏切りながらも、秘密を胸に抱えたまま安らかに墓に入っていったでしょう。どれだけ多くの妻が夫を裏切り、その事実を夫の面前に突きつけて、二人の人生を破壊させたでしょう。女たちは(中略)ひとときの自己満足とともに真実を告白するのです。」(第17章 パーカー) 深い…と思ったし、この頃のどんな体験がアガサ・クリスティーにこの一文を書かせたのだろうか、と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 16, 2026 12:00:12 AM
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