346333 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Greeting Cards from.....

Greeting Cards from.....

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
September 21, 2024
XML
カテゴリ:映画


この女、何者?


脚本・監督 三谷幸喜
主演 長澤まさみ

9月13日公開の映画「スオミの話をしよう」を観た。
雨の週末、映画館は賑わっていた。

映画を観るといつも、それがどんな映画であっても、監督さんが映画に込めた思いや、映画を通じて伝えたいメッセージを僕は探ろうとしてしまう。
だけど、この映画「スオミの話をしよう」の場合、おそらく何か深いメッセージが込められているわけではなくて、三谷幸喜監督はただひたすら僕たち観客を楽しませようとこの映画を作ったに違いない、と、観終わった時に思った。言い換えると「思い切り楽しませること」がこの映画のメッセージ。

そもそも、三谷さんは何かを真剣に探るような映画の見方を僕たち観客に求めているわけでもなくて、2時間たっぷり、日常のあれやこれやを忘れて楽しみまくって欲しい、そう思っているに違いない。そんなことを出演しているビッグな役者の皆さんの姿からも感じた。

その昔、チャップリンは彼の映画に鋭い風刺や政治的メッセージを思い切り込めていたけど、コメディ映画は本来、三谷幸喜流でも全然良いのだろうと思った。

この映画、屋外のシーンはほとんどなくて、劇場で演劇を鑑賞しているような気分にもなった。

以前、小劇場に入った時の記憶を手繰ると、それは監督さんの頭の中が無秩序に舞台で表現されているような作品で、初っ端からまったくストーリーが追えず、終始理解が追い付かなかった。なのに終演時、周囲の観客たちがこぞって感激してる風に拍手喝采をしていたのが不思議で仕方がなかった。

幸い、「スオミの話をしよう」はストーリーに置き去りにされる心配をまったくせずに楽しめた。それでありながら、まさに三谷幸喜監督の頭の中を覗いているような時を過ごした。
三谷幸喜ワールド全開。
週末にふさわしい、楽しい映画だった。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  November 3, 2024 07:00:35 PM
コメント(0) | コメントを書く


PR

Recent Posts

Archives

Headline News

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Palacio1988

Palacio1988


© Rakuten Group, Inc.
X