カテゴリ:外国の記憶
![]() 2008年12月31日は朝からマジックキングダムへ行きました。 クリスマスが終わっても、ホリデイシーズン中は、パーク内のデコレーションはクリスマス。そしてパレードもサンタさん、ということらしいです。 昼食は コミック・レイズ・スターライト・カフェへ。相変わらずバーガー類中心のファストフードレストラン。アメリカでは時間節約型の食生活が続きます。 いつものように、レジに並んで、チキン・ハンバーガーのセットをオーダーして、レジ奥のカウンターでハンバーガーとフライド・ポテトとコーヒーを受け取って、そして、いつものようにカウンター脇でフライドポテト用のケチャップを取っていたら、近くで「バチャッ」という不吉な音が… 台の上に私が置いたトレイから、コーヒーがたっぷり入ったカップが床に落下していたのでした。 床一面コーヒーだらけ。込み合う店内は、そこだけ広々… かなりあせりましたが、気を取り直して、少し離れたところにいたスタッフのお兄さんに 「申し訳ない。ひっくり返しちゃいました。」 と告白したら、お兄さんはかなり大げさなジェスチャーで 「ワーォ!なんてこったい。コーヒーだね。よっしゃまかせとけぃ!」 とか言いながら、別の女性スタッフと一緒に、掃除にとりかかってくれました。 助かったー! と思っていたら、今度は後ろから別のスタッフの声が。 「(コーヒーは)レギュラーかい、カフェイン抜きかい?」 申し訳なさそうに 「レギュラーでした…」 と答えると、おじさんは、新しいレギュラーコーヒーを持ってきて、私のトレイにポンと置いてくれたのでした。 この手の風景は、日本でも、ドトールなどのセルフのお店でときどき見かけますが、この時のスタッフさんは、みんな楽しそうで、堂々としていて、処理が終わったら散り散りにそれぞれの持ち場に消え去ってしまって、そのあたりがとても印象的でした。 迷惑をかけてしまったなぁと思いつつ、感謝の気持ちと、なぜか楽しい気分にも満たされながら、固唾を呑んで成り行きを見つめていた家族のいるテーブルに向かったのでした。 スタッフの皆さん、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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June 6, 2024 10:05:23 PM
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